クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018/7/15 炎の天使

2018年7月15日 エクサン・プロヴァンス音楽祭 プロヴァンス大劇場 プロコフィエフ 炎の天使 指揮 大野和士 演出 マリウシュ・トレリンスキー 管弦楽 パリ管弦楽団 アウシュリネ・ストゥンディーテ(レナータ)、スコット・ヘンドリックス(ルプレヒト…

2018/7/15 アヴィニョン

エクサン・プロヴァンスを訪れるのなら、エクスカーションとして、ついでにアルルやアヴィニョンにも足を延ばしてみるといい・・。 音楽祭に関連した開催都市の紹介記事などを読むと、よくそのように書いてある。 特にアヴィニョンでは、エクサン・プロヴァ…

2018/7/14 ナクソス島のアリアドネ

2018年7月14日 エクサン・プロヴァンス音楽祭 アルシュヴェシェ劇場 R・シュトラウス ナクソス島のアリアドネ 指揮 マルク・アルブレヒト 演出 ケイティ・ミッチェル 管弦楽 パリ管弦楽団 リーセ・ダヴィッドセン(アリアドネ)、エリック・カトラー…

2018/7/14 エクサン・プロヴァンス

初めてトルコ航空を利用した。 このフライトの利点というのは、確実に存在する。 まず、基本的に安いこと。 それから、利便性の高い夜便があること。(仕事をした後に空港に向かうことが出来、欧州には午前に到着するため、行動が広がる。) デメリットとし…

Vive la France!

フランス、決勝進出おめでとう。 前回の記事にも書いたけど、決勝戦はフランスの地でテレビ観戦する。 午後5時キックオフ。オペラの開演は午後7時半なので、90分間で決着が付けば、試合を見届けてからでも公演に間に合う。 もし、フランスが優勝でもした…

今年の夏旅行

今年の夏のバカンスは、エクサンプロヴァンス、ミュンヘン、そしてイスタンブールである。 といっても、現地滞在たったの4日なので、相変わらず慌ただしく、優雅な夏休みと言うには程遠い。 7月14日(土) エクサンプロヴァンス音楽祭1 R・シュトラウ…

ワールドカップもいよいよ佳境

7月に入って、コンサート、オペラ等の鑑賞は未だ一つもなし。ということで、クラシック音楽の話題は何もなし。 なので、やっぱりワールドカップについて記事を書きます。 今大会、好ゲームが多いなという気がする。 「ワールドカップが始まった」の記事で、…

マーラー 交響曲第2番、第3番

6月28日(木)に読響で第2番復活(指揮:C・マイスター)、翌日29日(金)にバンベルク響で第3番(指揮:J・フルシャ)を続けて聴いた。 いつもならそれぞれの鑑賞記を書くところだが、少し趣向を変えて、両作品について、というより私の両作品への…

2018/6/24 バーリ歌劇場

2018年6月24日 バーリ歌劇場(テアトロ・ペトルッツェッリ) 東京文化会館 ヴェルディ イル・トロヴァトーレ 指揮 ジャンパオロ・ビサンティ 演出 ジョセフ・フランコニ・リー フランチェスコ・メーリ(マンリーコ)、スヴェトラ・ヴァシレヴァ(レオ…

ロジェストヴェンスキー

旧ソ連の指揮者でムラヴィンスキーやスヴェトラーノフといった怖そうな人とは違い、人懐っこい顔で親近感があったロジェヴェンさん。タクトを下ろすと、ロジャー・ノリントンみたいに「こんな感じですけど、どんなもんでっしゃろ?」と客席に笑顔を振りまき…

2018/6/19 読響

2018年6月19日 読売日本交響楽団 サントリーホール 指揮 コルネリウス・マイスター R・シュトラウス ドン・キホーテ、「カプリッチョ」より前奏曲と月光の音楽、「影のない女」による交響的幻想曲 前半のドン・キホーテが素晴らしい演奏だった。指揮…

ワールドカップが始まった

開幕してからまだ3日しか経っていないが、早くもスペイン、ポルトガル、フランス、アルゼンチン、クロアチアといった強豪が次から次へと登場してくるのを見ると、「あー、ワールドカップだ」と実感する。 自分が駅のホームに佇んでいると、そのホームに豪華…

2018/6/12 ロシア・ナショナル管

2018年6月12日 ロシア・ナショナル管弦楽団 サントリーホール 指揮 ミハイル・プレトニョフ 合唱 新国立劇場合唱団 木嶋真優(ヴァイオリン) チャイコフスキー 憂鬱なセレナーデ、イオランタ(コンサート形式上演) アナスタシア・モスクヴィナ(イ…

クリーヴランド管弦楽団 プロメテウス・プロジェクトより

ベートーヴェン 「プロメテウス・プロジェクト」 クリーヴランド管弦楽団 サントリーホール 指揮 フランツ・ウェルザー・メスト 合唱 新国立劇場合唱団 ローラ・アイキン(ソプラノ)、ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)、ノルベルト・エルンス…

2018/6/2 新国立 フィデリオ

2018年6月2日 新国立劇場 ベートーヴェン フィデリオ 指揮 飯守泰次郎 演出 カタリーナ・ワーグナー 管弦楽 東京交響楽団 ステファン・グールド(フロレスタン)、リカルダ・メルベート(レオノーレ)、ミヒャエル・クプファー・ラデツキー(ドン・ピ…

2018/6/1 東京フィル

2018年6月1日 東京フィルハーモニー交響楽団 東京オペラシティコンサートホール 指揮 アンドレア・バッティストーニ パヴェル・ベルマン(ヴァイオリン) ボロディン イーゴリ公より だったん人の踊り ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番、…

2018/5/23 N響B定期

2018年5月23日 NHK交響楽団 B定期演奏会 サントリーホール 指揮 パーヴォ・ヤルヴィ ストラヴィンスキー ミューズの神を率いるアポロ、カルタ遊び、3楽章の交響曲 こういうプログラム、最高。大好き。待ってましたって感じ。こういうのをやって…

現代演出、読替演出に思うこと

現代演出、読替演出の問題については、これまでも何度となくこのブログで書いてきているのだが、今回また改めて。 リヒャルト・ワーグナーの曾孫にして現バイロイト音楽祭総監督カタリーナ・ワーグナーが演出した新国立劇場のフィデリオは、聴衆がベートーヴ…

2018/5/19 二期会ニューウェーブ アルチーナ

2018年5月19日 二期会(ニューウェーブオペラ) めぐろパーシモンホール ヘンデル アルチーナ 指揮 鈴木秀美 演出 エヴァ・ブッフマン 管弦楽 ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ 合唱 二期会合唱団 梶田真由(アルチーナ)、花房英…

2018/5/4 ローエングリン

2018年5月4日 王立モネ劇場 ワーグナー ローエングリン 指揮 アラン・アルティノグリュ 演出 オリヴィエ・ピー エリック・カトラー(ローエングリン)、インゲラ・ブリンベリ(エルザ)、ガボール・ブレツ(ハインリッヒ)、アンドリュー・フォスター…

2018/5/4 ブリュッセル

午前中にアムステルダムから移動し、お昼の少し前くらいにブリュッセル到着。 何度も訪れているので、市内観光名所は見尽くしている。何をして過ごすか、かなり迷った。 ブリュッセル(ベルギー)の名物と言えば、チョコレート、ムール貝料理、ワッフル、そ…

2018/5/3 コンセルトヘボウ管

2018年5月3日 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンセルトヘボウ 指揮 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン ブルックナー 交響曲第8番 期待を下回った演奏。残念、本当に残念。 まあなあー、期待がデカかったもんなあ。 だってさあ、天下のコンヘボだぜ…

2018/5/10 東京フィル フィデリオ

2018年5月10日 東京フィルハーモニー交響楽団 東京オペラシティコンサートホール ベートーヴェン フィデリオ(コンサート形式上演) 指揮 チョン・ミョンフン 合唱 東京オペラシンガーズ ペーター・ザイフェルト(フロレスタン)、マヌエラ・ウール(…

2018/5/3 キューケンホフ

午前9時頃。アムステルダム中央駅の近くに、一台の大型観光バスが停車していた。乗っていたのは全員日本人。大手旅行会社が主催した団体観光客だ。 窓にツアー名が日本語で書かれた看板が掲げられている。 「春爛漫! オランダ・ベルギー8日間」 オランダ…

2018/5/2 グレの歌

2018年5月2日 オランダ国立オペラ シェーンベルク グレの歌 指揮 マルク・アルブレヒト 管弦楽 ネザーランド・フィルハーモニックオーケストラ 演出 ピエール・オーディ ブルクハルト・フリッツ(ヴァルデマール王)、キャサリン・ネーグルシュタッド…

2018/5/2 ブルージュ、アムステルダム

ブルージュ二日目。 前日のリベンジで、もう一度鐘楼を訪れた。 登ってみて、ようやくわかった。どうして長蛇の列になってしまい、しかもその列がなかなか動かないのか。 テラスまでの階段が非常に狭く、昇降の際にすれ違うのも大変。しかも、テラスのスペー…

2018/5/1 ブルージュ1

ブルージュに移動した。ヘントから電車で30分。 天気は晴れ。相変わらず寒いのが難点だが・・・。 奇跡の街ブルージュ。街全体が世界遺産。欧州を代表する古都。北のヴェネツィア。屋根のない中世美術館・・。この街を褒め讃えるキャッチフレーズはいくら…

2018/4/30 ヘント(ゲント)

4月30日と5月1日の二日間は、オペラもコンサートも鑑賞せず、観光に専念する日に決めていた。 一体どうしたのかって? まあはっきり言っちゃうとさ、5月1日に「観たい聴きたい」という公演がなかったんだ。この日はメーデー祝日で、そもそも公演をや…

2018/4/29 ゲヴァントハウス管

2018年4月29日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ケルン・フィルハーモニーホール 指揮 アンドリス・ネルソンス チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴 足早にオペラの会場を後にしたのは、ダブルヘッダー、ハシゴだったからだ。 オペラの終演が…

2018/4/29 兵士たち(軍人たち)

2018年4月29日 ケルン歌劇場 ツィンマーマン 兵士たち(軍人たち) 指揮 フランソワ・グサヴィエ・ロト 演出 カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デル・バウス) フランク・ファン・ホーヴェ(ヴェーゼナー)、エミリー・ヒンドリックス(マリー)、ニ…