クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2020/2/24 アンネ・ゾフィー・ムター リサイタル

2020年2月24日 アンネ・ゾフィー・ムター ヴァイオリン・リサイタル サントリーホールアンネ・ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ランバート・オルキス(ピアノ)ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第4番、第5番「春」、第9番「クロイツェル」 …

アンネ・ゾフィー・ムター

アンネ・ゾフィー・ムターが来日中だ。私も明日、リサイタルに行く予定である。いいタイミングなので、彼女の思い出について書いてみたい。 私はムターと同世代だ。自分の人生におけるクラシック音楽の愛好歴と、彼女の世界的活躍歴は、ほぼ重なる。だから、…

2020/2/9 ヴォツェック

2020年2月9日 チューリッヒ歌劇場ベルク ヴォツェック指揮 ハルトムート・ヘンヒェン演出 アンドレアス・ホモキクリスティアン・ゲアハーヘル(ヴォツェック)、ダニエル・ブレンナ(鼓手長)、イアイン・ミルネ(大尉)、イェンス・ラルセン(医者)…

2020/2/9 フィデリオ

2020年2月9日 チューリッヒ歌劇場ベートーヴェン フィデリオ指揮 マルクス・ポシュナー演出 アンドレアス・ホモキオリヴァー・ヴィドマー(ドン・フェルナンド)、ヴォルフガング・コッホ(ドン・ピツァロ)、アンドレアス・シャーガー(フロレスタン…

ミレッラ・フレーニ

旅行中、いくつか訃報が入ってきた。ネッロ・サンティ、ミレッラ・フレーニ。クラシック関連じゃないけど野村克也さんも・・。サンティはチューリッヒで亡くなったそうだ。ここの歌劇場との繋がりは深い。劇場チケットオフィスの窓口に、写真と共に彼の訃報…

2020/2/10 魔の試練 その2

続き。 足止めを食らったスイス・バーゼル駅で、必死に考えを巡らした結果、まず決めたこと。それは、ドレスデン行きを取り止めることだった。 帰国のフライトは、ドレスデンからフランクフルト経由の羽田行きとなっている。なので、本来なら、オペラが観ら…

2020/2/10 魔の試練 その1

チューリッヒのオペラの鑑賞記を後回しにして、嵐に振り回された悪戦苦闘の物語を先に書きます。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 長い長い一日は、ホテルのフロント担当者の忠告から始まった。まだ夜が明けていない午前5時。チェックアウト手続きが終了し、バッグを…

2020/2/9 チューリッヒ2

国際サッカー連盟FIFAの本部が、ここチューリッヒにある。5年前、そのFIFA本部を訪ねたことがあったが、残念ながら建物の中に立ち入ることができなかった。(展示スペースがあるロビーには誰でも入ることが出来るという情報だったのだが・・)そう…

文字どおり、嵐に

今回、事前の予告もなく、いきなり「チューリッヒにやってきた」と旅行記を開始してしまったが、予定していた鑑賞スケジュールは以下のとおりだった。 2月 8日 チューリッヒグルック「トーリードのイフィジェニー」 2月 9日 チューリッヒベートーヴェン…

2020/2/8 トーリードのイフィジェニー

2020年2月8日 チューリッヒ歌劇場グルック トーリードのイフィジェニー指揮 ジャンルカ・カプアーノ管弦楽 ラ・シンティッラ管弦楽団演出 アンドレアス・ホモキチェチーリア・バルトリ(イフィジェニー)、ステファーヌ・デグー(オレスト)、フレデリ…

2020/2/8 チューリッヒ1

チューリッヒにやってきた。真冬のスイスだというのに、結構暖かい。この日の最高気温は10度であった。過去に冬季に訪れた時、最高気温がマイナス8度、街全体が完全に凍っていたり、雪で真っ白だったり、ということがあったので、拍子抜けだ。やっぱり温暖化…

2020/2/3 都響

2020年2月3日 東京都交響楽団 東京文化会館指揮 フランソワ・グサヴィエ・ロト合唱 栗友会合唱団ラモー 優雅なインドの国々組曲ルベル バレエ音楽 四大元素ラヴェル バレエ音楽 ダフニスとクロエ全曲 フランソワ・グサヴィエ・ロト。ちょっと冴えない…

新型コロナウィルスの影響

新型肺炎コロナウィルス騒動は、だんだんと「他人事」「対岸の火事」ではなくなってきている。ボストン交響楽団が、今月に予定していた東アジアツアーの中止を決定した。今回はたまたまそのツアー行程に日本が組み込まれていなかったので影響はなかったが、…