クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

Vive la France!

フランス、決勝進出おめでとう。
前回の記事にも書いたけど、決勝戦はフランスの地でテレビ観戦する。
午後5時キックオフ。オペラの開演は午後7時半なので、90分間で決着が付けば、試合を見届けてからでも公演に間に合う。
 
もし、フランスが優勝でもしたら、パリ市内はもちろん、フランス全土で大祝賀のお祭り騒ぎが展開されるだろう。歌い、騒ぎ、車のクラクションが鳴り響き、花火が上がる。それはエクサンプロヴァンス市内でも同じに違いない。
もしかしたら、そうしたお祭り騒ぎを体験できるかもしれない。これは絶好の機会かもしれないぞ。
 
一方で、私は一抹の不安を覚える。
もし90分で決着がつかなかったら・・・。延長でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだら・・・。
オペラの開始時間が遅れるという事態が起こるのではないか!?
 
もしフランスが優勝したら、すべてがぶっ飛んでしまって、「もう公演なんかやってられっか!」となって、急遽中止なんてことになりやしないか!?
 
こんなこと日本では絶対にあり得ないことだが、欧州と南米においては、ワールドカップ大会で優勝することがどれほど凄いことか。どれほどとんでもないことか。
事実、決勝進出を決めたクロアチアでは、急遽お店が休業になったり、映画館の上映や劇場の公演が中止になったらしい。
どうしてそれがフランスに起こらないと断言できるのか。
やつらは基本的にいい加減なラテン民族なんだぞ。
とにかく、日本人にはまったく理解不能なことなのだ。
 
かと言って、負けたら負けたで、「あーあ」のがっかり喪失感で、演奏に全然やる気が感じられなかったりして(笑)。
 
まあとにかく、勝っても負けても、公演はちゃんとやってください。演奏はちゃんとやってください。
お願いだから。
多少の開演時間の遅れは許します(笑)。