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2018/5/23 N響B定期

2018年5月23日   NHK交響楽団 B定期演奏会   サントリーホール
ストラヴィンスキー  ミューズの神を率いるアポロ、カルタ遊び、3楽章の交響曲
 
 
こういうプログラム、最高。大好き。待ってましたって感じ。こういうのをやってほしいんだよ、僕ちゃんは。
 
昨年9月にやっぱりヤルヴィさんがN響バルトークのみのプロをやってくれて、その時も私、まったく同じセリフ吐きました。さすがヤルヴィ、やってくれるねぇヤルヴィ。
 
これらの作品は新古典主義というカテゴリーで括るらしいが、一緒くたにする必要なんかないと思う。書法が微妙に違うし、それぞれに独特の魅力、味わいがある。
 
ミューズの神を率いるアポロ、N響の弦アンサンブルの美しさにゾクゾクした。
カルタ遊びは情景描写が秀逸で、響きも洗練され、精妙だった。
3楽章シンフォニーは「新古典」なんて言葉で表すのはおかしいくらい斬新かつ尖鋭だった。
 
ということで、N響の演奏は素晴らしかったと思う。
 
ただし、一つだけ注文がある。

頼むからさあ、もうちょっと楽しそうに、弾けるように演奏してくれんかのう。
音はいいんだけど、見ていてなんかつまらなそうなんだよね。
実際どうなのよ?つまんないの? 
そんなことないよね。面白い曲だよね。ね?