指揮 パーヴォ・ヤルヴィ
こういうプログラム、最高。大好き。待ってましたって感じ。こういうのをやってほしいんだよ、僕ちゃんは。
これらの作品は新古典主義というカテゴリーで括るらしいが、一緒くたにする必要なんかないと思う。書法が微妙に違うし、それぞれに独特の魅力、味わいがある。
ミューズの神を率いるアポロ、N響の弦アンサンブルの美しさにゾクゾクした。
カルタ遊びは情景描写が秀逸で、響きも洗練され、精妙だった。
3楽章シンフォニーは「新古典」なんて言葉で表すのはおかしいくらい斬新かつ尖鋭だった。
ということで、N響の演奏は素晴らしかったと思う。
ただし、一つだけ注文がある。
頼むからさあ、もうちょっと楽しそうに、弾けるように演奏してくれんかのう。
音はいいんだけど、見ていてなんかつまらなそうなんだよね。
実際どうなのよ?つまんないの?
そんなことないよね。面白い曲だよね。ね?