クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018/10/7 パルマ

この日は一日パルマ市内観光。朝から天気が良く、気持ちがいい。 主な観光ポイントを写真で御紹介。 大聖堂。隣りにある洗礼堂と併せて、一見の価値あり。 パルマ王立劇場。 ピロッタ宮殿。 考古学博物館、国立絵画館、そして歴史遺産的な価値が高いファルネ…

2018/10/6 アッティラ

2018年10月6日 パルマ王立劇場(テアトロ・レージョ)(パルマ・ヴェルディ音楽祭) ヴェルディ アッティラ 指揮 ジャンルイジ・ジェルメッティ 演出 アンドレア・デ・ローサ リッカルド・ザネッラート(アッティラ)、ウラディーミル・ストヤノフ(…

2018/10/6 ブッセート2

ブッセート二日目。この日はパルマに移動するが、その前にもう少しこの愛しの街を探索しよう。 バレッツィ邸博物館。 ダイヤの原石を見抜き、若きヴェルディの才能をさらに磨かせるため、彼をブッセートに連れてきた大スポンサー。そして、ヴェルディが最初…

2018/10/5 一日だけの王様

2018年10月5日 ヴェルディ劇場(パルマ・ヴェルディ音楽祭) ブッセート ヴェルディ 一日だけの王様 指揮 フランチェスコ・パスクアレッティ 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 原演出 ピエール・ルイジ・ピッツィ 再演出 マッシモ・ガスパロン ミ…

2018/10/5 ブッセート

前回(2003年)ブッセートを訪れた際の交通手段は、レンタカーだった。 今回、どうやって行こうかと思案した。 電車で行くことは出来る。 ただし、田舎なので、幹線からローカル線に乗り換える必要がある。本数は少なく、時刻表を調べたが、効率的とは言…

更新ちょっと遅れます

イタリア旅行記、現地からの報告更新をしようと思っていましたが、パルマでのホテルのWifi接続にトラブルが発生し、うまくいきません。 次回のアップ、もう少しお待ちください。

2018/10/4 東京フィル、そして出発

ただ今、イタリア方面へ旅行中。 それにしても、二週続けての台風の進路については、結構気をもんだ。とりあえずタイミングが外れてよかったが、運が良かったとしかようが言いようがない。 私は過去に台風が関東を直撃し、フライトが大幅に変更になってしま…

2018/10/1 N響(NHK音楽祭)

2018年10月1日 NHK交響楽団(NHK音楽祭) NHKホール 指揮 パーヴォ・ヤルヴィ 合唱 新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団 オリガ・ペレチャッコ・マリオッティ(ソプラノ)、マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(カウンター・テナー)、…

威風堂々

ロンドンの夏の風物詩、BBCプロムスの最終日を飾るとっておきの作品、エルガーの威風堂々。 全部で6曲あるらしいが、一番有名なのは第1番。誰でも知ってる名曲だ。イギリスでは第二国歌的な扱いになっていると言われる。 この威風堂々、タイトルを英語…

2018/9/27 ロンドン響2

2018年9月27日 ロンドン交響楽団(NHK音楽祭) NHKホール 指揮 サイモン・ラトル ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン) ラヴェル マ・メール・ロワ シマノフスキ ヴァイオリン協奏曲 ヤナーチェク シンフォニエッタ ラトルがベルリン・フィル…

2018/9/25 ロンドン響1

2018年9月25日 ロンドン交響楽団 サントリーホール 指揮 サイモン・ラトル グライム 織り成された空間 マーラー 交響曲第9番 現代音楽が苦手な私には、はっきり言って前半のような曲はいらない。「早く終わんねえかなー」と思いながら聴いていた。2…

大坂なおみフィーバーと国籍問題について

フィーバーって、ひょっとして死語? まだある?(笑) すまん、オジサンなもので。 なんだったら、現象という言葉でもブームでもいい。 USオープンで優勝してから、日本で一躍時の人となり、周囲の加熱ぶりがすごい。 なぜすごいかというと、「日本人初!…

2018/9/21 N響C定期

2018年9月21日 NHK交響楽団C定期演奏会 NHKホール 指揮 パーヴォ・ヤルヴィ 男声合唱 エストニア国立男声合唱団 ヨハンナ・ルサネン(ソプラノ)、ヴィッレ・ルサネン(バリトン) シベリウス レンミンカイネンの歌、サンデルス、交響詩フィン…

2018/9/16 ローマ歌劇場 マノン・レスコー

2018年9月16日 ローマ歌劇場 神奈川県民ホール プッチーニ マノン・レスコー 指揮 ドナート・レンツェッティ 演出 キアラ・ムーティ クリスティーネ・オポライス(マノン)、アレッサンドロ・ルオンゴ(レスコー)、グレゴリー・クンデ(デ・グリュー…

2018/9/15 ローマ歌劇場 椿姫

2018年9月15日 ローマ歌劇場 東京文化会館 ヴェルディ 椿姫 指揮 ヤデル・ビニャミーニ 演出 ソフィア・コッポラ フランチェスカ・ドット(ヴィオレッタ)、エリカ・ベレッティ(フローラ)、アントニオ・ポーリ(アルフレード)、アンブロージョ・マ…

ローマ歌劇場の期待

いや、期待なんてタイトルつけちゃったけどさ。「ほんと毎度こればっかし、ばっかじゃねえの!」の椿姫には、ワクワク感がほとんどない。 でもまあ、行きますけど・・・。すみません。 ワクワク感がないのは、マンネリの風潮にうんざりしているからで、音楽…

2018/9/8 二期会 三部作

2018年9月8日 二期会 新国立劇場オペラパレス プッチーニ 三部作「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」 指揮 ベルトラン・ド・ビリー 演出 ダミアーノ・ミキエレット 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 上江隼人(ミケーレ、ジャン…

ヴェルディの聖地への道

前回の記事で、「100番目の劇場」としてイタリアのブッセート・ヴェルディ劇場が予定されている、と書いた。 ヴェルディの故郷であるブッセートでヴェルディのオペラを鑑賞するのは特別な機会であり、今からとても待ち遠しい。 ということで、ヴェルディ…

100制覇に王手

別に最初からそれを目指していたわけじゃない。 足繁く欧州の劇場に出かけるようになってから、「ひょっとしたら、いつか達成するんじゃないか?」「それが出来たら、一つの『区切り』になるんじゃないか?」と思うようになった。「もしかしたら、自分の人生…

ベルリン・フィルを通じて見る指揮者の群像

ベルリン・フィルの新シーズンプログラムを眺め、そこに招聘されている指揮者の陣容を見て、思う。 彼らが今現在、クラシック音楽界を牽引する指揮者たちであり、注目していくべき「顔」なのだな、と。 ヤンソンスやバレンボイム、ブロムシュテットといった…

ミュンヘンの新ホール

2021年、ミュンヘンに新しいコンサートホールが出来るそうだ。バイエル放送交響楽団の本拠地になるとのこと。場所はオスト(東)駅のすぐ近く。 現在の本拠地ヘラクレスザールには何度か聴きに行っているが、伝統を感じさせる荘厳なホールだ。音響も決し…

バーンスタインの「トリスタンとイゾルデ」

1980年代前半、バーンスタインが当時望み得る最強のキャストP・ホフマン、H・ベーレンスらと組み、ミュンヘン・ヘラクレスザールで演奏された「トリスタンとイゾルデ」コンサート形式公演のライブ収録は、その音源がCD化されると、直ちに評判を呼ん…

2018/8/5 都響(フェスタサマーミューザ)

2018年8月5日 東京都交響楽団(フェスタサマーミューザ) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮 マルク・ミンコフスキ 児童合唱 TOKYO FM少年合唱団 チャイコフスキー バレエ音楽くるみ割り人形 いいコンサートだったと思う。猛暑が続く中、一…

2018/8/1 OEK ペレアスとメリザンド

2018年8月1日 オーケストラ・アンサンブル金沢 東京特別公演 東京オペラシティコンサートホール ドビュッシー ペレアスとメリザンド(セミ・ステージ形式上演) 指揮 マルク・ミンコフスキ 管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢 演出 フィリップ・ベ…

2018/7/29 ミュージカル「エビータ」

2018年7月29日 ミュージカル エビータ 東急シアターオーブ コテコテのクラシック音楽ファンである私ですが、ミュージカル観ます。ミュージカル好きです。 「高尚なクラシックに比べ、ミュージカルは低俗」なんて思っている人、いませんか? それ多分…

2018/7/17 イスタンブール

ミュンヘンからイスタンブールを経由する成田への帰国便。そのイスタンブール発のフライトは、なんと午前1時40分出発である。イスタンブールのアタテュルク国際空港は24時間空港なので、普通に夜中に飛行機が発着しているのだ。 こうしてトルコ航空でヨ…

2018/7/16 プッチーニ 三部作

2018年7月16日 バイエルン州立歌劇場 プッチーニ 三部作(外套、修道女アンジェリカ、ジャンニ・スキッキ) 指揮 キリル・ペトレンコ 演出 ロッテ・デ・ビア 外套:ヴォルフガング・コッホ(ミケーレ)、イ・ヨンフン(ルイージ)、エヴァ・マリア・…

2018/7/16 ミュンヘン

午前11時半、ミュンヘン到着。涼しい!快適! 日中に一番気温が上がっても25度! ん?なに? 日本は38度だって? へー、そりゃどうもお気の毒様(笑)。 実はミュンヘンで、あまり観光する時間がない。 夜のオペラの開演は午後6時。体を休め、整える…

ワールドカップ優勝、現地では

もし優勝したらフランス全土がすごいことになるぞ、お祭り騒ぎを見られるぞ、と密かに期待したら、マジでそうなった。そして、予想どおり、期待どおり、異常な盛り上がりが繰り広げられた。 試合が終了してからすぐに音楽祭の会場へ歩いて向かったのだが、道…

2018/7/21 二期会 魔弾の射手

2018年7月21日 二期会 東京文化会館 ウェーバー 魔弾の射手 指揮 アレホ・ペレス 演出 ペーター・コンヴィチュニー 管弦楽 読売日本交響楽団 大沼徹(オットカール)、米谷毅彦(クーノー)、嘉目真木子(アガーテ)、冨平安希子(エンヒェン)、清水…