クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2020-01-01から1年間の記事一覧

メサイアの慣習

ヘンデルのメサイア演奏をコンサート会場で聴くにあたり、謎の慣習があることをご存知か。それは、第二部の最後、誰もが知っている有名な「ハレルヤ・コーラス」の時、「起立する」というものだ。 立って聴くんだってさ。マジかよ。 なんでもこの曲がロンド…

2020/12/24 バッハ・コレギウム・ジャパン

2020年12月24日 バッハ・コレギウム・ジャパンサントリーホール クリスマスコンサートヘンデル オラトリオ メサイア指揮 鈴木雅明松井亜希(ソプラノ)、青木洋也(カウンターテノール)、櫻田亮(テノール)、加來徹(バス) 公演のタイトルは「聖…

2020/12/23 庄司紗矢香 ヴィキングル・オラフソン デュオリサイタル

2020年12月23日 庄司紗矢香 ヴィキングル・オラフソン デュオリサイタル サントリーホールバッハ ヴァイオリン・ソナタ第5番バルトーク ヴァイオリン・ソナタ第1番プロコフィエフ 5つのメロディブラームス ヴァイオリン・ソナタ第2番 「日本人最…

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番

広島に遠征してフェドセーエフ指揮の広響を聴いてきたのが、10日前のこと。その後、広島ではクラスターが発生し、感染状況が悪化。Go to キャンペーンが全国に先駆けて一時停止というニュースが駆け巡った。演奏会のタイミングとしては、ギリセーフで良か…

2020/12/11 ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル

2020年12月11日 ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル 東京オペラシティコンサートホールベートーヴェン 6つのパガテル、ピアノソナタ第30番、第31番、第32番 この日、午前中いっぱいを広島で過ごした後、新幹線で東京にリターン。自宅に帰…

広島にて

広島の訪問は人生3度目。初めては高校生の時の修学旅行。2回目は20年くらい前に仕事上の全国会議が広島で開催され、それに出席しただけ。観光は一切なし。ということで、実質的に修学旅行以来の2回目。チョー久しぶりなわけだ。 行く前にどんな観光ポイ…

2020/12/10 広響

2020年12月10日 広島交響楽団 広島文化学園HBGホール被爆75年特別定期演奏会指揮 ウラディーミル・フェドセーエフチャイコフスキー 幻想序曲ロメオとジュリエットショスタコーヴィチ 交響曲第5番 はぁー・・・(ため息)。 期待したんだけどな…

2020/12/9 読響

2020年12月9日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 セバスティアン・ヴァイグレ岡田奏(ピアノ)モーツァルト ピアノ協奏曲第25番ブルックナー 交響曲第6番 広島に向かっていますなう。新幹線の中で記事を書いているところ。お弁当食べて、ビ…

2020/12/5 東響

2020年12月5日 東京交響楽団 サントリーホール指揮 鈴木雅明児玉桃(ピアノ)モーツァルト ピアノ協奏曲第21番シューベルト 交響曲第8番 ザ・グレート 本来なら、この公演はミケーレ・マリオッティが振る予定だったんだよな・・。イタリアの俊英マ…

2020/12/4 読響(東京芸術劇場開館30周年記念公演)

2020年12月4日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場指揮 マキシム・パスカル反田恭平(ピアノ)望月京 むすびラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲ドビュッシー 交響詩海ラヴェル ラ・ヴァルス シノーポリとフィルハーモニア管が来日し、マーラー交響曲全曲…

外来演奏家に立ちはだかる壁

コロナの影響で、外来演奏家の来日が困難になっている。最大の障壁が、たとえ入国時審査で陰性であったとしても、その後、二週間の隔離を強いられるというものだ。 ホテルに缶詰にされるというわけだが、これ、かなりキツいと思う。二週間は長い。狭い空間の…

2020/11/28 読響

2020年11月28日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場指揮 井上道義北村陽(チェロ)ハイドン チェロ協奏曲第1番ブルックナー 交響曲第7番 私は「ブルックナーの精神性が・・・」みたいに語り、クナやヴァント、朝比奈隆といった特定の指揮者を崇拝する…

2020/11/23 都響

2020年11月23日 東京都交響楽団 サントリーホール指揮 小泉和裕メンデルスゾーン 交響曲第4番 イタリアチャイコフスキー 交響曲第2番 コロナのためペンディングしていた主催公演について、他のオーケストラが実施方向で元に戻す動きを見せ始めてい…

2020/11/21 新国立 アルマゲドンの夢

2020年11月21日 新国立劇場藤倉大 アルマゲドンの夢(創作委嘱作品、世界初演)指揮 大野和士演出 リディア・シュタイアー管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団ピーター・タンジッツ(クーパー)、セス・カリコ(フォートナム、ジョンソン)、ジェシ…

新国立「アルマゲドンの夢」を観にいく

私は、「新作オペラ」とか「ワールド・プレミエ」とかにほとんど興味がない。だから、これまでそういう公演に、まず行ったことがない。 理由はいくつかある。第一に、新作ということは、つまり現代作曲家の作品なので、要するに現代音楽だから、それが嫌いな…

2020/11/13 東京シティ・フィル

2020年11月13日 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 東京オペラシティコンサートホール指揮 高関健半田美和子(ソプラノ)マーラー 交響曲第10番より アダージョベルク ワイン(演奏会用アリア)ベートーヴェン 交響曲第2番 やい、東京交響…

2020/11/10 ウィーン・フィル

2020年11月10日 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 サントリーホール指揮 ワレリー・ゲルギエフデニス・マツーエフ(ピアノ)プロコフィエフ ロメオとジュリエット組曲、ピアノ協奏曲第2番チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴 開催の決定が報じら…

東京交響楽団に物申す

11月14日:名曲全集(@ミューザ川崎)と15日:定期演奏会(@サントリーホール)の2公演で、指揮者が変更となり、併せてプログラムも変更されるという発表があった。当初予定の指揮者は音楽監督のジョナサン・ノットで、これは外国人の入国に依然と…

2020/11/3 鈴木優人プロデュース 「リナルド」

2020年11月3日 鈴木優人プロデュース BCJオペラシリーズ 東京オペラシティコンサートホールヘンデル リナルド指揮・チェンバロ 鈴木優人演出 砂川真緒(ドラマトゥルク 菅尾友)管弦楽 バッハ・コレギウム・ジャパン藤木大地(リナルド)、森麻季…

2020/11/1 フィガロの結婚 ~庭師は見た!~

2020年11月1日 フィガロの結婚 ~庭師は見た!~ 東京芸術劇場シアターオペラモーツァルト フィガロの結婚指揮 井上道義演出 野田秀樹管弦楽 ザ・オペラ・バンドヴィタリー・ユシュマノフ(アルマヴィーヴァ伯爵)、ドルニオク綾乃(伯爵夫人)、小林…

ウィーン・フィルがやってくる

ウィーン・フィルの来日が決まった。いやぁー・・・。マジか。 チャーター機で来るんだと。来日滞在中はホテルと公演会場の往復のみで、それ以外は籠もるんだと。都市間の移動は、バスや新幹線を貸し切るんだと。 いやぁー・・・。マジか。 普通なら認められ…

新型コロナウィルスの影響6

今年の春以降、予定していたコンサートや海外遠征が次々と中止になり、ブログネタが無くなってしまったことから、その代わりということで、随分と昔の旅行記をいくつか書いてきた。Nくんとのウィーン旅行記が無事に完結したところで、「過去の旅行記シリー…

2020/10/18 神奈川県民ホール・オペラ トゥーランドット

2020年10月18日 神奈川県民ホール・オペラプッチーニ トゥーランドット指揮 佐藤正浩演出・振付 大島早紀子管弦楽 神奈川フィルハーモニー管弦楽団合唱 二期会合唱団、赤い靴ジュニアコーラスダンス H・アール・カオス(メインダンサー:白河直子)…

2020/10/16 読響

2020年10月16日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 秋山和慶神尾真由子(ヴァイオリン)レスピーギ 組曲「鳥」プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1番レーガー モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ この日のハイライトは神尾さんのプロコ…

1997/9/16 フィガロの結婚

1997年9月16日 パリ・オペラ座 バスティーユ劇場モーツァルト フィガロの結婚指揮 ジェームズ・コンロン演出 ジョルジョ・ストレーレルアンソニー・マイケルズ・ムーア(アルマヴィーヴァ伯爵)、ソイレ・イゾコスキ(伯爵夫人)、バーバラ・ボニー(…

2020/10/10 新国立 真夏の夜の夢

2020年10月10日 新国立劇場ブリテン 真夏の夜の夢指揮 飯森範親演出 レア・ハウスマン(原演出:デイヴィッド・マクヴィカー)管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団児童合唱 TOKYO FM少年合唱団藤木大地(オベロン)、平井香織(タイターニア…

1997/9/16 パリ

ウィーンの四日間の滞在が終わり、ここでNくんと別れることとなった。彼はこの後ミュンヘンに向かい、更にミラノまで足を延ばす。私はこの後パリに向かい、一泊してオペラを観た後、一足先に日本に帰国する。 当時、私は仕事が忙しかったので、これ以上の休…

2020/10/3 小山実稚恵 ピアノリサイタル

2020年10月3日 小山実稚恵 ピアノリサイタル オーチャードホールベートーヴェン ピアノソナタ第30番バッハ ゴルトベルク変奏曲 「ベートーヴェン、そして」というタイトルを銘打った全6回のシリーズリサイタルで、その第3回目。各回にもタイトル…

1997/9/15 ウィーン国立 エフゲニー・オネーギン

1997年9月15日 ウィーン国立歌劇場チャイコフスキー エフゲニー・オネーギン指揮 シモーネ・ヤング演出 グリシャ・アサガロフガリーナ・ゴルチャコーワ(タチヤーナ)、マルゴルツァータ・ワレウスカ(オルガ)、トーマス・ハンプソン(オネーギン)…

1997/9/15 ヴァッハウ渓谷

海でも山でもそうだが、アウトドア・レジャーを楽しむ際に最も気掛かりとなるのは、天気だ。 この日、我々はウィーン市内を抜け出し、ヴァッハウ渓谷でのドナウ川遊覧船観光を企てていた。 今、ふと思ったのだが、もし天気が悪かったらどうするつもりだった…