クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バイロイトへの道3

リハーサル等の準備期間を除き、実質的な公演稼働日はわずか夏の一か月半。ワーグナー自身が自作品上演のために劇場を建設し、今でもワーグナー作品しか上演されない(※第9などの特別公演を除く)類い稀なる音楽祭、バイロイト。そこは色々な意味において、…

バイロイトへの道2

申し込んだ希望演目で、最初から一貫してリクエストし続けたのは、言うまでもなく「ニーベルングの指環」。元々ワーグナーはこの大作のために劇場を作ろうとしたのだから、最初のバイロイト体験はやっぱこれで決まりでしょ。そりゃもちろんトリスタンもパル…

2010/7/25 東京フィル

2010年7月25日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャード定期演奏会 指揮 ミシェル・プラッソン ビゼー アルルの女より ラヴェル マ・メール・ロワ ベルリオーズ 幻想交響曲 プログラムのプロフィールによるとプラッソンは1933年生まれというこ…

バイロイトへの道1

目前にトリノ王立歌劇場来日公演が迫っているが、今、自分の気持ちはハッキリ言って日本にない。ドイツだドイツ。連日の猛暑のせいもあって、私は熱に浮かされたように毎日呟いている。「あー早くバイロイトに行きたいよう・・・。」 来月、私はついに念願の…

ミュンヘンvsボローニャ

別にサッカーとかの話ではありません。 先日、二期会公演に足を運び、そこの会場で配られていた公演チラシの束を受け取ったところ、その中に来年9月のボローニャ歌劇場来日公演を予告するチラシが目に飛び込んできて、思わず足が止まり、身震いした。今年の…

2010/7/17 二期会 ファウストの劫罰

2010年7月17日 二期会 東京文化会館 ベルリオーズ 劇的物語ファウストの劫罰 指揮 ミシェル・プラッソン 演出 大島早紀子 舞踊 H・アール・カオス(メインダンサー 白河直子) 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 福井敬(ファウスト)、小泉詠子…

ユベール・スダーン

雑誌モーストリークラシックが、先月号で「世界のオーケストラランキング」を特集していた。こういう調査をすれば、好みの差、程度こそあれ、たいていの場合はウィーンフィルやベルリンフィルを筆頭に、コンセルトヘボウやシカゴ響など誰もが知る名門オケが…

2010/7/11 東響

2010年7月11日 東京交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 ユベール・スダーン 澤畑恵美(ソプラノ)、小川明子(アルト)、高橋淳(テノール)、久保和範(バス) 合唱 東響コーラス ブルックナー 交響曲第9番(ノヴァーク版)、テ・デウム 遺…

2010/7/9 読響

2010年7月9日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場名曲シリーズ 指揮 シルヴァン・カンブルラン エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ)、ミヒャエル・ケーニッヒ(テノール) ハイドン オラトリオ天地創造から序奏 ヴァレーズ 砂漠 マーラー 交響曲大…

展覧会の絵

これまでの生涯最高の「展覧会の絵」体験。 ショルティ&シカゴ響も凄かったし、フェドセーエフ&モスクワ放響も名演だった。だが、ダントツは、とある無名の高校吹奏楽部の演奏。その高校とは、何を隠そう我が母校、埼玉県立K高校。 「なんだあ?自分が演…

2010/7/3 読響

2010年7月3日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場マチネーシリーズ 指揮 シルヴァン・カンブルラン ニコライ・デミジェンコ(ピアノ) ベルリオーズ 序曲ローマの謝肉祭 オネゲル 夏の牧歌 ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 ムソルグスキー 展覧…

西部の娘

NHK-BSで放映されたネーデルランド・オペラ(アムステルダム)によるプッチーニ「西部の娘」をテレビ鑑賞した。昨年12月に新演出として上演されたライブを録った物である。 そもそもですねー。私はこの上演を見るためにアムステルダム行きの航空券…