クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

独り言

13年前のあの日、あの時・・

東日本を襲った未曾有の大惨事のあの日について、久しぶりに振り返ってみようと思う。13年前のあの時・・・あの時私は・・・。 あの時私は、ちょうど出張で、普段執務しているオフィスではなく、外出先で仕事をしていた。出張といっても、泊りがけみたいな…

外国人の名前の読み方は難しい

クラシック音楽を愛好すれば、必ず外国人アーティストにお世話になるので、この問題は切っても切れない。まあ、「大きな問題ではない、些細なこと」と言えばそれまでだが、やはり気にはなる。 先日、NHK-BSのプレミアム・シアターで放映されたグノーの…

暗譜って、必要なのか

小澤征爾氏が逝去されてから、2週間くらいが経過した。名指揮者の訃報に、世界中からお悔やみのコメントが今も後を絶たない。そうしたコメントの中には、世界のマエストロらしく、彼と共演した一流の演奏家たちから寄せられた物も少なくなく、いかに偉大な…

T・スウィフトのライブを通じて垣間見えたクラシックとの大きな相違点

アメリカン・フットボールの最高峰NFLは、先日ラスベガスで開催された第58回スーパーボウルをもって、2023-24シーズンの幕を閉じた。 プレーオフを勝ち上がった2つのカンファレンスのチャンピオンが戦う決勝戦、スーパーボウルこそ、全米ナンバ…

クレジットカードのセキュリティ対策

日頃の買い物やネット通販などで、なにかと利用する機会が多い、クレジットカード。特に私にとっては、海外旅行におけるホテル予約やチケット手配、現地での諸々の支払い等で、毎度大変お世話になっている。これのおかげで鑑賞を目的とした海外旅行が可能に…

海外公演のチケット申込み

本場ヨーロッパなど、海外に出向いてオペラやコンサートを鑑賞する旅行を実践している私のような人間にとって、チケット確保は最重要課題と言っていい。旅の目的がそれなのだから、当然だ。日程や行き先を左右する肝心事項。ぶっちゃけ、飛行機やホテルの選…

2024年

今年、生誕もしくは没後のアニバーサリーとして、最も名が通っている作曲家を挙げるとすれば、やはり生誕200年のブルックナーだろう。人気のある作曲家で、オーケストラにとって多くのお客さんの入場が見込めるだろうし、演奏面でもやり甲斐のある大曲が…

年頭の所感

北陸が大きく揺れ、文字どおり震撼して正月気分も一気に吹き飛び、何だか波乱、不気味な年を予感させる幕開けとなった新しい年。テレビ各局は災害報道一色となり、お正月恒例のバラエティ番組も途端に姿を消した。元旦は、大晦日と同様、各局が一年でもっと…

N響の指揮者変更

NHK交響楽団は、11月25日、26日に行われる予定の定期演奏会Aプログラムで振る予定だった指揮者の変更を発表した。本当は御大ウラディーミル・フェドセーエフが指揮をするはずだった。だが、病気により来日不能となってしまった。代替として、N響…

静岡国際オペラコンクール 韓国勢上位独占の衝撃

静岡にゆかりがある伝説の歌手、三浦環を記念して創設された静岡国際オペラコンクール。第9回目の開催となった今年、11月5日に本選の結果が発表され、表彰の対象である第1位から第3位を韓国人歌手が独占し、話題になったという。ここで言う「話題」に…

吹奏楽との出会いが、自分をこんなふうにした

コンサート、オペラに通い続けること40年。国内での鑑賞だけでは飽き足らず、海外にまで遠征する。かつて、友人の結婚式の出席よりも、コンサートを優先したことがある。その昔、付き合っていた彼女の誕生日祝いよりも、コンサートを優先したことがある。 …

2024年の来日演奏家情報

「音楽の友」誌が最新9月号にて、来年(2024年)の外来演奏家、団体の予定を発表した。毎年この月号で特集記事を組むので、この時期「来年はどんな演奏家、どこのオーケストラが来るのかな?」と楽しみに雑誌を手に取り、そしてページをめくる。 目を引…

欧州の入国審査

ノルウェーの雄大な景色を堪能し、バカンスを満喫した7月の夏休み旅行。だが、すべて楽しいことだらけ、というわけではなかった。些細なことも含め、幾つかのことでイライラした。 まあでも、これが海外。特に個人旅行だから、何かしら思うように行かないこ…

レコ芸の休刊

少し前の話題で恐縮だが、音楽之友社は、同社が刊行する月刊誌「レコード芸術」を7月号(6月20日発売)をもって休刊にすると発表した。休刊というのは体の良い言い方である。実際は廃刊だ。間違いない。 長年の同誌の愛読者や録音愛好家、コレクターなど…

やれやれ、新国立

新国立劇場2023-24新シーズンの公演ラインナップが発表された。「またそれやるのかよ、いったい何度目だよ」みたいな飽き飽きの再演目、お子様ランチ並みの初心者向け演目がこれでもかと並ぶ、この劇場のラインナップ。期待を抱くのが愚かなことだと…

今秋、ベルリン・フィルが来日2

今年の秋に来日するベルリン・フィルのことについて、以前、記事に書いた。その時点でプログラムはまだ発表されていなかったが、サントリーホールだけで5公演が予定されていたことから、「これはもしかして、ベートーヴェン交響曲チクルスじゃないか??」…

マスク問題

新型コロナウイルスに関する感染症法の分類として、政府は季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる検討に入った、との報道が流れている。これに伴って、マスクの取扱い、「一部の例外を除き、屋外だけでなく屋内でも着用しなくてもよい」とする見…

2023年新年を迎えて

関東はこのところずっと穏やかな天気に恵まれ、お陰様で健やかで気持ちの良い新年を迎えることができた。年末年始休暇のゆっくりたっぷりの時間は、音楽を聴いたり、録り貯めておいた映画を観たり、レギュラーシーズン大詰めのNFLのゲームを観たり、ある…

来年、ベルリン・フィルが来日

来年11月、ベルリン・フィルの来日公演開催が決まったらしい。招聘元は今回もフジテレビ。実績を積み上げ、すっかり「ベルリン・フィル来日といえばフジ」が定着しつつある。常任指揮者キリル・ペトレンコが率いる初の公演だし、2021年に予定された来…

久々の「過去の旅行記シリーズ」

久しぶりに「過去の旅行記シリーズ」を一つ書いてみようと思い付いた。書こうと思っているのは、1990年11月、初めて音楽鑑賞を目的として訪れたウィーンの旅だ。 ウィーンは、これまでに20回くらい訪れ、60回くらいのコンサート・オペラ公演を鑑賞…

マイナンバーカード

それを保有するメリットが何なのか、オレにはさっぱり分からんマイナンバーカード。「公的証明書がコンビニで取れます」とか、そんなのメリットでも何でもない。身分証だって免許証で十分。要するに、メリットは我々ではなく国や行政の側にある、ということ…

新型コロナウィルスの影響11

第7波の勢いが収まらず、高止まり状態となっている。毎日のように20万人以上の新規感染者数が報じられている。これ、世界1位だってさ。20万ということは10日で200万ということか。なかなか凄まじいものがある。 ということで、例のごとく専門家が…

外来公演はやっぱ高!

コロナは依然として収束に向かう気配がなく、それどころか止め処無い爆発状態だが、政府はそれでもwithコロナで緊急事態宣言を発せずに、何とか乗り切ろうとする姿勢を見せている。もちろん情勢は予断を許さず、医療のひっ迫状況等によりいつ方針転換される…

ゴールデンウィークを健やかに過ごす

ゴールデンウィークは基本ヒマだ。以前は海外に行く格好の機会だったが、今はまだちょっと難しい。国内の主要なコンサートもお休みとなり、やるにしてもお子様向けファミリーコンサートが中心。この時期のクラシック名物行事だったラ・フォル・ジュルネも終…

新型コロナウィルスの影響10

まん延防止措置も解除され、日本への入国制限も緩和されたというのに、相変わらず外国人演奏家が出演する公演の中止やキャンセルが相次いでいる。(コロナだけでなく、ウクライナ問題も影響していると思われるが) 東京・春・音楽祭ではD・ラーンキ、F・ル…

ロシアを扱う難しい課題

NHK-BSのプレミアムシアターで、今月(3月)放映予定だったマリインスキー歌劇場ライブのプロコフィエフ「炎の天使」が、別の演目に差し替えられた。もう一つ、同じく放映予定だったミュンヘン・フィルのコンサートも、別の公演に変更になっている。 …

N響の決断

1月26日、27日に開催予定だった定期公演Bプログラムについては、団内にコロナ感染者が出てしまったとのことで、公演中止となった。これについては、外国人入国問題とはまったく別のため、仕方がない一件と捉えられる。 そもそもBプロは、T・ソヒエフ…

読響の決断、都響の決断

読響と都響の以下の2月の2公演について、それぞれの事務局から中止の発表がリリースされた。読響は、S・ヴァイグレ指揮のR・シュトラウス「エレクトラ」演奏会形式上演。都響は、大野和士指揮のブリテン「春の交響曲」(メイン)公演。両公演とも非常に…

東京フィルの決断

今月の東京フィル定期演奏会でマーラー交響曲第3番を振る予定だったチョン・ミョンフンの来日が叶わず、昨日に公演中止が発表された。これはある程度、いや、完全に想定されていたことだった。オミクロン株対策として政府が導入した外国人入国禁止措置は、…

新型コロナウィルスの影響9

感染者数が一気に増加してきた。感染力が強いとされるオミクロン株の影響であることは、もはや明白。世界的にもオミクロン株が猛威を振るっているので、国内に入ってくることは時間の問題だった。いくら外国人に対する入国制限を課したところで、日本人は帰…