クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新型コロナウィルスの影響5

大昔の旅行のことを書き終え、一区切り付いたところで、ここでいったん現実に立ち返り、今の状況を見渡してみようと思う。 緊急事態宣言が解除となってからおよそ1か月。経済を復活させるため、世間的に日常を元に戻そうとする動きが活発になっている。コロ…

エピローグ 会社に出社 そしてその後

「とにかく、水曜日、出社してからだな。」 日曜日にウィーンから国際電話をかけ、2日の追加の休暇を願い出た時、受話器の向こうで上司はこう言った。 やはり、私のせいで夏季休暇明けに社員が全員揃わず、皆で心機一転のスタートを切ることが出来なかった…

1988/8/21 ウィーン2

音楽の都ウィーン。憧れの街ウィーン。モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェン、マーラー・・偉大なる芸術家たちがここを拠点に据え、活躍したウィーン。昔、彼らは確かにここを闊歩していた。そんな歴史ある石畳の路を歩けば、由緒ある伝統の息遣いが…

1988/8/21 ウィーン1

旅行もいよいよラスト。ついに、この日が来てしまった・・・。 せっかくの楽しい旅行なのに、密かに憂鬱なことがあった。ずっと心の奥底に気がかりを抱えたまま旅を続けていて、なるべく思い出さないようにしていたが、直面しなければならない日が、ついに訪…

1988/8/20 バード・イシュル

バード・イシュルに到着したが、天気は依然としてどんよりのまま。これだと湖巡りのドライブはお生憎様だ。でも私は、せっかくここに来たのだから、もう少し湖水地方を味わいたい。天気悪くてもいいから出かけたい。ホテルにチェックインし、Oくんに「どう…

レンタカー旅行のエピソード

8月20日午前11時のウィーン・フィルコンサートを聴き終えた我々は、名残を惜しみつつ、モーツァルト生誕の古都を離れた。この日、本当は午前から、近郊のザルツカンマーグートに点在する美しい湖を車で巡るはずだった。しかしコンサートを入れてしまっ…

1988/8/20 ザルツブルク音楽祭2(ウィーン・フィル)

1988年8月20日 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(ザルツブルク音楽祭) 祝祭大劇場オネゲル オラトリオ 火刑台上のジャンヌ・ダルク指揮 小澤征爾合唱 ウィーン楽友協会合唱団、ザンクト・フロリアン児童合唱団マルト・ケラー(ジャンヌ・ダルク…

1988/8/19 ザルツブルク音楽祭1(オーストリア放送交響楽団)

1988年8月19日 オーストリア放送交響楽団(ザルツブルク音楽祭) 祝祭小劇場指揮 ウィトルド・ルトスワフスキアンネ・ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)ルトスワフスキ 葬送音楽、チェインⅡ、チェインⅢ、ピ…

1988/8/19 ザルツブルク

ザルツブルクに到着。さっそく市内へ繰り出そう。 実はルツェルンもそうだったのだが、ここザルツでも、街中のいたる所に、音楽祭に出演する指揮者、ピアニスト、歌手などのポスターやパネルが掲げられていた。公演会場付近だけでなく、普通の何気ないお店の…

1988/8/19 ブレゲンツからザルツブルクへ

本日の行き先はザルツブルク。ブレゲンツから300キロを超えるドライブとなる。考えられるルートは2通り。インスブルックを経由するオーストリア国内ルート、もう一つはミュンヘンを経由するドイツルートだ。 どちらのルートがベターなのか分からなかった…

1988/8/18 ブレゲンツ音楽祭

1988年8月18日 ブレゲンツ音楽祭 湖上特設会場オッフェンバック ホフマン物語指揮 ヴォルフガング・ロット演出 ジェローム・サヴァリー管弦楽 ウィーン交響楽団アレクサンドル・ジョニッツァ(ホフマン)、マルティナ・ボースト(ニクラウス)、ジェ…

1988/8/18 ブレゲンツ

我々は次の目的地、ブレゲンツへと車を走らせた。ボーデン湖のほとり、スイスやドイツとの国境に近いオーストリア西端の街。 今回の旅行でこの街を滞在地の一つに決めたということは、それはもう100%、ブレゲンツ音楽祭が念頭にあって、湖上オペラを鑑賞…

1988/8/17 ルツェルン音楽祭

1988年8月17日 スイス祝祭管弦楽団(ルツェルン音楽祭) クンストホール指揮 ウラディーミル・アシュケナージマレイ・ペライア(ピアノ)ハイドン 交響曲第88番シューマン ピアノ協奏曲ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」ストラヴィンスキー 組曲「…