クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

イタリア

イタリアのお食事事情

イタリア旅行、番外編。食事について気が付いたことを紹介しようと思う。 1 ホテルの朝食 イタリアの典型的な特色は、朝食のバイキング式テーブルに必ず甘ーい菓子パンやケーキ、クッキーがずらっと並ぶことだ。クロワッサンも砂糖やチョコが入っている。イ…

2018/10/9 エルナーニ

2018年10月9日 ミラノ・スカラ座 ヴェルディ エルナーニ 指揮 アダム・フィッシャー 演出 スヴェン・エリック・ベヒトルフ フランチェスコ・メーリ(エルナーニ)、ルカ・サルシ(ドン・カルロ)、イルダー・アブドラザコフ(ドン・ルイ・ゴメス)、…

2018/10/7 ル・トゥルヴェール

2018年10月7日 パルマ・ヴェルディ音楽祭 ファルネーゼ劇場 ヴェルディ ル・トゥルヴェール(イル・トロヴァトーレ フランス語上演版) 指揮 ロベルト・アバド 演出 ロバート・ウィルソン 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 ジュゼッペ・ジパーリ…

2018/10/7 パルマ

この日は一日パルマ市内観光。朝から天気が良く、気持ちがいい。 主な観光ポイントを写真で御紹介。 大聖堂。隣りにある洗礼堂と併せて、一見の価値あり。 パルマ王立劇場。 ピロッタ宮殿。 考古学博物館、国立絵画館、そして歴史遺産的な価値が高いファルネ…

2018/10/6 アッティラ

2018年10月6日 パルマ王立劇場(テアトロ・レージョ)(パルマ・ヴェルディ音楽祭) ヴェルディ アッティラ 指揮 ジャンルイジ・ジェルメッティ 演出 アンドレア・デ・ローサ リッカルド・ザネッラート(アッティラ)、ウラディーミル・ストヤノフ(…

2018/10/6 ブッセート2

ブッセート二日目。この日はパルマに移動するが、その前にもう少しこの愛しの街を探索しよう。 バレッツィ邸博物館。 ダイヤの原石を見抜き、若きヴェルディの才能をさらに磨かせるため、彼をブッセートに連れてきた大スポンサー。そして、ヴェルディが最初…

2018/10/5 一日だけの王様

2018年10月5日 ヴェルディ劇場(パルマ・ヴェルディ音楽祭) ブッセート ヴェルディ 一日だけの王様 指揮 フランチェスコ・パスクアレッティ 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 原演出 ピエール・ルイジ・ピッツィ 再演出 マッシモ・ガスパロン ミ…

2018/10/5 ブッセート

前回(2003年)ブッセートを訪れた際の交通手段は、レンタカーだった。 今回、どうやって行こうかと思案した。 電車で行くことは出来る。 ただし、田舎なので、幹線からローカル線に乗り換える必要がある。本数は少なく、時刻表を調べたが、効率的とは言…

2018/10/4 東京フィル、そして出発

ただ今、イタリア方面へ旅行中。 それにしても、二週続けての台風の進路については、結構気をもんだ。とりあえずタイミングが外れてよかったが、運が良かったとしかようが言いようがない。 私は過去に台風が関東を直撃し、フライトが大幅に変更になってしま…

ヴェルディの聖地への道

前回の記事で、「100番目の劇場」としてイタリアのブッセート・ヴェルディ劇場が予定されている、と書いた。 ヴェルディの故郷であるブッセートでヴェルディのオペラを鑑賞するのは特別な機会であり、今からとても待ち遠しい。 ということで、ヴェルディ…

2017/12/10 アンドレア・シェニエ

2017年12月10日 ミラノ・スカラ座 ジョルダーノ アンドレア・シェニエ 指揮 リッカルド・シャイー 演出 マリオ・マルトーネ ユシフ・エイヴァゾフ(アンドレア・シェニエ)、アンナ・ネトレプコ(マッダレーナ)、ルカ・サルシ(カルロ・ジェラール…

2017/12/10 ミラノ

ウィーンからミラノに飛行機で移動し、午前10時45分にマルペンサ空港に到着。ミラノ中央駅には正午に到着。 決して油断していたわけではないのだが・・。 周囲には注意を払っていたつもりだったのだが・・。 またやられてしまった!!! 液体ぶっかけ強…

2016/12/23 スカラ座 蝶々夫人

2016年12月23日 ミラノ・スカラ座 プッチーニ 蝶々夫人(初演版) 指揮 リッカルド・シャイー 演出 アルヴィス・ヘルマニス マリア・ホセ・シーリ(蝶々夫人)、アンナリサ・ストロッパ(スズキ)、ブライアン・イーメル(ピンカートン)、カルロス…

2016/12/23 ミラノ

ベルリンで起こった痛ましいテロ事件は、またもや西欧を震撼させた。イタリアでもスイスでも、テレビニュースで多くの時間を割いて報道していた。他人事ではないのだろう。(日本とはかなり温度差がある。)特にイタリアでは同国民に犠牲者が出たため、衝撃…

2016/12/21 ウェルテル

2016年12月21日 ボローニャ市立歌劇場 マスネ ウェルテル 指揮 ミケーレ・マリオッティ 演出 ロゼッタ・クッキ ファン・ディエゴ・フローレス(ウェルテル)、イザベル・レナード(シャルロッテ)、ジャン・フランソワ・ラポワント(アルベール)、…

2016/12/21 フィレンツェ2 ボローニャ

二日目。 予約指定した正午の電車までの間、フィレンツェ観光を続ける。 天気が良かったので、バスでミケランジェロ広場へ。フィレンツェを代表する眺望。 そういえば以前ここを訪れた時、日差しが強く、5月だというのに恐ろしく暑かったことを思い出した。…

2016/12/20 ナブッコ

2016年12月20日 フィレンツェ歌劇場 ヴェルディ ナブッコ 指揮 レナート・パルンボ 演出 レオ・ムスカート スザンナ・ブランキーニ(アビッガイッレ)、ディミートリ・プラタニアス(ナブッコ)、パオロ・アントネッティ(イズマエーレ)、リッカル…

2016/12/20 フィレンツェ1

午前10時、フィレンツェ到着。午前10時半、街歩き開始。 この日、巡った所。 サン・マルコ教会→サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(写真)→捨て子養育院美術館→考古学博物館→アカデミア美術館。 アカデミア美術館は、ほぼ四半世紀ぶり、二度目。前回…

2016/12/19 羽田空港にて

まさか本当にそうなるとはね・・・。 羽田空港に向かう途中、電車の中でぼんやりと考えた。 「クラブ・ワールドカップで来日したチーム、帰国便が一緒になるなんてことは・・・ないかなあ。さすがにレアル・マドリードはないだろうさ。だけど、3位になった…

フローレス炸裂

ただいまボローニャ市立歌劇場から帰ってきたばかり。 きちんとした鑑賞記は、順を追いながら後日に。 とりあえず、ウェルテル役のフローレス、ボローニャを完全制圧。 「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」は、拍手喝采、足踏み鳴りやまず、奇跡のアンコー…

スカラ座の新シーズン開幕公演

昨日は、スカラ座16-17新シーズン開幕演目「蝶々夫人」の一斉発売日であった。 ここ数年、12月はほぼ毎年ミラノを訪れている。開幕演目を観るのは恒例行事のようになってしまったが、それは、私がスカラ座のシーズン開幕公演を「スペシャルな物」と位…

2015/12/21 スカラ座

2015年12月21日 ミラノ・スカラ座 ヴェルディ ジョヴァンナ・ダルコ 指揮 リッカルド・シャイー 演出 モーシェ・ライザー、パトリス・コーリエ フランチェスコ・メーリ(カルロ7世)、アンナ・ネトレプコ(ジョヴァンナ)、カルロス・アルヴァレス…

2015/12/21 ミラノ

パリからミラノへ移動。お目当ては、当然スカラ座である。 ロンドンとパリでは天気も良く、気温も穏やかだったが、ミラノはどんよりとした曇りで寒い。しかし、これこそ冬のヨーロッパの典型とも言えなくもない。 この日、ミラノで訪れた観光ポイントは二箇…

2015/7/24 スカラ座オテロ

2015年7月24日 ミラノ・スカラ座 ロッシーニ オテロ 指揮 ムハイ・タン 演出 ユルゲン・フリム グレゴリー・クンデ(オテロ)、オルガ・ペレチャトコ(デズデモナ)、ロベルト・タリアヴィーニ(エルミーロ)、ファン・ディエゴ・フローレス(ロドリ…

スカラ座の座席と価格

ミラノ・スカラ座のチケットの価格は、席の場所によるカテゴリーだけでなく、公演によっても差が付けられている。バレエとオペラとで値段が異なるのはある意味当然として、同じオペラであっても、プレミエなのか再演なのか、注目公演なのかそうでもないのか…

2014/12/13 フィデリオ

2014年12月13日 ミラノ・スカラ座 ベートーヴェン フィデリオ 指揮 ダニエル・バレンボイム 演出 デボラ・ウォーナー アニヤ・カンペ(レオノーレ)、クラウス・フローリアン・フォークト(フロレスタン)、ファルク・シュトルックマン(ドン・ピツ…

2014/12/13 フィレンツェ2

イタリア国鉄のストライキは、いったん前日12日の午後5時をもって終了となった・・・らしい・・・。ただし、再びこの日の午後9時から実施するとの情報もあり、どうなるのかは依然として不透明。とにかく、この国はよくわからんのである。 朝、駅に出向い…

2014/12/12 ファルスタッフ

2014年12月12日 フィレンツェ歌劇場 ヴェルディ ファルスタッフ(コンサート形式上演) 指揮 ズービン・メータ ロベルト・デ・カンディア(ファルスタッフ)、アレッサンドロ・ルオンゴ(フォード)、シー・イジェ(フェントン)、カルロ・ボージ(…

2014/12/12 フィレンツェ1

気を取り直して、フィレンツェの街中を歩いてみた。 観光都市らしく、世界中からの観光客で溢れ返っている。フィレンツェの顔とも言えるDUOMO(大聖堂)やヴェッキオ宮殿なども、普通にオープンしていた。バスや市電も動いているし、少なくともここでは…

2014/12/12 フィレンツェへの道

出発の前日、私は世界各国の現地情報を教えてくれるサイトを見て今回のイタリアのスト(ショーペロ)の事を知った。旅行直前に思い切り冷水を浴びせられた格好だ。暗澹たる気分になった。 過去にもショーペロに遭遇したことがある。一度やそこらではない。こ…