ドイツ
2023年7月16日 バイエルン州立歌劇場ワーグナー ローエングリン指揮 フランソワ・グサヴィエ・ロト演出 コーネル・ムンドルッツォミカ・カレス(ハインリッヒ王)、クラウス・フロリアン・フォークト(ローエングリン)、ヨハンニ・フォン・オオスト…
ミュンヘン市の中心部を流れるイザール川の中洲に、自然・科学・技術分野において世界最大級の展示面積を誇る「ドイツ博物館」がある。その本館にとても入り切らない交通部門の別館が、少し離れたテレジエンヴィーゼ地区にある。そこに行ってみた。 いわゆる…
毎年7月中旬から3週に渡り、毎週末に開催される世界最大規模の中世騎士祭。場所はミュンヘン郊外にあるカルテンベルク城。ミュンヘン中央駅からローカル鉄道RB(レギオナル・バーン)で約30分(もしくは各駅停車のSバーンで約45分)、ゲルテンドル…
オスロ発午前7時15分の飛行機に乗るため、午前4時に起床。ミュンヘンには午前10時到着。天気は晴れ。ていうか、暑い! なんと30度! ちょうどこの少し前、日本に猛暑が到来し、東京・埼玉など各地で38度に到達したというニュースをネットで眺めて…
2023年7月7日 バイエルン州立歌劇場《ミュンヘン・オペラ・フェスティバル》プロコフィエフ 戦争と平和指揮 ウラディーミル・ユロフスキ演出 ディミートリ・チェルニャコフアンドレイ・ジリコフスキー(アンドレイ)、オリガ・クルチュンスカ(ナター…
ベルリンからミュンヘンに移動。観光がメインの今回の旅行だが、鑑賞を予定している3つのオペラの中で一番楽しみなハイライト公演が、バイエルン州立歌劇場で行われる。最初のベルリン滞在二日間は、私にとって時差を含めた調整、準備みたいなもの。本日が…
2023年7月6日 ベルリン州立歌劇場ケルビーニ メデー(メデア)指揮 オクサーナ・リーニフ演出 アンドレア・ブレスソニア・ヨンチェヴァ(メデー)、チャールズ・カストロノーヴォ(ジャゾン)、ペーター・シェーネ(クレオン)、スラヴカ・ザメチュニ…
ベルリン二日目。天気晴れ。日本ではこの時期、晴れると30度を超える猛暑に見舞われることもあるが、こちらのこの日の最高気温は24度。「動くと少し暑いな」と感じるくらいで、概ね快適。朝晩は15度くらいとなり、過ごしやすい。 この日訪れたのは、シ…
7月4日の夜に羽田を出発し、イスタンブールを経由して、翌日5日、現地時間午前10時にベルリンに到着。入国審査の長蛇の列でさんざん待たされ、かなりイライラしたが、なんとか無事に市内に入って、午前11時半にホテル到着した。 4月、5月に続き、3…
気が付いたことを順不同、ざっくばらんに。ドイツ特有というより、ヨーロッパ全般に言える事も混じっているが、ご容赦。 ・電車に自転車を乗せることができる。自転車用の車両が備わっているのだ。あと、ペットの犬もケージに入れずに電車に乗せることができ…
海外旅行では、できればちゃんとしたホテルを選びたい。当たり前だよな。でもさ、欧米のホテル、高いんだよね・・・。 日本だと、お食事付きの温泉宿とかを除き、普通のビジネスホテルクラスなら、シングル1泊でだいたい7、8千円くらい、1万円も出せば十…
2023年5月28日 ヘッセン州立劇場(ヴィースバーデン)《ヴィースバーデン国際5月音楽祭》ワーグナー トリスタンとイゾルデ指揮 アレクサンダー・ジョエル演出 ウーヴェ・エリック・ラウフェンベルクアンドレアス・シャーガー(トリスタン)、マグダ…
旅行の最終目的地、ヴィースバーデンに移動。デュッセルドルフから2時間半。ヴィースバーデンはフランクフルトと同じヘッセン州。帰国のために利用するフランクフルト国際空港にも近い。 ここは温泉保養地で、当初は温泉施設に行き、ゆっくりリラックスしよ…
2023年5月27日 ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)マスネ エロディアード指揮 セバスティエン・ルーラン演出 ロレンツォ・フィオローニセバスティエン・グース(ジャン)、ボグダン・バチウ(エロデ)、ルーク・ストーカー(ファニュエル)…
ライプツィヒを離れ、デュッセルドルフに移動した。今回の旅行の実質的スタートがここデュッセルドルフだったから、ぐるっと一周して戻ってきた感じ。旅行も終盤。既に「マーラー5公演の鑑賞」というハイライトを終えたこともあり、若干テンションが落ち着…
2023年5月26日 マーラー・フェスティバル Ⅴ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 アンドリス・ネルソンス管弦楽 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団合唱 MDR放送合唱団、ライプツィヒ歌劇場合唱団、ゲヴァントハウス合唱団、ゲヴァントハウス少年…
ライプツィヒ5日目。この日の観光は、ヴィッテンベルク。ライプツィヒとベルリンを結ぶ路線の途中にあり、ライプツィヒからだと特急ICEで約30分。日帰りで十分なショート・トリップ。 この街はなんと言っても、「マルティン・ルターが宗教改革を開始し…
2023年5月25日 マーラー・フェスティバル Ⅳ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 クリスティアン・ティーレマン管弦楽 シュターツカペレ・ドレスデン合唱 ザクセン州立歌劇場女声合唱団、児童合唱団クリスタ・マイヤー(メゾ・ソプラノ)マーラー 交響曲…
マーラー・フェスティバルの続きのため、ライプツィヒにリターン。 ライプツィヒへは、ウィーンから直行の飛行機があることは確認していた。しかし、本数が圧倒的に少なかった。早朝に1本と、それから夕方に1本だけなのだ。これでは、万が一フライトのキャ…
2023年5月22日 マーラー・フェスティバル Ⅲ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 ダニエル・ハーディング管弦楽 バイエルン放送交響楽団マーラー 交響曲第7番 どんな作品もそつなくこなす万能型指揮者ハーディングだが、そんな中でもマーラーは彼の最も…
ライプツィヒ三日目。月曜日。ヨーロッパを訪れた場合、月曜日というのは注意しなければいけない日だ。というのも、博物館や美術館といった観光施設が定休日である場合が多いのである。せっかく訪れたのに、行ってみたら「休館日だった」というのは、ガック…
2023年5月21日 マーラー・フェスティバル Ⅱ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 ロバート・トレヴィーノ管弦楽 バーミンガム市交響楽団マーラー 交響曲第10番(クック補筆版) さすがはマーラー・フェスティバル。未完の第10番をクック補筆による全…
マチネーの素晴らしい演奏を聴いた後のアフタヌーン。余韻に浸りつつ、ライプツィヒ造形美術館に行って静かに美術鑑賞。いやー、なんて素敵なヴァカンス。 美術館の入口にはベートーヴェンをモチーフにした彫像が。 ベートーヴェンって、ライプツィヒと関連…
2023年5月21日 マーラー・フェスティバル Ⅰ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 アンドリス・ネルソンス管弦楽 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団合唱 MDR放送合唱団ニコラ・ヒッレブラント(ソプラノ)、ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプ…
2023年5月20日 ライプツィヒ歌劇場ブリテン ピーター・グライムズ指揮 クリストフ・ゲッショルト演出 ケイ・リンクブレンデン・グンネル(ピーター・グライムズ)、マルティナ・ヴェルシェンバッハ(エレン)、トゥオマス・プルショ(バルストロード…
ライプツィヒにやってきた。2019年1月以来、4年ぶり。その前回2019年の旅行は、体調不良(風邪?)に見舞われて、大変だった。観光をしようと思っても身体が動かず、ここライプツィヒでも、バッハが眠っている聖トーマス教会の中で一時間くらい、…
2023年5月19日 ベルリン・ドイツ・オペラザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ指揮 イヴァン・レプシッチ演出 クリストフ・ロイサラ・ヤクビアク(フランチェスカ)、ジョナサン・テテルマン(パオロ)、イヴァン・インヴェラルディ(ジョヴァン…
デュッセルドルフからベルリンへ、飛行機を使って移動。利用したのは「ユーロウィングス」というルフトハンザの子会社LCC。 こうしたLCCを利用するにあたり、注意すべき事項がある。航空運賃は安いが、安いからにはそれなりの制約があるということだ。…
2023年5月18日 ライン・ドイツ・オペラコルンゴルト 死の都指揮 アクセル・コーバー演出 ダニエル・クレーマーコービー・ウェルシュ(パウル)、ナージャ・ステファノフ(マリエッタ)、マーラ・グセイノヴァ(マリー)、エンメット・オハンロン(フ…
フランクフルトから特急ICEで約1時間半・・・のはずが、案の定遅延し、2時間かかって到着したデュッセルドルフ。 デュッセルドルフといえば、以前に到着早々、液体ぶっかけ強盗未遂被害に遭遇した、イヤな記憶が蘇る場所だ。この時、「海外旅行中はどこ…