クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

ドイツ

2025/7/22 無口な女

2025年7月22日 ベルリン州立歌劇場R・シュトラウス 無口な女指揮 クリスティアン・ティーレマン演出 ヤン・フィリップ・グローガーペーター・ローゼ(モロズス卿)、サミュエル・ハッセルホーン(理髪師)、ブレンダ・ラエ(アミンタ)、イリス・フ…

2025/7/22 ベルリン2

今回の旅行の実質的な最終日。この日訪れたのは、ベルリンの東の郊外にある「カールスホルスト・ドイツ・ロシア博物館」。 旅行ガイドブックや、ネットの「ベルリン観光お奨め」などにほとんど載ってこないマニアックな博物館。だが、ドイツの歴史上、極めて…

2025/7/21 ベルリン1

ミュンヘンを離れ、ベルリンへ。いよいよ旅行の終盤、最終目的地。ドイツ鉄道の特急ICEは遅延せず(!)、定刻ジャストの11時40分到着。天気は曇りのち雨。ついに雨降られちゃったなー。 さてさて、この日のベルリンの観光。訪れたのは、動物園ZOO…

2025/7/20 群盗

2025年7月20日 バイエルン州立歌劇場(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル)5ヴェルディ 群盗指揮 アントニーノ・フォリアーニ演出 ヨハネス・エラートエルウィン・シュロット(マッシミリアーノ)、チャールズ・カストロノーヴォ(カルロ)、アル…

2025/7/20 ミュンヘン5

この日の観光は、最後の最後まで、それこそ当日の朝まで、決まらなかった。ほとんど行き尽くしてしまったミュンヘン観光、どこに行こうか、何をしようか、事前に色々と考えてはみたが、決定打が出なかった。 最終的に、「ヴェストパークWestpark(西公園)」…

2025/7/19 ダナエの愛

2025年7月19日 バイエルン州立歌劇場(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル)4R・シュトラウス ダナエの愛指揮 セバスティアン・ヴァイグレ演出 クラウス・グートクリストファ・モルトマン(ユピテル)、ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー(ポル…

2025/7/19 ローゼンハイム~ミュンヘン4

オーバー・アウドルフを離れる。いやー、チロル楽しかった~。ローゼンハイムに戻ってレンタカーを返却。そのまま駅のコインロッカーに荷物を預けて、旧市街を散策。 ・・が、しかし、本当にごくありふれた街。見どころもほとんど見当たらなかったので、サク…

2025/7/18 青ひげ公の城/人間の声(エルル・チロル音楽祭3)

2025年7月18日 エルル・チロル音楽祭3 エルル祝祭劇場1 バルトーク 青ひげ公の城2 プーランク 人間の声指揮 マルティン・ライナ管弦楽 エルル・チロル音楽祭管弦楽団演出 クラウス・グート1フローリアン・ベッシュ(青ひげ)、クリステル・レッチ…

2025/7/18 ツェル・アム・ゼー(オーバー・アウドルフ3)

オーストリア・チロルドライブ三日目。見事な晴れ。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!絶好のハイキング日和。神様はついに私に微笑んだ。 初日に訪れたキッツビュールよりもう少しチロル地方の奥まで車で侵入し、ツェル・アム・ゼーという場所を訪れた。その道中の風景が素…

2025/7/17 A・ドヴガン ピアノ・リサイタル(エルル・チロル音楽祭2)

2025年7月17日 アレクサンドラ・ドヴガン ピアノ・リサイタル(エルル・チロル音楽祭2) エルル祝祭劇場ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番 テンペストショパン 舟唄、幻想曲フランク 前奏曲、コラールとフーガプロコフィエフ ピアノ・ソナタ第…

2025/7/17 クーフシュタイン(オーバー・アウドルフ2)

オーストリア・チロルドライブ二日目。天気は晴れ。ただし、この日も多少の雲あり。気温は22度くらいで快適。クーフシュタインという街を訪れた。観光ガイド情報によると、バイエルンとチロルの国境の町のため、両国間で争いが絶えなかったという歴史から…

2025/7/16  C・ニールント 歌曲リサイタル(エルル・チロル音楽祭1)

2025年7月16日 カミッラ・ニールント 歌曲リサイタル(エルル・チロル音楽祭1) エルル祝祭劇場カミッラ・ニールント(ソプラノ)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)ベルク 7つの初期の歌マーラー リュッケルト歌曲集コルンゴルト、シベリウス、R・…

2025/7/16  キッツビュール(オーバー・アウドルフ1)

この日に滞在するオーバー・アウドルフというのは、ドイツの南端、オーストリアとの国境近くにある小さなリゾートの町。バイエルン地方からチロル地方に入っていくルートの中にある。すぐ近くを流れる川を渡るともうオーストリアで、エルルという町があり、…

2025/7/15 ヘレン・キームゼー音楽祭

2025年7月15日 ヘレン・キームゼー音楽祭 フラウエン・インゼル修道院教会指揮 ポール・マクリーシュ管弦楽 クラングフェルヴァルトゥンク・オーケストラ合唱 ガブリエリ・シンガースバッハ カンタータ第101番、モテット第227番、カンタータ第…

2025/7/15 キーム湖

言葉も分からないし、別に観たいと思っているわけではないが、単なる時計代わり、あるいはBGV(バックグラウンドビデオ)ということで、ホテル室内のテレビを点けている。すると、画面で流れるニュース映像が目に留まる。こちらでも、アメリカのトランプ…

2025/7/14 D・ダムラウ 歌曲リサイタル

2025年7月14日 ディアナ・ダムラウ 歌曲リサイタル(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル3) ナツィオナルテアター(バイエルン州立歌劇場)ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)「Al amor – auf die Liebe!」(愛につい…

2025/7/14 インゴルシュタット(ミュンヘン3)

ミュンヘン近郊、といっても70キロくらい離れているが、インゴルシュタットを訪れた。決してメジャーな観光都市とは言えないが、ドイツの場合、多くの街には昔ながらの佇まいが残る旧市街がある。インゴルシュタットもそうで、こうした旧市街散策はそれな…

2025/7/13 ディドとエネアス/期待

2025年7月13日 バイエルン州立歌劇場(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル)21 パーセル ディドとエネアス2 シェーンベルク 期待指揮 ヴァレンティン・ウリューピン演出 クシシュトフ・ヴァルリコフスキ1ソニア・ヨンチェヴァ(ディド)、ギュン…

2025/7/13 ミュンヘン2

ミュンヘン二日目。この日はシュタルンベルク湖を訪れた。ミュンヘンの南南西30キロくらいに位置する郊外のリゾート湖。ミュンヘンっ子たちは気候が良くなると家族や仲間とやってきて、遊覧船やヨット、ボートに乗ったり、湖岸を散歩したりサイクリングし…

2025/7/12 カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師

2025年7月12日 バイエルン州立歌劇場(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル)11 カヴァレリア・ルスティカーナ2 道化師指揮 ダニエレ・カッレガーリ演出 フランチェスコ・ミケーリ1アンナ・ピロッツィ(サントゥッツァ)、リハブ・シャイエブ(ロ…

2025/7/12 ミュンヘン1

前日の11日午後4時半にミュンヘン到着。一夜明けて実質的なミュンヘン観光のスタート。天気は晴れ。気温は、午前が18度くらい、最高で25度くらいと、ちょうどいい。 これまでに何度となく言及しているが、もはやミュンヘン観光はし尽くした感がある。…

2025/7/11 ドイツに向けて出発

2025年の海外旅行第三弾。夏休み恒例企画、「音楽祭とバカンスで心と身体のお洗濯」の旅。ただ今、出発前の羽田空港のラウンジ。主たるお目当ては毎度のミュンヘン・オペラ・フェスティバルだが、昨年7月の旅行と同様に、またちょっとマニアックな音楽…

ドイツの歌劇場

調子に乗って、「ベルリンのオーケストラ」、「ドイツの放送オーケストラ」に続く第三弾。「ドイツ三部作」。 「都市の数だけ存在する」とまことしやかに言われるドイツの劇場。自治権・防衛権を有する都市国家から発展してきた歴史的経緯から、現在も各地域…

ドイツの放送オーケストラ

先日、「ベルリンのオーケストラ」というテーマで記事を書いたが、その記事を書いていて、ふと続編みたいなテーマが頭に浮かんだ。「旧東と旧西の歴史事情が絡んで、ベルリンには多くのオーケストラが存在する」というのが前回記事の内容だったが、実は、放…

ベルリンのオーケストラ

先日、指揮者の山田和樹氏がベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任という発表があった。2026-27シーズンからの契約。へぇー、そうでっか。まあ、良いニュースでないの。 現首席兼音楽監督はロビン・ティチアーティ。歴代の指揮者には…

2025/2/10 エレクトラ

2025年2月10日 ベルリン州立歌劇場R・シュトラウス エレクトラ指揮 シモーネ・ヤング演出 パトリス・シェローエヴェリン・ヘルリツィウス(クリテムネストラ)、イレーネ・テオリン(エレクトラ)、ヴィーダ・ミクネヴィチューテ(クリソテミス)、…

2025/2/10 ベルリン2

ベルリン二日目。実質的な観光初日。前述したとおり、市内交通の地下鉄やバスは、ストライキのため終日利用できない。地下鉄の入口などはシャッターが降ろされ、閉鎖となっている。このため、徒歩とSバーンを使い、観光ポイントに向かう。 最初に訪れたのは…

2025/2/9 ルサルカ

宿泊ホテルに近いバス停から100番バスに乗り、ベルリン州立歌劇場に向かった。100番バスはルート上、劇場すぐ近くの停留所に停まるので便利だ。 その途中のどこかの停留所で、バスが突然停車した。5分、7分・・そしてドイツ語アナウンス。もちろん何…

2025/2/9 ベルリン1

念願だった「オスロ歌劇場」と「K・マケラ指揮のオスロ・フィル」の両方を無事制覇し、大いなる達成感を持ちながらオスロを離れた。ノルウェー、人々は笑顔で接してくれるし、いい国だなあ。また来たい。物価が高いのがちょっとアレけど。 向かったのはドイ…

2024/11/3 ミュンヘン、バイエルン放送響

ドレスデンからミュンヘンへ電車で移動。到着後は旧市街付近を軽くお散歩した程度で、特に観光としてご紹介するほどでもないので、さっそく夜の公演の報告を。これにて今回の旅行のフィナーレ、締めの公演である。 2024年11月3日 バイエルン放送交響…