ドイツ
帰国の日。午前中にバーデン・バーデンを離れ、国際空港のあるフランクフルトへ鉄道で移動。ただ、日本へのフライト出発が午後7時40分のため、時間が随分とある。たとえラウンジを利用するとしても、長時間をとても空港内では過ごせないため、どこかで観…
2024年3月26日 バーデン・バーデン・イースター音楽祭3 祝祭劇場R・シュトラウス エレクトラ指揮 キリル・ペトレンコ演出 フィリップ・シュテルツル管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ミヒャエラ・シュスター(クリテムネストラ)、ニーナ…
バーデン・バーデン三日目。まず、フリーダー・ブルダ美術館。 現代美術館。敷地内にピカソやジョアン・ミロなどの彫刻があったので、館内の収蔵作品に期待したが、中の展示は意外と大したことはなく、しかも作品数は少なかった。これで14ユーロ(約2,3…
2024年3月25日 バーデン・バーデン・イースター音楽祭2 祝祭劇場《ワーグナー・ガラ》指揮 キリル・ペトレンコ管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ワーグナー タンホイザーより 序曲とヴェーヌスベルクの場面 ワルキューレより 第一幕クラウ…
バーデン・バーデン二日目。ようやく晴れた。気温は15度くらい。昨日できなかった市内散策をしよう。 街の中心部、レオポルト広場付近。高級保養地らしく、ブティックなどの店が並んでいる。 川沿いの並木道リヒテンターラー・アレーは、絶好の散歩道。犬…
2024年3月24日 バーデン・バーデン・イースター音楽祭1 祝祭劇場指揮 トゥガン・ソヒエフ管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ヤン・リシエツキ(ピアノ)ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番ブルックナー 交響曲第7番 ソヒエフ指揮のベルリン…
早朝明け方にホテルをチェックアウトし、ドレスデンを離れ、飛行機でフランクフルトへ。その後、電車に乗り換えて、バーデン・バーデンにやってきた。昨年に続いての再訪。目的は、この地で毎年この時期に開催される「イースター音楽祭」である。 この音楽祭…
2024年3月23日 ザクセン州立歌劇場R・シュトラウス 影のない女指揮 クリスティアン・ティーレマン演出 ダヴィッド・ベッシュエリック・カトラー(皇帝)、カミッラ・ニールント(皇后)、エヴェリン・ヘルリツィウス(乳母)、アンドレアス・バウア…
パリを離れ、次の目的地はドイツ。いったんベルリンに飛んで、そこで鉄道に乗り換え、ドレスデンに向かう計画。残念ながら、パリからドレスデンへの直行の飛行機便はなかった。 この「ベルリンに飛び、鉄道に乗換えて」というのが、クセモノ。旅行前からずっ…
2023年7月16日 バイエルン州立歌劇場ワーグナー ローエングリン指揮 フランソワ・グサヴィエ・ロト演出 コーネル・ムンドルッツォミカ・カレス(ハインリッヒ王)、クラウス・フロリアン・フォークト(ローエングリン)、ヨハンニ・フォン・オオスト…
ミュンヘン市の中心部を流れるイザール川の中洲に、自然・科学・技術分野において世界最大級の展示面積を誇る「ドイツ博物館」がある。その本館にとても入り切らない交通部門の別館が、少し離れたテレジエンヴィーゼ地区にある。そこに行ってみた。 いわゆる…
毎年7月中旬から3週に渡り、毎週末に開催される世界最大規模の中世騎士祭。場所はミュンヘン郊外にあるカルテンベルク城。ミュンヘン中央駅からローカル鉄道RB(レギオナル・バーン)で約30分(もしくは各駅停車のSバーンで約45分)、ゲルテンドル…
オスロ発午前7時15分の飛行機に乗るため、午前4時に起床。ミュンヘンには午前10時到着。天気は晴れ。ていうか、暑い! なんと30度! ちょうどこの少し前、日本に猛暑が到来し、東京・埼玉など各地で38度に到達したというニュースをネットで眺めて…
2023年7月7日 バイエルン州立歌劇場《ミュンヘン・オペラ・フェスティバル》プロコフィエフ 戦争と平和指揮 ウラディーミル・ユロフスキ演出 ディミートリ・チェルニャコフアンドレイ・ジリコフスキー(アンドレイ)、オリガ・クルチュンスカ(ナター…
ベルリンからミュンヘンに移動。観光がメインの今回の旅行だが、鑑賞を予定している3つのオペラの中で一番楽しみなハイライト公演が、バイエルン州立歌劇場で行われる。最初のベルリン滞在二日間は、私にとって時差を含めた調整、準備みたいなもの。本日が…
2023年7月6日 ベルリン州立歌劇場ケルビーニ メデー(メデア)指揮 オクサーナ・リーニフ演出 アンドレア・ブレスソニア・ヨンチェヴァ(メデー)、チャールズ・カストロノーヴォ(ジャゾン)、ペーター・シェーネ(クレオン)、スラヴカ・ザメチュニ…
ベルリン二日目。天気晴れ。日本ではこの時期、晴れると30度を超える猛暑に見舞われることもあるが、こちらのこの日の最高気温は24度。「動くと少し暑いな」と感じるくらいで、概ね快適。朝晩は15度くらいとなり、過ごしやすい。 この日訪れたのは、シ…
7月4日の夜に羽田を出発し、イスタンブールを経由して、翌日5日、現地時間午前10時にベルリンに到着。入国審査の長蛇の列でさんざん待たされ、かなりイライラしたが、なんとか無事に市内に入って、午前11時半にホテル到着した。 4月、5月に続き、3…
気が付いたことを順不同、ざっくばらんに。ドイツ特有というより、ヨーロッパ全般に言える事も混じっているが、ご容赦。 ・電車に自転車を乗せることができる。自転車用の車両が備わっているのだ。あと、ペットの犬もケージに入れずに電車に乗せることができ…
海外旅行では、できればちゃんとしたホテルを選びたい。当たり前だよな。でもさ、欧米のホテル、高いんだよね・・・。 日本だと、お食事付きの温泉宿とかを除き、普通のビジネスホテルクラスなら、シングル1泊でだいたい7、8千円くらい、1万円も出せば十…
2023年5月28日 ヘッセン州立劇場(ヴィースバーデン)《ヴィースバーデン国際5月音楽祭》ワーグナー トリスタンとイゾルデ指揮 アレクサンダー・ジョエル演出 ウーヴェ・エリック・ラウフェンベルクアンドレアス・シャーガー(トリスタン)、マグダ…
旅行の最終目的地、ヴィースバーデンに移動。デュッセルドルフから2時間半。ヴィースバーデンはフランクフルトと同じヘッセン州。帰国のために利用するフランクフルト国際空港にも近い。 ここは温泉保養地で、当初は温泉施設に行き、ゆっくりリラックスしよ…
2023年5月27日 ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)マスネ エロディアード指揮 セバスティエン・ルーラン演出 ロレンツォ・フィオローニセバスティエン・グース(ジャン)、ボグダン・バチウ(エロデ)、ルーク・ストーカー(ファニュエル)…
ライプツィヒを離れ、デュッセルドルフに移動した。今回の旅行の実質的スタートがここデュッセルドルフだったから、ぐるっと一周して戻ってきた感じ。旅行も終盤。既に「マーラー5公演の鑑賞」というハイライトを終えたこともあり、若干テンションが落ち着…
2023年5月26日 マーラー・フェスティバル Ⅴ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 アンドリス・ネルソンス管弦楽 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団合唱 MDR放送合唱団、ライプツィヒ歌劇場合唱団、ゲヴァントハウス合唱団、ゲヴァントハウス少年…
ライプツィヒ5日目。この日の観光は、ヴィッテンベルク。ライプツィヒとベルリンを結ぶ路線の途中にあり、ライプツィヒからだと特急ICEで約30分。日帰りで十分なショート・トリップ。 この街はなんと言っても、「マルティン・ルターが宗教改革を開始し…
2023年5月25日 マーラー・フェスティバル Ⅳ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 クリスティアン・ティーレマン管弦楽 シュターツカペレ・ドレスデン合唱 ザクセン州立歌劇場女声合唱団、児童合唱団クリスタ・マイヤー(メゾ・ソプラノ)マーラー 交響曲…
マーラー・フェスティバルの続きのため、ライプツィヒにリターン。 ライプツィヒへは、ウィーンから直行の飛行機があることは確認していた。しかし、本数が圧倒的に少なかった。早朝に1本と、それから夕方に1本だけなのだ。これでは、万が一フライトのキャ…
2023年5月22日 マーラー・フェスティバル Ⅲ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 ダニエル・ハーディング管弦楽 バイエルン放送交響楽団マーラー 交響曲第7番 どんな作品もそつなくこなす万能型指揮者ハーディングだが、そんな中でもマーラーは彼の最も…
ライプツィヒ三日目。月曜日。ヨーロッパを訪れた場合、月曜日というのは注意しなければいけない日だ。というのも、博物館や美術館といった観光施設が定休日である場合が多いのである。せっかく訪れたのに、行ってみたら「休館日だった」というのは、ガック…