2018年5月3日 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンセルトヘボウ
指揮 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
期待を下回った演奏。残念、本当に残念。
まあなあー、期待がデカかったもんなあ。
だってさあ、天下のコンヘボだぜ? ホームでの定期演奏会だぜ? ブル8だぜ?
そりゃ期待するわさ。
なんかイタリア料理店でスパゲティを注文したら、焼きビーフンが出てきたみたいなショック(笑)。
指揮者のズヴェーデンが振り下ろすタクトには十分に力がこもっているが、実際に出てくる音に力が感じられない。
音響の良いホールなのに、響きがホールいっぱいに満ちてこない。
重厚な作品なのに、どこかあっさりうすしお味。
だからといって、ダメな演奏、酷い演奏だとこき下ろすほど、私は尊大な評論家ではないし、自分の耳が確かだと断言できない。
やっぱり期待が大きすぎたんだと思う。うん。
それでも、今年3月のニューヨーク・フィルハーモニック公演を聴いて高く持ち上げたズヴェーデンの評価は、いったん保留にしたい。また次回、もう一度見極めさせていただきたい。
あ~あ、世界のトップオーケストラが演奏するブル8を聴いて、ぶっ壊れたかったなあ・・。
ぐじゅぐじゅに鼻水垂らして泣き咽びたかったなあ・・。