クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

オケ公演のソリスト

以前から思うところがあったので、ちょうどバイエルン放送響とツィメルマンの共演コンサートに併せて書いてみたい。 1 大物ソリストと外来オケの豪華共演 まさに今回のケースだが、こうした来日公演概要が発表されると、実はやや複雑な気持ちになる。 豪華…

2014/11/25 バイエルン放送響

2014年11月25日 バイエルン放送交響楽団 サントリーホール 指揮 マリス・ヤンソンス クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ) ブラームス ピアノ協奏曲第1番 R・シュトラウス 交響詩ドン・ファン R・シュトラウス 歌劇ばらの騎士組曲 お客さんの…

2014/11/22 N響C定期

2014年11月22日 NHK交響楽団C定期演奏会 NHKホール 指揮 ネッロ・サンティ ロッシーニ どろぼうかささぎ序曲 ベルリオーズ 序曲ローマの謝肉祭 チャイコフスキー イタリア奇想曲 レスピーギ 交響詩ローマの松 前半と後半でこれほど印象が変わ…

2014/11/21 都響

2014年11月21日 東京都交響楽団 東京芸術劇場 指揮 ポール・マクリーシュ コープランド アパラチアの春-13楽器のためのバレエ R・シュトラウス 13管楽器のためのセレナード メンデルスゾーン 交響曲第5番宗教改革 まず、当初に予定されていた…

2014/11/2 ガルミッシュ・パルテンキルヒェン

旅行最終日。この日の天気を数日前から気にしていた。天気予報を頻繁にチェックしていた。ぜひとも晴れてほしい。晴天を前提とした観光計画をあらかじめ立てていた。 行こうと思っていたのは、ミュンヘンから電車で1時間20分のガルミッシュ・パルテンキル…

2014/11/1 マクロプロス事件

2014年11月1日 バイエルン州立歌劇場 ヤナーチェク マクロプロス事件 指揮 トマシュ・ハヌス 演出 アルパド・シリング ナーデャ・ミヒャエル(エミリア・マルティ)、パヴェル・チェルノフ(アルベルト・グレゴル)、ジョン・ルンドグレン(ヤロスラ…

2014/11/11 サンタ・チェチーリア管

2014年11月11日 ローマ・サンタ・チェリーリア国立管弦楽団 サントリーホール 指揮 アントニオ・パッパーノ 諏訪内晶子(ヴァイオリン) ロッシーニ セヴィリアの理髪師序曲 ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 R・シュトラウス アルプス交響曲 一…

2014/11/8 新日本フィル

2014年11月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 ダニエル・ハーディング ブルックナー 交響曲第5番 音色、響き、音量、奏法、ニュアンス、こうしたディティールにトコトンこだわったアプローチ。出てくる音を聴けば、…

201411/1 ミュンヘン2

ミュンヘンに限らず、欧米ではストリート名が住所になっている。このため、都市圏ではほぼすべての通りに名前が付いているはずである。 膨大な数の道路に一つ一つ名前をつけるにあたり、昔からの由来や縁のある地名だけではとてもじゃないけど足らない。必要…

2014/10/31 兵士たち(軍人たち)

2014年10月31日 バイエルン州立歌劇場 ツィンマーマン 兵士たち(軍人たち) 指揮 キリル・ペトレンコ 演出 アンドレアス・クリーゲンブルク バーバラ・ハンニガン(マリー)、クリストフ・シュテフィンガー(ヴェーゼナー)、オッカ・フォン・デア…

2014/10/31 ミュンヘン1

イギリスはEUのシェンゲン協定加盟国ではないため、同国からドイツに入る時は入国審査が行われる。欧州ではない日本もまた、直行便でドイツに入ると入国審査が行われるのだが、これまでの経験で担当官から何か質問されたことなどほとんどなく、大抵はただ…

2014/10/30 二人のフォスカリ

2014年10月30日 ロイヤル・オペラ・ハウス ヴェルディ 二人のフォスカリ 指揮 レナート・バルサドンナ 演出 タッデウス・シュトラスバーガー プラシド・ドミンゴ(フランチェスコ・フォスカリ)、フランチェスコ・メーリ(ヤコポ・フォスカリ)、マ…

2014/10/30 ウィンザー

ウィンザー城は二度目の訪問である。20年前に訪れた前回は、確か城内の居室の半分くらいしか公開されていなかった。1992年に発生した火災の修復工事の影響で、一部しか見学できなかったのである。「火災から2年経ったから、修復は終わっただろ」と思…

2014/10/30 ロンドン初日

10月30日、午前9時。私は、ロンドン郊外レイズベリーという誰も知らない町の無人駅で、大きな荷物を抱えながら一人ぽつんと立ちすくんでいた。茫然自失、だった。所持金、手元にある英ポンドはわずかな小銭しかない。これから私はいったいどうしたらい…