クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2008/2/9 ウィーン オランダ人

2008年2月9日 ウィーン国立歌劇場 ワーグナー さまよえるオランダ人 指揮 ウルフ・シルマー 演出 クリスティーネ・ミーリッツ アラン・タイトス(オランダ人)、ヴァルター・フィンク(ダーラント)、ニーナ・シュテンメ(ゼンタ)、クラウス・フロリ…

椿姫ってどうなの?

2010年にトリノ・レージョ劇場が来日し、ボエームと椿姫を公演することが発表された。私はため息を付く。 「またかよ・・」 2010年はもう一つ、英国ロイヤルオペラの来日公演も決まっているが、これもラインナップに椿姫が入っている。「はあぁ・・…

2008/10/27 ウィーン国立 コシ・ファン・トゥッテ

2008年10月27日 ウィーン国立歌劇場 東京文化会館 モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ 指揮 リッカルド・ムーティ 演出 ロベルト・デ・シモーネ バルバラ・フリットリ(フィオルディリージ)、アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ドラベッラ)、イル…

2008/2/9 ウィーン2

ウィーンの二日目の観光。 市内の見所はもう十分征してあるので、郊外にあるグリンツィングとカーレンベルグに行くことにした。 初めてカーレンベルグを訪れたときの感動が忘れられない。なだらかな丘、その丘から手を伸ばせば届くかのようなドナウ川、遙か…

私のニックネーム

突然ですが、ここで自分のニックネームについて解説しましょう。 私のニックネームはhbrmrs。さてこれはいったい何でしょう?・・・ などと言ってもわかるわけないですね、スミマセン。 hbrmrs、これは私の敬愛してやまない3人の音楽家の頭文字である。H・B…

2008/2/8 ウィーンの夜

海外に行って日本料理を食べる・・・以前の私にとってそれは「考えられないこと」だった。食事も含めて現地の郷に入ることが海外旅行の楽しみではないか。なんでわざわざ海外まで行って日本料理食べなければならんのだ? ところが数年前、スペインを旅行して…

2008/2/8 ウィーン コシ・ファン・トゥッテ

いよいよオペラファン待望のウィーン国立歌劇場引っ越し来日公演開幕が間近に迫った。 公演の目玉にして最大の期待は我らがオザワセイジが振るフィデリオ・・・なんちてね。んなわけねーだろ(笑)。 ムーティのコシ・ファン・トゥッテに決まっている。 その…

思い出のベト7

新日フィル定期でベートーヴェン交響曲第7番を聴いた。ここで、ベト7で忘れられない公演を振り返ってみる。衝撃的だったクライバー・バイエルン国立管の公演はまたの機会で書くことにし、バーンスタインにする。 1990年7月12日 ロンドン交響楽団 オ…

2008/10/17 新日本フィル

2008年10月17日 新日本フィル定期演奏会 すみだトリフォニーホール 指揮 ヴォルフ・ディーター・ハウシルト ベートーヴェン 交響曲第1番 ベートーヴェン 交響曲第7番 メインの7番が良かった。 1番もそうだったが、強弱やテンポだけでなく、ビブ…

2008/2/8 ウィーンへの道2

昨日の続きで~す。 我々はミュンヘンからウィーンに向かって電車に乗っていました。なのに、電車はどういうわけかウィーンから離れるかのように進んでいます。さて、ここで問題です。いったい何が起こったのでしょうか? なんて、今だからおもしろおかしく…

2008/2/8 ウィーンへの道1

ウィーンへの移動日。 移動手段は飛行機にしようか迷った。フライトの最大の欠点は運行の不安定さだ。遅延や欠航はシャレにならない。私にとって、今回の旅行の最大の楽しみが本日夜のウィーン国立歌劇場でのコシ・ファン・トゥッテだからだ。飛行機に比べて…

2008/10/13 ローザンヌ歌劇場 カルメン

2008年10月13日 ローザンヌ歌劇場 東京文化会館 ビゼー作曲 カルメン 指揮 シリル・ディーデリッヒ 演出 アルノー・ベルナール ベアトリス・ユリア・モンゾン(カルメン)、ルーベンス・ペリッツァーリ(ドン・ホセ)、ミコワイ・ザラシンスキ(エス…

2008/10/12 びわ湖ホール サロメ

2008年10月12日 びわ湖ホール R・シュトラウス作曲 サロメ 指揮 沼尻竜典 演出 カロリーネ・グルーバー 大岩千穂(サロメ)、井原秀人(ヨハナーン)、高橋淳(ヘロデ)、小山由美(ヘロディアス)他 過激な読替演出に終演後はブラボーが3割、ブー…

仮面舞踏会

イタリアオペラには好きなところと嫌いなところがある。 もちろん好きなところ多々あるが、嫌いなのは、どのオペラもやたらと恋に悩んでいることが多いということだ。王様、王子、将軍、伯爵、お姫様、お嬢様・・・みんな常に恋に悩んでいる。歴史上の偉人の…

2008/10/8 ソフィア国立歌劇場 仮面舞踏会

2008年10月8日 ソフィア国立歌劇場 東京文化会館 ヴェルディ作曲 仮面舞踏会 指揮 クーン・ケッセル 演出 プラーメン・カルターロフ カメン・チャネフ(リッカルド)、キリル・マノロフ(レナート)、マリアーナ・ツヴェトコヴァ(アメーリア)、エレ…

2008/2/7 ミュンヘン4 ノルマ

2008年2月7日 バイエルン州立歌劇場 ベッリーニ作曲 ノルマ 指揮 フリードリッヒ・ハイダー 演出 ユルゲン・ローゼ エディタ・グルベローヴァ(ノルマ)、ソニア・ガナッシ(アダルジーザ)、ゾラン・トドロヴィッチ(ポリオーネ)、ロベルト・スカン…

ミュンヘンと言えば・・・ビール

ミュンヘンは何が楽しみって、そりゃもちろん私が訪れる目的はオペラなんだけども、負けず劣らず楽しみなのは「ビール」だ!ミュンヘンはまさにビールの本場だ。地元の有名な醸造会社直営のビアレストランがいくつもあってオリジナルビールを競い合っている…

トゥーランドット

知らないオペラを見るとき、皆さんはどうしますか? 予習する?予習しない? 私は予習します。 ではどのように予習しますか? 私はまずCDなどを聴き、対訳やあらすじを読みつつ音楽を十分に聞き込んで物語をイメージし、その後に舞台や映像作品を見る。 そ…

2008/10/4 新国立 トゥーランドット

2008年10月4日 新国立劇場 プッチーニ作曲 トゥーランドット 指揮 アントネッロ・アッレマンディ 演出 ヘニング・ブロックハウス 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 イレーネ・テオリン(トゥーランドット)、ヴァルテル・フラッカーロ(カラフ)…

2008/2/7 ミュンヘン3

相棒O君にとって、今回はミュンヘンの追憶をたどる旅だった。前回に訪れた時の懐かしい場所、おぼろげに覚えている風景の前に立ち、年月と共に色あせてくすんできた記憶の色調をもう一度原色に戻す作業だった。 それは私もよーく分かった。理解できる。お付…

2008/2/6 ミュンヘン2 ナブッコ

2008年2月6日 バイエルン州立歌劇場 ヴェルディ作曲 ナブッコ 指揮 パオロ・カリニャーニ 演出 ヤニス・コッコス パオロ・ガヴァネッリ(ナブッコ)、マリア・グレギーナ(アビガイッレ)、フェネーナ(ダニエラ・シンドラム)、ジャコモ・プレステア…

思い出の「ばらの騎士」

新日フィルのレビューから、ばらの騎士の話題が続いてスミマセン。 初めて生でこのオペラを見たのは1993年、国内上演ではなくニューヨークのメトだった。指揮者は知らない人だった。ブログラムには「メトのデビュー」と書かれてあった。 そんな知らない…