クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2011-01-01から1年間の記事一覧

2011/6/5 新国立 コシ・ファン・トゥッテ

2011年6月5日 新国立劇場 モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ 指揮 ミゲル・ゴメス・マルティネス 演出 ダミアーノ・ミキエレット 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 マリア・ルイジア・ボルジ(フィオルディリージ)、ダニエラ・ピーニ(ドラベ…

2011/6/4 N響 C定期

2011年6月4日 NHK交響楽団 C定期演奏会 NHKホール 指揮 ウラディーミル・アシュケナージ アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ) プロコフィエフ 組曲「三つのオレンジへの恋」 プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番 シベリウス 交響詩大洋の女…

いよいよメト 2

メトロポリタン・オペラの来日公演は、直前にネトレプコとジョセフ・カレヤが降板してしまった。それに伴うキャスト変更が物議を醸し出している。 ジョセフ・カレヤに変わって、ロランド・ビリャゾンとマルセロ・アルヴァレスが急遽来日することになったのは…

2011/5/7 バイエルン放響

5月の旅行からちょうど1か月。旅行記がまだ終っていなかった。 1日につき2記事(昼間の観光と夜の鑑賞)×滞在日数分。その上、日本でのコンサート日記も綴っているので、完結させるのはこれが結構大変なのよ・・・。 とボヤいてもしようがないので、なん…

歌手たちの語学力

最高水準のオペラのライブ中継を世界に配信しているメト。ニューヨークに行かなくても、日本でも映画館でメトのオペラを楽しめるようになり、ファンの間ではすっかりお馴染みとなった。 このライブビューイングでは、単にステージだけでなく、毎回必ず幕間の…

2011/5/28 N響 A定期

2011年5月28日 NHK交響楽団 A定期演奏会 NHKホール 指揮 ウラディーミル・アシュケナージ R・シュトラウス メタモルフォーゼン ブラームス 交響曲第4番 午前8時に家を出て、午前10時から新宿でメトライブビューイング、午後1時半に秋葉…

いよいよメト

主催者からの情報によると、パーペ、フリットリ、フヴォロストフスキーといった歌手が無事に来日を果たしたそうだ。いやいや良かった。 フリットリは本当に来るのか心配した。今回のメトの引っ越し公演に名を連ねるソリストたちは、キャリアを築くにあたって…

2011/5/7 ブンデスリーガ

2011年5月7日 ブンデスリーガ フランクフルト・ヴァルトシュタディオン アイントラハト・フランクフルト vs 1FCケルン スイスに乗り入れているドイツ新幹線ICEでバーゼルからフランクフルトまで約3時間。正午にフランクフルト中央駅に到着す…

この秋のウィーン・フィル

今日はお仕事を休みました。用事があったから。 何の用事かって?決まってるじゃん、この秋来日公演を行うウィーン・フィルのチケットを取る用事だよ。本日はサントリーホールウェブ登録会員先行販売日。 そんなことで仕事を休むのか、そんなことで仕事を休…

2011/5/6 バーゼル歌劇場

2011年5月6日 バーゼル歌劇場 ワーグナー パルジファル 指揮 ガブリエル・フェルツ 演出 ベネディクト・フォン・ペーター アルフレッド・ウォーカー(アンフォルタス)、アラン・エヴァンス(ティトゥレル)、リャン・リー(グルネマンツ)、ロルフ・…

2011/5/6 バーゼル

朝も早々に思わぬ目に遭ってドン底に落っことされた私だったが、それでも旅は続く。人間というものはつくづくよく出来ている。時間が経過するにつれて徐々に嫌なことを忘れ、立ち直っていくのだから。インスブルックからバーゼルまで列車内で過ごした4時間…

2011/5/18 都響

2011年5月18日 東京都交響楽団 東京文化会館 指揮 エリアフ・インバル ブラッハ・マルキン(ヴァイオリン) プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第2番 ブルックナー 交響曲第2番 さすがはインバル。さすがは都響。感心した。先週のサントリー公演(…

2011/5/6 スリにやられた

友人Kくんから、「早く続きを書いてよ~。『被害まであと1日』と予告してから待たせてるよ~。」というメールをもらった。ちっ。面白がっているな、まったく(笑)。 はいはい、じゃ、恥を忍んで報告しますよ。 5月6日午前8時、インスブルック中央駅の…

アメリカ人歌手

日曜日にメト・ライブビューイングでR・シュトラウスのカプリッチョを見に行った。(新宿ピカデリー) 詳しい感想はとりあえず置いておく。しょせん映画だしね(笑)。出演していた歌手たちは皆それぞれ良かったと思う。ただ、主役の伯爵夫人マドレーヌを演…

2011/5/14 東響

2011年5月14日 東京交響楽団 サントリーホール 指揮 ユベール・スダーン クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)、児玉桃(ピアノ) シェーンベルク 室内交響曲第2番 メンデルスゾーン ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ベートーヴェン 交響曲…

2011/5/5 チロル歌劇場

往年の名メゾ、ブリギッテ・ファスベンダーが芸術監督を務めるチロル歌劇場(インスブルック州立歌劇場)。この歌劇場を訪れたのは2回目だが、前回観た「魔弾の射手」では、ファスベンダー自らが演出を担当していた。どうやら歌手引退後も精力的に御活躍の…

2011/5/5 インスブルック

グラーツから飛行機でインスブルックへ移動。 日本でオーストリア航空をネット予約したのだが、予約時期の問題だったのか分からないが、なぜかエコノミーを受け付けていなかった。値段がそれほど高くなかったのでビジネスクラスにしたところ、思いがけずグラ…

2011/5/13 都響

2011年5月13日 東京都交響楽団 サントリーホール 指揮 エリアフ・インバル シューベルト 交響曲第5番 R・シュトラウス 英雄の生涯 3月と4月の公演で来日できなかったインバルが復活した。来日できなかった公演は指揮者変更にならずにそのまま中止…

2011/5/4 グラーツ歌劇場

音楽の都・ウィーンと、音楽祭のメッカ・ザルツブルク。オーストリアでクラシックを聞くなら通常はこの2都市を押さえておけばオッケーであるが、さらに突っ込んで極めてみたい方は是非グラーツへ。ここオーストリア第2の都市には、格式のある立派な歌劇場…

2011/5/4 グラーツ

ホテルを早朝7時半にチェックアウト。結局ウィーンはホテルに泊まっただけ。街内には目もくれず、グラーツに移動するため、出発ターミナル駅のWien Meidling駅に向かった。 これまでグラーツへの鉄道路線の出発駅はウィーン南駅であったが、現在工事中で閉…

2011/5/3 ウィーン

バカの一つ覚えみたいに毎回エールフランス航空一辺倒だった私の欧州旅行のフライトであるが、これまでのおびただしい遅延、キャンセル、ストライキ、窓口での不親切や不手際などの遭遇に、日頃こんなにも寛容なワタクシも、ついに愛想が尽きた。今回、昨年…

旅行から帰ってきました

ご無沙汰していましたが、ご愛読の皆さまはすぐ察しがついたかと思いますけど、旅行しておりました。 今回はウィーンから入ってそのままグラーツに向かい、インスブルック、バーゼル、フランクフルトという順に巡ってきました。 スケジュールは全て順調、天…

2008/5/9 ウィーン

やべ、2008年5月の旅行記を早く終わらせなくては。もう次の旅行が迫っている・・・。 前日、終演が午後11時を回ったローエングリンから一夜が明け、早朝にジュネーブ国際空港に向かった。確か午前9時くらいのフライトだったと記憶する。ということは…

2011/4/29 二期会 フィガロの結婚

2011年4月29日 二期会 東京文化会館 モーツァルト フィガロの結婚 指揮 デニス・ラッセル・デイヴィス 演出 宮本亜門 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 与那城敬(アルマヴィーヴァ伯爵)、増田のり子(伯爵夫人)、山下浩司(フィガロ)、嘉目真…

2011/4/23 神奈川フィル

2011年4月23日 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 横浜みなとみらいホール 指揮 金聖響 マーラー 交響曲第7番 夜の歌 サイタマ県民のオイラにとっては、神奈川フィルはちょっと縁遠いオケだ。わざわざ多摩川を越えて出張しなくても、5つも6つもある…

2011/4/22 N響 C定期

2011年4月22日 NHK交響楽団定期演奏会 NHKホール 指揮 ロジャー・ノリントン 河野克典(バリトン) マーラー 花の章、さすらう若人の歌、交響曲第1番 巨人 さすらう若人の歌は、当初予定されていたドイツのバリトン、ディートリッヒ・ヘンシェ…

2008/5/8 ジュネーブ大劇場

2008年5月8日 ジュネーブ大劇場 ワーグナー ローエングリン 指揮 レイフ・セーゲルスタム 演出 ダニエル・スレーター クリストファー・ヴェントリス(ローエングリン)、ソイレ・イゾコスキ(エルザ)、ゲオルグ・ツェッペンフェルト(ハインリッヒ)…

2011/4/17 N響 A定期

2011年4月17日 NHK交響楽団定期演奏会 NHKホール 指揮 ロジャー・ノリントン ベートーヴェン 交響曲第1番 エルガー 交響曲第1番 震災、というより、原発事故の影響で、外来演奏家の来日取り止めが続いている。一方で、困難な状況下、あえて来…

2011/4/16 新国立 ばらの騎士

2011年4月16日 新国立劇場 R・シュトラウス ばらの騎士 指揮 マンフレッド・マイヤーホーファー 演出 ジョナサン・ミラー 管弦楽 新日本フィルハーモニー交響楽団 アンナ・カタリーナ・ベーンケ(元帥夫人)、フランツ・ハヴラータ(オックス)、井…

2008/5/8 ジュネーブ

マンハイムから電車でジュネーブへ移動。 ドイツとスイスの国境の街バーゼルで、乗り換えがてら途中下車し、トラムで旧市街に向かって1時間半ほど散策した。チューリッヒやジュネーブに隠れがちだが、ここバーゼルにも歌劇場があって、先鋭的前衛的な演出を…