2009-01-01から1年間の記事一覧
先日読響で惑星を聴いたところであるが、今日は公演のことではなく、その惑星の録音のことで書いてみたい。 中学の頃からクラシックに目覚めたが、ちょうどその当時流行っていた映画「スターウォーズ」やアニメ「銀河鉄道999」などに影響されたこともあり…
2009年7月6日 読売日本交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 パオロ・カリニャーニ 清水和音(ピアノ) ラヴェル ピアノ協奏曲 ホルスト 組曲惑星 高校の時、明るい性格で人付き合い良く、よく遊んでいて、普段は冗談ばっかり言って、決してガリ…
「言葉(詞)が先か、音楽が先か・・・。」 「真の芸術たるは果たして詩なのか、それとも音楽なのか・・・。」 深遠なるテーマを、一人の女性をめぐってライバル同士の作詞家(詩人)と作曲家が争うというドラマに重ね合わせ、作られたオペラ『カプリッチョ…
2週間くらい前のニュースなので、既にネタとしては新鮮さがイマイチだが、世界最高峰のオーケストラ(なんだかんだ言っても)ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに、日本の樫本大進が就任内定となった。これから一年間の試用期間を…
行けなかった・・・。 6月24日 ボリショイオペラ@東京文化会館「エフゲニー・オネーギン」 原因は体調不良。グワッと熱が出てしまいました。当然お仕事も休みました。 お仕事休んで、夜に備えようとしたのですが、夜になっても復活しませんでした。 お仕…
2009年6月21日 ボリショイオペラ NHKホール チャイコフスキー スペードの女王 指揮 ミハイル・プレトニョフ 演出 ワレリー・フォーキン ウラディーミル・ガルージン(ゲルマン)、ワシリー・ラデューク(エレツキー)、エレーナ・ポポフスカヤ(リ…
2009年6月20日 日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 アレクサンドル・ラザレフ ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン) チャイコフスキー 組曲第4番モーツァルティアーナ モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番 プロコフィエフ 交響…
2009年6月16日 新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 クリスティアン・アルミンク 市原愛(ソプラノ)、丸山滋(ピアノ) アルマ・マーラー 歌曲「夜の光」 グスタフ・マーラー 交響曲第9番 マーラー9番。いわゆる「第9のジンク…
2009年6月15日 読売日本交響楽団 定期演奏会 指揮 秋山和慶 三浦友理枝(ピアノ) R・シュトラウス 組曲「町人貴族」 R・シュトラウス 家庭交響曲 ノーマークの公演から驚くほどの名演が生まれた! どれくらいノーマークだったかというと、会場に行…
2009年6月14日 新国立劇場 ロッシーニ チェネレントラ 指揮 デヴィッド・サイラス 演出 ジャン・ピエール・ポネル(原)、グリシャ・アサガロフ(再) アントニーノ・シラグーサ(ドン・ラミーロ)、ロベルト・デ・カンディア(ダンディーニ)、ブル…
新国立チェネレントラで来日中のカサロヴァ。本公演を見に行くのは明日で、事前ではあるのだが、彼女について書きます。(明日の公演、楽しみです!) 初めて彼女を聴いたのは1998年7月のミュンヘンのオペラフェスティバル。 ドニゼッティの「アンナ・…
ドビュッシーの「海」が私の10代前半のベストお気に入りだったとしたら、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番は、私の大学時代のベストお気に入り(の一つ)だった。 当時、この曲がどれくらい好きだったか、というエピソードを一つ。 年末に実家の…
N響を聴き、前回ブログの鑑賞記で予告したとおり、思い出の詰まったドビュッシー交響詩「海」について書きます。 親がクラシック音楽好きだったこともあって(現在のオタクの私に言わせれば初心者レベルの軽愛好家だが)、子供の頃からレコードをよく聴かさ…
2009年6月6日 NHK交響楽団 NHKホール 指揮 ジョナサン・ノット 庄司紗矢香(ヴァイオリン) ストラヴィンスキー 管楽器のための交響曲 プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1番 ラヴェル 優雅で感傷的なワルツ ドビュッシー 交響詩 海 プロコの…
世界的な傾向として、メディアの多様化、趣味の多様化などで若者のクラシック音楽離れが進む一方、愛好家は高齢化している。 さらには景気動向、補助金カットや寄付の減少などで劇場の未来は決してばら色ではない。天下のメトロポリタンオペラとて他人事では…
2009年5月31日 新星合唱団演奏会 東京芸術劇場 指揮 オンドレイ・レナルト 東京フィルハーモニー交響楽団 吉原圭子(ソプラノ)、小川明子(アルト)、児玉和弘(テノール)、成田眞(バリトン) ブルックナー テ・デウム マーラー カンタータ嘆きの…
2009年5月30日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 クリスティアン・アルミンク ピョートル・アンデルシェフスキ(ピアノ) ワーグナー さまよえるオランダ人序曲 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 ワーグナー 楽劇ニー…
ミュンヘンから、帰りの飛行機出発地のシュトゥットガルトに向かうまでのちょうど中間地点にウルムという町がある。帰国便が夕方であったことから、日中はここで途中下車し観光した。 ガイドブックによると、ここは教会の塔としては世界一の高さを誇る大聖堂…
クラシックネタがなくて昨日はサッカーについて書いたが、ついでに今日はモータースポーツの頂点F1について書こうと思う。ちょうど先週末にモナコGPが終わったばかりだ。 モナコGPと言えば、上の写真。 かれこれ14年前の1995年、友人K君(当時…
このところコンサートに行っていなくて鑑賞記ネタがないので、今日はサッカーの話題を。 欧州一のサッカークラブチームを決めるUEFAチャンピオンズリーグの決勝が間近に迫った。 この大会はあくまで欧州の大会なのだが、大会のレベル、規模、収益、賞金、観…
2009年4月27日 バイエルン州立歌劇場 ヤナーチェク イェヌーファ(新演出) 指揮 キリル・ペトレンコ 演出 バーバラ・フレイ ヘルガ・デルネシュ(ブリヤ家のおばあさん)、エヴァ・マリア・ウェストブルック(イェヌーファ)、デボラ・ポラスキー(…
朝早く起きてリヨンを出発し、飛行機でミュンヘンへ移動。 実は、旅行の計画段階でちょっと失敗した。この日は月曜。ミュンヘンでは月曜日は市内のほとんどの博物館、美術館等が一斉に休み。早朝の便を利用し午前中にミュンヘンに入ったはいいものの、はっき…
11月に予定されている大野和士・リヨン歌劇場来日公演の発売が間近に迫り、タイミング良くちょうどリヨンでの現地鑑賞記をアップしたことから、ここで一昨年にベルギー・ブリュッセルで同じく現地鑑賞したウェルテルの報告をしようと思う。秋の来日公演の…
2009年4月26日 リヨン歌劇場 アルバン・ベルク ルル ツェルハ補訂3幕版 指揮 大野和士 演出 ペーター・シュタイン ローラ・アイキン(ルル)、ヘドヴィク・ファスベンダー(ゲシュヴィッツ)、ステファン・ウェスト(シェーン博士)、トーマス・ピフ…
4日に続いて二度目の鑑賞。 こんなに面白いオペラ、こんなに面白い演出、こんなに面白い演奏。一度だけではもったいないでしょ。前回記事でコメントくださったkontaさんのおっしゃるとおり、今度いつやるか分からない演目なんだからさ。 で、二度目になると…
2009年5月9日 東京交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 ユベール・スダーン インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン) ウェン・シン・ヤン(チェロ) ブラームス 悲劇的序曲 ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 シューマン 交響…
リヨン。この街を訪れるのはこれで3回目。 フランス第3の大都市でありながら、昔ながらの古いたたずまいを残し、旅人の郷愁を誘う。街中から見上げることが出来るフルヴィエールの丘の上には美しい寺院がそびえ立ち、そこから見下ろすと、二つの川と赤茶け…
2009年5月4日 新国立劇場 ショスタコーヴィチ ムツェンスク郡のマクベス夫人 指揮 ミハイル・シンケヴィチ 演出 リチャード・ジョーンズ 管弦楽 東京交響楽団 ワレリー・アレクセイエフ(ボリス)、内山信吾(ジノーヴィ)、ステファニー・フリーデ(…
2009年4月25日 バーデン州立歌劇場(カールスルーエ) ヴェルディ ドン・カルロ(イタリア語5幕版) 指揮 ジャスティン・ブラウン 演出 ロバート・タンネンバウム コンスタンティン・ゴルニー(フィリッポ2世)、バルバラ・ドブルザンスカ(エリザ…
天気は見事なくらいの晴れ。緑が多く、街内に植えられた花々が色とりどりに咲き乱れている。 ご覧くださいませ、上の写真。これまでの人生でこんなにお花を写真に収めたのは初めて(笑)。カールスルーエ、本当に美しい街です。 だいたい人口約30万の州都…