アムステルダム二日目。天気、曇り。
前日と同様、市内を離れて郊外へ。西へ約20キロ、ハーレムという街に行った。初訪問。
ここは、17世紀のオランダ人肖像画家フランス・ハルスが住み、没した街だ。市内にはフランス・ハルス美術館があり、そこを訪れるのがお目当て。
まずは市内を散策。オランダの古都らしい中世の雰囲気が漂っている。
街の中心グローテ・マルクトと、市庁舎。
聖バフォ教会。ハルスはここに眠っている。内部見学は有料4ユーロ。
内部に設置されているパイプオルガンが由緒ある楽器らしい。モーツァルトが10歳の時に訪れ、このオルガンを奏でたとのこと。
(こんなところまでドサ回りしてたのか、モーツァルト一家!)
そして、フランス・ハルス美術館。建物とその周辺は、まさに中世オランダっぽい雰囲気が漂っている。
ハルスの絵は、何だか不思議な魅力に満ちている。人物の特徴がしっかりと捉えられ、筆のタッチの柔らかさから、人間的な優しさや温もりが伝わってくる。私はこの画家、結構好き。