クラシック、オペラの粋を極める!

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2009/5/31 新星合唱団

2009年5月31日 新星合唱団演奏会  東京芸術劇場
指揮 オンドレイ・レナルト
東京フィルハーモニー交響楽団
吉原圭子(ソプラノ)、小川明子(アルト)、児玉和弘(テノール)、成田眞(バリトン
ブルックナー テ・デウム
マーラー カンタータ嘆きの歌


 とってもビミョーなコンサートでありました(笑)。


微妙その1
「Kさん!今度“東フィル”でテ・デウムと嘆きの歌やりますよ!なかなか聴けないですよ!“東フィル”のコンサートどうですか?是非行きましょうよ!」
東フィルじゃなくて、新星合唱団の演奏会であることに気が付いたのはずいぶん後のことであった。

微妙その2
当日の聴衆の大半が、合唱団員のつてによる、合唱団の発表会を聴きにやってきた人達。知る人ぞ知る隠れた名曲を、そういう人達が知るわけがありません。
曲の終わりが分からずに、拍手・・ん??ここで拍手でいいの??・・あれ??・・ああやっぱり終わりね・・パチパチ・・

微妙その3
新星合唱団は、そんじょそこらの市民合唱団よりはレベルが高い。素人としては立派だ。だが、プロの公演には遙かに及ばない。「うまいか?」と言われればビミョー、「良かったか?」と聞かれればビミョー。

微妙その4
合唱指揮の郡司さんの練習でさぞかし鍛えられたであろうことは十分に察した。だが、いかんせんレナルトのタクトに臨機応変に応えられていない。いっそのこと郡司さんの指揮にすれば良かったのだ。レナルトの音楽との差がとってもビミョー。

微妙その5
ソロを担当した4人の面々も揃ってビミョー。
「今日は主役じゃなくて、伴奏です」って感じの東フィルがこれがまた一段とビミョー。


以上、ビミョーな鑑賞記でした(笑)。