それを保有するメリットが何なのか、オレにはさっぱり分からんマイナンバーカード。
「公的証明書がコンビニで取れます」とか、そんなのメリットでも何でもない。身分証だって免許証で十分。要するに、メリットは我々ではなく国や行政の側にある、ということはもはや明白。
結局お前ら、国民の情報を管理統制したいんだろ? 違うか?
そんなのいらんいらん!
・・・とずっと思っていたが、さすがに「最大2万ポイント付与!」キャンペーンには目が眩んだ。
「タダで2万円貰えるんだったら、そりゃ貰わな損だわなぁ・・」と思わず呟いた小市民のオレ。
申請してしまいました。くそー情けねえ。
出来上がったカードを受け取るために役所の窓口に行くと、そこはマイナポイントの手続き申請、つまり2万円欲しさに群がった大量のジジババどもが絶賛順番待機中。
コイツらどうせ自分の番が回ってきたら、「やり方教えてください」なんて言いながら、その実は「面倒な手続きは全部人にやってもらお」という完全お任せパターンの魂胆連中なわけだ。
あーイヤだ。こういうジジイにはなりたくね。
手続きはスマホで出来る。やり方はググればいくらでも出てくる。
私は順番待ちの連中を尻目に、早々に帰宅した。
自宅でさっそくスマホ手続きをやろうとしたら、いきなり躓いた。必要なアプリのダウンロードが出来ないのだ。
調べてみると、どうやら自分のスマホは、アプリの対応機種ではないらしい。
なにぃ??
PCで手続きする場合は、カードリーダーが必要らしく、これもダメ。
そうすると、あとは例えばセブンやローソンに設置されている機械などでも可能だが、これもよーく調べると、一部対応不可の手続きがあったり、対象外のポイント決済サービス事業があったりと、注意すべき事項があることがわかった。
どこで何が出来るのか、こうしたことをじっくり調べているうちに、時間はどんどんと過ぎる。自分の貴重な時間が消費されていく。
おいおい何だよ。これだったら、役所でジジババと一緒に並んで手続きするのと、ほとんど変わりがないじゃんかよ。
なんだかすっげー、ムカついた。