クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024年

今年、生誕もしくは没後のアニバーサリーとして、最も名が通っている作曲家を挙げるとすれば、やはり生誕200年のブルックナーだろう。
人気のある作曲家で、オーケストラにとって多くのお客さんの入場が見込めるだろうし、演奏面でもやり甲斐のある大曲が揃っているから、各プロオケがここぞとばかり競って、シーズンプログラムにずらりと並べるかと思いきや、それほど特別大賑わいでもない。
都響がちょっと多めにやるのが目立つ程度。他のオーケストラもポチポチと採り上げていて、そこに「生誕200年」とタイトルを飾っているものの、それほどの特別感はない。全曲をやるようなプロジェクトは、現時点では見渡した限り、見当たらない。

プロジェクトみたいにあえて仕立て上げなくても、ブルックナーは必ずオーケストラの通常レパートリーに入ってくるので、そこでいつもどおり聴いてください、みたいな感じだろうか。
もしくは、ベートーヴェンモーツァルトのような鉄板の人気を誇るほどでもないので、そう簡単にプロジェクトというのは難しいのかも。


同じ生誕200年だというのに、完全にブルックナーに隠れてしまって影が薄いのが、スメタナさん(笑)。「わが祖国」やれー!ってか。いやいや(笑)。

没後だと、プッチーニフォーレが100年。
プッチーニなんかは人気も知名度もあるのだから、こういうタイミングで、例えば「つばめ」とか「西部の娘」とか「マノン・レスコー」、「妖精ヴィッリ」とかやれば良いのにねぇ~・・。


アニバーサリーではなく、今年2024年に目を向けると、やっぱ「パリ・オリンピック」ということになるだろうか。

・・・うーん・・特にコメント無し(笑)。

個人的には、その前に行われるサッカーの「ユーロ2024」の方が楽しみかな。
ドイツでの開催だけど、このところドイツはちょっと低迷気味なので、どこまで盛り返してくるのか、注目。
ただし、いったいどこが中継してくれるわけ?
WOWOWさん、やってくれんの?
近年の放映権高騰に伴い、視聴出来る環境が次々に制限されていく傾向は、本当に悩ましい。


わたくし個人としては、例年と同様、今年もできる限りコンサートやオペラに行き、海外にも行き、スポーツも観て、健康にも留意しながら、充実した日々を送っていきたい。

海外は、昨年ついにコロナ前のペースに復帰し、4回行くことが出来た。今年も同じくらい行きたいなと思っている。今、着々と計画策定中で、次の予定は3月だ。

最後に、やっぱり世界平和の祈念を。とにかく平和が一番。