2014-01-01から1年間の記事一覧
デュイスブルクを訪れたのは2度目。前回はもう10年くらい前のこと。近郊のゲルゼンキルヒェン(シャルケのホームタウン)でサッカーを観て、その翌朝にとっととアムステルダムに向かうため、交通の利便性だけを考慮してこの街に宿を取った。つまり泊まっ…
2014年5月3日 ライン・ドイツ・オペラ デュッセルドルフ マスネ ウェルテル 指揮 クリストフ・アルトシュタット 演出 ジョアン・アントン・レッキ 管弦楽 デュッセルドルフ交響楽団 セルゲイ・コモフ(ウェルテル)、カタルツィーナ・クンチョ(シャル…
2014年5月3日 ブンデスリーガ第33節 ボルシア・メンヘングラードバッハ対マインツ05 ボルシア・パーク 来季のヨーロッパリーグ進出がかかる6位メンヘングラートバッハと7位マインツの直接対決。メンヘングラートバッハはこの時点で数字上まだチ…
2014年5月10日 ボストン交響楽団 サントリーホール 指揮 シャルル・デュトワ モーツァルト 交響曲第38番プラハ マーラー 交響曲第5番 鮮烈、あまりにも鮮烈だった。 大げさかもしれないが、これは私にとって転換点となった画期的公演だ。それはつ…
市内には有名な現代美術館があり、地球の歩き方にもいちおう紹介されているが、そうした美術に興味がある人以外の観光客がこの街を訪れる目的はただ一つ。 ドイツのどこにでもある何の変哲もない一都市であるにも関わらず、その名が世界中に知れ渡っているそ…
2014年5月2日 ライン・ドイツ・オペラ デュッセルドルフ ベッリーニ ノルマ 指揮 ジョルダーノ・ベリンカンピ 演出 ヴェルナー・シュレーター 管弦楽 デュッセルドルフ交響楽団 カリン・ブラテスク(ポリオーネ)、ギュネス・ギュールレ(オロヴェーゾ…
デュッセルドルフは観光的に見どころがあまりない街だと言われているらしいが、本当だろうか。 確かに観光バスが止まりそうなポイントというのはほとんどないかもしれない。ガイドブックを開いても、大きく紹介されているような場所はなく、記事のページも少…
続きです。 前回、「はたしてチケットは無事に届くのか?」などと関心を煽るような言い回しをし、これで届かなかったらネタ的には面白かったのだが、チケットはホテルに届けられ、普通に受け取っちゃいました。面白くなくて、どうもスミマセン。 だが、無事…
事前に告知していなかったのだが、実は今デュッセルドルフにいる。恒例のゴールデンウィーク旅行inドイッチランドということです。 事前に言わなかったのはそれなりに理由がある。 まず、今回はそれほど大した旅行内容ではないということ。当然オペラがメイ…
2014年4月27日 二期会オペラ 東京文化会館 プッチーニ 蝶々夫人 指揮 ダニエレ・ルスティオーニ 演出 栗山昌良 管弦楽 東京都交響楽団 木下美穂子(蝶々夫人)、小林由佳(スズキ)、樋口達哉(ピンカートン)、泉良平(シャープレス)、栗原剛(ゴロ…
2014年4月23日 NHK交響楽団 B定期演奏会 サントリーホール 指揮 ネーメ・ヤルヴィ R・シュトラウス 祝典前奏曲、皇紀2600年祝典曲、ヨゼフ伝説 マニアにとってはたまらないプログラム。シュトラウス好きの私は、このプログラムを最初に見つ…
昨日の午後、コンサートに行く予定だったが、行けなかった。鉄道の人身事故により電車が約1時間半もストップし、結局会場に向かえなかったのだ。 東京交響楽団のJ・ノット音楽監督就任記念公演だった。ノットが指揮する公演はこれからも行く機会が必ずある…
2014年4月18日 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 サントリーホール 指揮 デイヴィッド・ジンマン ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ブラームス 交響曲第1番 「現役最高のヴァイオリニスト」との呼び声高いク…
映画館でこのオペラを観た。見終わって、改めて思った。 名曲だ。実にいい曲だ。登場人物の切ない恋愛感情と苦悩がしみじみと伝わってくる大変美しい音楽である。 しかしなあ・・・。 物語がどうもいかん。 なんつうかさあ、身も蓋もないっつうかさあ。 現代…
2014年4月13日 新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 アンドリス・ポーガ 合唱 栗友会合唱団 エギルス・シリンス(バス) メシアン キリストの昇天 ショスタコーヴィチ 交響曲第13番バビ・ヤール ポーガという指揮者は知らなかっ…
2014年4月12日 NHK交響楽団A定期演奏会 NHKホール 指揮 マレク・ヤノフスキ ブルックナー 交響曲第5番 ブルックナーの音楽は、どことなく歌舞伎に相通じるものがあるような気がする。 独特の「型」がある。 「動」と「静」、そして「止」があ…
2014年4月8日 新国立劇場 アルバン・ベルク ヴォツェック 指揮 ギュンター・ノイホルト 演出 アンドレアス・クリーゲンブルク 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 ゲオルク・ニグル(ヴォツェック)、望月哲也(アンドレス)、ヴォルフガング・シュ…
2014年4月5日 東京・春・音楽祭 ワーグナーシリーズ 東京文化会館 ワーグナー ニーベルングの指環より序夜「ラインの黄金」(コンサート形式上演) 指揮 マレク・ヤノフスキ 管弦楽 NHK交響楽団 エギルス・シリンス(ヴォータン)、ボアス・ダニエ…
歴史と伝統を誇るイングランド・プレミアリーグ。各国の代表級スター選手が集う世界最高フットボールリーグの試合を現地で観戦するというのは、日本のサッカーファンにとっては夢と言ってもいいだろう。 せっかくロンドンに来たのだから、オペラやミュージカ…
2014年3月29日 東京・春・音楽祭 歌曲シリーズ 東京文化会館小ホール マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)、イェンドリック・シュプリンガー(ピアノ) R・シュトラウス 献呈、おとめの花、オフィーリアの歌、ツェツィーリエ シューマン 女の愛と生…
2014年3月20日 ロイヤル・オペラ・ハウス R・シュトラウス 影のない女 指揮 セミョン・ビシュコフ 演出 クラウス・グート ヨハン・ボータ(皇帝)、エミリー・マギー(皇后)、ミヒャエラ・シュスター(乳母)、エレナ・パンクラトヴァ(バラックの…
たった三日間だけの滞在だったが、そのうち1日は郊外に出かけようと最初から決めていた。ウィンザーにするかハンプトン・コートにするか迷ったが、ハンプトンはロンドン市内交通網のゾーン内だということで、そちらに決定。起点となるウォーター・ルー駅ま…
2014年3月19日 ハー・マジェスティ劇場 A・ロイド・ウェバー オペラ座の怪人 1986年、ロンドンの劇場界隈ウェストエンドで一つのミュージカルが生まれた。以来27年、メガヒットのロングランが続き、ミュージカル史上に残る不滅の地位を確立。…
飛行機、それからオペラとミュージカルのチケットは私が手配した。その代わり、Kくんにはホテル選びを任せた。 ロンドンにはアールズコートやパディントン、ヴィクトリアなどの駅界隈にエコノミーホテル街がある。割高なホテルが多いロンドン、少しでも節約…
2014年3月15日 新国立劇場 コルンゴルト 死の都 指揮 ヤロスラフ・キズリンク 演出 カスパー・ホルテン 管弦楽 東京交響楽団 トルステン・ケルル(パウル)、ミーガン・ミラー(マリエッタ/マリー)、アントン・ケレミチェフ(フランク/フリッツ)、…
2014年3月14日 日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 アレクサンドル・ラザレフ 浜野与志男(ピアノ) スクリャービン ピアノ協奏曲 ショスタコーヴィチ 交響曲第7番 レニングラード やはりラザレフは最高だ! メインのタコ7は絶品…
来週、現地滞在3泊の短期でロンドンに行ってくる。 今度は何を見てくるのかって? ミュージカルなのだ。 定番の「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」ですよ。わっはっは。 なんだい、なんだい。こてこてのクラシックファンがミュージカル見ちゃわりいか…
2014年3月9日 東京都交響楽団 横浜みなとみらいホール 指揮 エリアフ・インバル 合唱 晋友会合唱団、東京少年少女合唱隊 澤畑恵美(ソプラノ)、大隅智佳子(ソプラノ)、森麻季(ソプラノ)、竹本節子(メゾソプラノ)、中島郁子(メゾソプラノ)、福…
2014年3月8日 沼尻竜典オペラセレクション びわ湖ホール コルンゴルト 死の都 指揮 沼尻竜典 演出 栗山昌良 管弦楽 京都市交響楽団 鈴木准(パウル)、砂川涼子(マリー/マリエッタ)、小森輝彦(フランク)、加納悦子(ブリギッタ)、岡田尚之(ガス…
オリンピックが終わってから既に日が経ってしまい、ややタイムリー感を失した気がしないでもないが、やはり記しておきたいことがあったので、書き留めておく。(ずっと忙しかったんだってば) ニッポン全国津々浦々で展開された「メダルメダル」の大合唱は、…