デュイスブルクを訪れたのは2度目。前回はもう10年くらい前のこと。近郊のゲルゼンキルヒェン(シャルケのホームタウン)でサッカーを観て、その翌朝にとっととアムステルダムに向かうため、交通の利便性だけを考慮してこの街に宿を取った。つまり泊まっただけ。市内観光はまったくしなかった。
ていうか、本当はそれなりに観光するつもりだったと記憶している。事前にある程度調べたものの、観光すべきものがなかったということだったと思う。
で、今回こそは観光をしようと思った。ところが、ネットで色々と調べた結果、やっぱり観光すべきものが何もない感じだった。
まあそうは言ってもなあ。何かあるだろ、何か。
グーグルマップで覗いてみると、「ALTSTADT」と書いてあるエリアがあるではないか。
アルトシュタット - 旧市街だ。
そうだろ?そうだろ?
どこの都市にも旧市街の一つくらいあるものなんだよ。そこはたいてい古い教会や市庁舎があって、付近は石畳で、市民の憩いの広場なんかがあるはずなのさ。
いいじゃないか、そうした界隈を散歩するだけでも。十分な観光ってこった。
で、行ってみた。
うん、確かに古そうな教会と歴史を感じさせる建物はあった。
でもそれだけだった・・・。石畳も憩いの広場も無し。
あっという間に観光終了~。
仕方がない。新市街のメインストリートに戻ってお茶した。スターバックス(笑)。情緒のへったくれもなし。
噴水に奇抜なオブジェがあったので、とりあえずパチリと写真に収めた。
あとでホテルのオバチャンが教えてくれたのだが、この街のシンボルなんだって。
こ、これがデュイスのシンボルなのか!?マジか。
そう言えば、確かに駅の土産屋に置いてあった絵はがきに、このオブジェの写真があった。
なるほどねー、これといった観光ポイントがないわけだ。