クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2014/5/3 ウェルテル

イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 
2014年5月3日   ライン・ドイツ・オペラ   デュッセルドルフ
マスネ   ウェルテル
指揮  クリストフ・アルトシュタット
演出  ジョアン・アントン・レッキ
セルゲイ・コモフ(ウェルテル)、カタルツィーナ・クンチョ(シャルロッテ)、ライモナス・パウティエニウス(アルベール)、アルマ・サーデ(ソフィー)、サミ・ルッティネン(大法官)   他
 
 
約3分の1はウトウトしてました。
完全に意識が消失し、記憶が欠落している時間帯もありました。
ワッハッハ・・・。  orz
 
あーあ。何してんだよ、オレ。オペラを見るためにわざわざ来ているんじゃねーのかよ。
 
とか言いつつ、こうなることは何となく予感していたんだよな。そうなるんじゃないかな、と。
 
まだ時差に慣れず、前夜はたぶん4時間も寝られていない。いつもなら公演前にホテルで軽く仮眠を取って調整するのだが、この日はサッカー観戦があり、終了後そのまま劇場に直行したことで、睡眠不足のまま開演を向かえてしまったのである。
 
でもよ、言っておくけど3分の2は起きていたからな。
ほんの少しだけぼーっとしていたけどね・・・。
・・・。
 
スマン、かなりぼーっとしていました(笑)。
 
ということで、以下のショボい感想は多少大目に見てちょーだい。
 
 幕が開く前に、場内に「バン!」と銃声が響いた。観客がビクッとしたところで、すかさず前奏曲開始。幕が開くとそこには、銃口を自らに向け、血を流しながら椅子にもたれかかっているウェルテルの姿。これから始まる物語は、ウェルテルの遠のく意識の中で展開される追想という設定。なんだかどこかで見たようなありがち演出である。
 死の間際だというのに、自分の登場シーンになると、いきなり息を吹き返し、むくっと立ち上がって歌い出すマヌケさ(笑)。
 
 だが、演出のミソはこれだけではなかった。ウェルテルとシャルロッテの二人を舞台上にシンメトリックに配置しながら、「ウェルテルから見たシャルロッテ」と「シャルロッテから見たウェルテル」の二つの世界を同時に描いているのである。二人が切っても切れない関係、つまり表裏一体であることを、あえて衣装をお揃いにして表現していたので、見ていて分かりやすかった。なるほどこれは面白い手法だと思った。
 
以上っ!
 
おいおい、歌手はどうだったんだよ。
音楽はどうだったんだよ。
 
う~~~ん・・・・(笑)。