クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

今ドイツ

事前に告知していなかったのだが、実は今デュッセルドルフにいる。恒例のゴールデンウィーク旅行inドイッチランドということです。

事前に言わなかったのはそれなりに理由がある。
まず、今回はそれほど大した旅行内容ではないということ。当然オペラがメインの旅行なわけだが、まあ要するに特別注目すべき公演ではないということである。普通のローカル公演なのだ。
もちろんどこに行くかについては、期間、移動、観たいと思う演目かなど、私なりにじっくり検討した結果ではあるんだけどね。

今回デュッセルドルフに行く決め手になったのは、オペラに加えてサッカー観戦が出来るということだった。

で、そのサッカー観戦において、出発前にちょっとしたトラブルがあり、旅行の楽しみの高揚感を思い切り削がれてしまって、それが事前に言わなかった理由の二点目。そのことについて報告しよう。

チケットはかなり前から手配をし、日本に送達されて確保済だった。
ところが旅行出発の10日前、チケット販売委託会社からメールが届いた。私のチケットをあろうことかダブルブッキングしてしまったので、申し訳ないが差し替えたい、ついては手元にあるチケットを返送してほしい、新しいチケットを送付する、という内容のものだった。

ミスについては、まあ仕方がない。日本では絶対にありえないがな。ドイツらしくない。それよりも問題なのは出発まで日があまりないということ。
私はチケット会社に対し「こちらのチケットは指示のとおり返送する。その代わりこちらへの再送付は大至急やってもらいたい。ただちに送れ。時間がないのだから。」と連絡した。チケット会社は「了解」と返事した。

出発の1週間前。私はチケット会社にメール連絡した。「もうチケットは送付済か?」
返事は「送付済」とのこと。

だというのに・・・。
出発の4日前になってもまだ届かない。再度連絡すると、「ドイツの滞在先ホテルを教えて欲しい。そちらに送るから。」だと。

てっめー、送っていなかったのか、このオタンコナス!
さすがに先方もこれはマズいと思ったらしく、メールの内容としては非常に恐縮しているものだった。ちゃんと信頼のおける配送会社に委託し、速達書留で送りますとのこと。あったりまえだっつうの。

結局、チケット会社から「送りました!」というメール連絡が届いたのは、なんと、出発の前日だった・・・。

こういうドタバタの状況下、「それじゃ旅行に行ってきます!楽しみです!」などというご報告はとても出来る気分ではなかったということです。

問題なのは、主催者ではなく、チケット販売委託会社だったということ。主催者なら、試合会場で直接受け取ることが出来たに違いないが、委託会社なのでどうしても送付という手続きが必要だったらしい。

さてさて。はたしてチケットは無事に間に合って、私は試合を観戦することが出来たのか?

続きは、また次回。