クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2010-01-01から1年間の記事一覧

2010/8/9 ワルキューレ

2010年8月9日 バイロイト音楽祭 ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より第1夜 ワルキューレ 指揮 クリスティアン・ティーレマン 演出 タンクレード・ドレスト 管弦楽 バイロイト祝祭管弦楽団 ヨハン・ボータ(ジークムント)、クワンチュル・ユン(…

2010/8/9 バイロイト2

前日は午後からバイロイト入りしたものの、市中心部からやや外れたホテルに入って、そのままバスで劇場に向かったということで、実質的な市内観光はこの日がスタート。 この小さな街を語る上で欠かせない4人の歴史上の重要人物がいて、それぞれゆかりとなっ…

2010/8/8 ラインの黄金

2010年8月8日 バイロイト音楽祭 ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より序夜 ラインの黄金 指揮 クリスティアン・ティーレマン 管弦楽 バイロイト祝祭管弦楽団 演出 タンクレード・ドレスト アルベルト・ドーメン(ヴォータン)、ラルフ・ルーカス(…

2010/8/8 ニュルンベルクからバイロイト

すったもんだの一夜が明け、ひんやりと涼しいドイツの最初の朝を迎えた。気温は15度くらいか。猛暑の日本からすると快適だが、半そでだと寒いくらいである。 本日から早速バイロイトでニーベルングの指環鑑賞がスタートするのだが、まずはその前に午前中、…

2010/8/7 ニュルンベルク1

成田発のKLM便は定刻に飛び立ち、順調に経由地のアムステルダムに到着した。さすが信頼度の高いKLMだと思っていたら、乗り継ぎのニュルンベルク行の飛行機が約40分遅延した。仕方がないことなのだが、これだと最初の滞在先であるニュルンベルク市内…

帰ってきました

念願のバイロイト音楽祭。夢にまで出てきたバイロイト祝祭劇場です。 日本では暑さが続いていますが、ドイツは最高気温が25度くらい、午前中は15度くらいととても涼しく、快適でした。空調のない劇場で蒸し風呂状態で観劇するのを恐れていましたが、助…

バイロイトへの道4

明日(8月7日)に出発します。 恐れていた暑さはそれほどでもなさそう。 私はモバイルを使用していないので、次のアップは帰国後の8月15日以降になります。いいレポートを書くことができればいいのですが・・。

2010/8/1 トリノ王立歌劇場 椿姫

2010年8月1日 トリノ王立歌劇場 東京文化会館 ヴェルディ 椿姫 指揮 ジャナンドレア・ノセダ 演出 ローラン・ペリー ナタリー・デセイ(ヴィオレッタ)、マシュー・ポレンザーニ(アルフレード)、ローラン・ナウリ(ジョルジョ)、ガブリエッラ・スポ…

2010/7/31 トリノ王立歌劇場 ボエーム

2010年7月31日 トリノ王立歌劇場 東京文化会館 プッチーニ ラ・ボエーム 指揮 ジャナンドレア・ノセダ 演出 ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ バルバラ・フリットリ(ミミ)、マルセロ・アルバレス(ロドルフォ)、森麻季(ムゼッタ)、ガブリエー…

バイロイトへの道3

リハーサル等の準備期間を除き、実質的な公演稼働日はわずか夏の一か月半。ワーグナー自身が自作品上演のために劇場を建設し、今でもワーグナー作品しか上演されない(※第9などの特別公演を除く)類い稀なる音楽祭、バイロイト。そこは色々な意味において、…

バイロイトへの道2

申し込んだ希望演目で、最初から一貫してリクエストし続けたのは、言うまでもなく「ニーベルングの指環」。元々ワーグナーはこの大作のために劇場を作ろうとしたのだから、最初のバイロイト体験はやっぱこれで決まりでしょ。そりゃもちろんトリスタンもパル…

2010/7/25 東京フィル

2010年7月25日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャード定期演奏会 指揮 ミシェル・プラッソン ビゼー アルルの女より ラヴェル マ・メール・ロワ ベルリオーズ 幻想交響曲 プログラムのプロフィールによるとプラッソンは1933年生まれというこ…

バイロイトへの道1

目前にトリノ王立歌劇場来日公演が迫っているが、今、自分の気持ちはハッキリ言って日本にない。ドイツだドイツ。連日の猛暑のせいもあって、私は熱に浮かされたように毎日呟いている。「あー早くバイロイトに行きたいよう・・・。」 来月、私はついに念願の…

ミュンヘンvsボローニャ

別にサッカーとかの話ではありません。 先日、二期会公演に足を運び、そこの会場で配られていた公演チラシの束を受け取ったところ、その中に来年9月のボローニャ歌劇場来日公演を予告するチラシが目に飛び込んできて、思わず足が止まり、身震いした。今年の…

2010/7/17 二期会 ファウストの劫罰

2010年7月17日 二期会 東京文化会館 ベルリオーズ 劇的物語ファウストの劫罰 指揮 ミシェル・プラッソン 演出 大島早紀子 舞踊 H・アール・カオス(メインダンサー 白河直子) 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 福井敬(ファウスト)、小泉詠子…

ユベール・スダーン

雑誌モーストリークラシックが、先月号で「世界のオーケストラランキング」を特集していた。こういう調査をすれば、好みの差、程度こそあれ、たいていの場合はウィーンフィルやベルリンフィルを筆頭に、コンセルトヘボウやシカゴ響など誰もが知る名門オケが…

2010/7/11 東響

2010年7月11日 東京交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 ユベール・スダーン 澤畑恵美(ソプラノ)、小川明子(アルト)、高橋淳(テノール)、久保和範(バス) 合唱 東響コーラス ブルックナー 交響曲第9番(ノヴァーク版)、テ・デウム 遺…

2010/7/9 読響

2010年7月9日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場名曲シリーズ 指揮 シルヴァン・カンブルラン エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ)、ミヒャエル・ケーニッヒ(テノール) ハイドン オラトリオ天地創造から序奏 ヴァレーズ 砂漠 マーラー 交響曲大…

展覧会の絵

これまでの生涯最高の「展覧会の絵」体験。 ショルティ&シカゴ響も凄かったし、フェドセーエフ&モスクワ放響も名演だった。だが、ダントツは、とある無名の高校吹奏楽部の演奏。その高校とは、何を隠そう我が母校、埼玉県立K高校。 「なんだあ?自分が演…

2010/7/3 読響

2010年7月3日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場マチネーシリーズ 指揮 シルヴァン・カンブルラン ニコライ・デミジェンコ(ピアノ) ベルリオーズ 序曲ローマの謝肉祭 オネゲル 夏の牧歌 ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 ムソルグスキー 展覧…

西部の娘

NHK-BSで放映されたネーデルランド・オペラ(アムステルダム)によるプッチーニ「西部の娘」をテレビ鑑賞した。昨年12月に新演出として上演されたライブを録った物である。 そもそもですねー。私はこの上演を見るためにアムステルダム行きの航空券…

決勝Tの行方

つい数日前までグループリーグ真っ盛りだったのに、間髪入れず決勝トーナメントが始まって、もう既にベスト8進出国が決まりだした。試合数で言うと、もう4分の3が消化したことになる。本当にあっという間だ。 岡ちゃんジャパンについては、冷ややかな目で…

2010/6/23 ブダペスト祝祭管

2010年6月23日 ブダペスト祝祭管弦楽団 大宮ソニックシティホール 指揮 イヴァン・フィッシャー 神尾真由子(ヴァイオリン) ロッシーニ アルジェのイタリア女序曲 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 シューベルト 交響曲第8番「ザ・グレート」 …

2010/6/20 新国立 カルメン

2010年6月20日 新国立劇場 ビゼー カルメン 指揮 マウリツィオ・バルバチーニ 演出 鵜山仁 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 キルスティン・シャベス(カルメン)、トルステン・ケルル(ドン・ホセ)、ジョン・ヴェーグナー(エスカミーリョ)、…

2010/6/19 都響

2010年6月19日 東京都交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 エリアフ・インバル ノエミ・エーデルマン(ソプラノ)、イリス・フェルミリオン(メゾソプラノ) 合唱 二期会合唱団 マーラー 交響曲第2番 復活 都響とインバルが築いた最高峰の結晶…

2010/6/15 スウェーデン放送交響楽団

2010年6月15日 スウェーデン放送交響楽団&スウェーデン放送合唱団 東京オペラシティホール 指揮 ダニエル・ハーディング リサ・ミルネ(ソプラノ)、クララ・ムーリツ(メゾソプラノ)、ジョシュア・エリコット(テノール)、ジョナサン・レマル(バ…

2010/6/13 藤原歌劇団 タンクレーディ

2010年6月13日 藤原歌劇団 東京文化会館 ロッシーニ タンクレーディ 指揮 アルベルト・ゼッダ 演出 松本重孝 管弦楽 読売日本交響楽団 マリアンナ・ピッツォラート(タンクレーディ)、高橋薫子(アメナイーデ)、中井亮一(アルジーリオ)、彭康亮(…

2010/6/12 ツィメルマンリサイタル

2010年6月12日 クリスティアン・ツィメルマン ピアノリサイタル 所沢ミューズアークホール ショパン 夜想曲第5番、ピアノソナタ第2番、スケルツォ第2番、ピアノソナタ第3番、舟歌 間違いなく断言できるが、自分のショパン体験の中で空前絶後だっ…

ワールドカップが始まった

ワールドカップが始まった。これから一ヶ月、サッカー漬けの毎日となる。 とは言っても、期間中もクラシックやオペラのチケットは買っているので、サッカー一色というわけではないが。夜遅くまでテレビ観戦して、寝不足状態でコンサートに行くと、眠くなりそ…

ラトルの次は

「次のベルリンフィル音楽監督はいったい誰だ!?」 言うまでもなく、ベルリンフィルの音楽監督に就任するということは、天下を取るということだ。指揮者にとって最高の栄誉であり、世界の音楽界をリードする存在であるということだ。 もっとも、それが世界…