クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

決勝Tの行方

 つい数日前までグループリーグ真っ盛りだったのに、間髪入れず決勝トーナメントが始まって、もう既にベスト8進出国が決まりだした。試合数で言うと、もう4分の3が消化したことになる。本当にあっという間だ。
 
 岡ちゃんジャパンについては、冷ややかな目で見ていた私も素直に感動した。グループリーグ突破は快挙以外の何物でもない。本当によくやったと拍手を送ろうと思う。ただし、手のひらを返したようにバカ騒ぎしているにわかファンやマスコミ連中には少々呆れるが。
 
 
 さて、決勝トーナメントである。
 トーナメント表を見ると、ブロックに偏りがある。片方にはアルゼンチン、メキシコ、ドイツ、イングランド、スペイン、ポルトガルといった強豪がひしめく。決勝までの道のりは苦難の連続である。
 一方でもう片方はというと、列強はオランダとブラジルくらい。これはいただけない。
 私は一抹の不安を覚える。
 何が不安かというと、片方のブロックで強豪が潰し合っている間隙を縫って、ブラジルが悠々と決勝に進んでしまいそうな気配なのだ。
 
 何を隠そう私はいつも常にアンチ・ブラジルである。これまでこのブログで何度も同じ事を書いているが、サッカーに限らず、「王者絶対君臨」「優勝候補のそのまんま優勝」がつまらないのだ。
 ブラジルが強いことは認める。だからこそ「負けてしまえ!」である。群雄割拠、どこが勝つか分からない勝負の世界、虎視眈々と狙う伏兵が王者を破るアップセットこそ勝負の醍醐味ではないか!?
(フランスとイタリアの予選敗退はまさに痛快の一言)

 ブラジルは次回のワールドカップ開催国である。だからさ、優勝は次回でいいじゃん、ブラジルさんよ。次回だったらオレも許してあげるよ。
 
(余談だが、どうしてJリーグの外国人はどいつもこいつもブラジル人なのだ!? 「補強=ブラジル人」というのはあまりにも安易ではないか? 何もイタリア人とかスペイン人とか連れてこいとは言わないが、もう少しいろいろな国々に目を向けてみたらどうだ、スカウトさんよ。)
 
 ということで、決勝トーナメント最高最大のハイライトゲームは、ズバリ、7月2日の準々決勝ブラジル対オランダだ!!!(両チームとも決勝T一回戦を勝ち抜くことは当たり前)
  この試合でブラジルが勝ったら、たぶんブラジルの決勝進出は間違いなし、そのまま優勝してしまいそうな気がする。ダメダメダメっ!!オランダぁ~!絶対阻止しろ!!
 そうでなくても、私は今大会始まる前から、オランダに優勝して欲しいと思っていた。快足ウインガーA・ロッベンや泥臭く走り回るD・カイトは私の大好きな選手だ。頼むぅ~ロッベン、ブラジルのディフェンスを切り裂いてやってくれ。ホント期待してます。
 
 決勝カードは期待を込めてアルゼンチン対オランダ。
 私が生まれて初めてテレビで見たワールドカップ、アルゼンチン大会。(いたいけな中学生でした)この時の決勝戦のカードの再現、是非是非ぷり~ず!!