クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017-01-01から1年間の記事一覧

フィリップ・ジョルダン

フィリップ・ジョルダン。天下のウィーン国立歌劇場が選び、そして託した男。2020年からの契約だそうだ。 うーーーん、なるほどー。そう来たかー。 7割納得3割意外って感じだが、結論としては非常に良い人選ではないかと思う。 3割の意外な点としては…

2017/7/24 帰国

帰国の日。帰国便ミュンヘン発羽田行きの出発時間は、午後4時15分である。 ザルツブルク駅午前10時15分発の電車に乗った。これでミュンヘン空港の到着予定は午後12時30分。自分としては、十分すぎるくらいの余裕の時間を取ったつもりである。 電…

2017/7/29 二期会 ばらの騎士

2017年7月29日 二期会 東京文化会館 グラインドボーン音楽祭提携公演 R・シュトラウス ばらの騎士 指揮 セバスティアン・ヴァイグレ 演出 リチャード・ジョーンズ 管弦楽 読売日本交響楽団 林正子(マルシャリン)、妻屋秀和(オックス)、小林由佳…

2017/7/23 ムジカ・エテルナ

2017年7月23日 ムジカ・エテルナ フェルゼンライトシューレ 指揮 テオドール・クルレンツィス 合唱 ムジカ・エテルナ・ペルミ歌劇場合唱団 アンナ・プロハスカ(ソプラノ)、カタリーナ・マギエラ(メゾ・ソプラノ)、マウロ・ペーター(テノール)、…

2017/7/23 ザルツブルク・モーツァルテウム管

2017年7月23日 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(モーツァルト・マチネー) モーツァルテウム音楽院大ホール 指揮 ミルガ・グラジニーテ・ティーラ クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)、マルティン・ミッテルルツナー(テノール)、ミヒャ…

2017/7/23 ザルツブルク

ミュンヘンからザルツブルクへ移動。 午前10時に到着したら、すぐその足でモーツァルテウム音楽院に向かい、コンサート。 その後、昼食を取り、ホテルに戻って休憩し、旅行記初日の記事を書いてブログにアップ。 午後7時にまたコンサート。終演後、ディナ…

2017/7/22 ムツェンスク郡のマクベス夫人

2017年7月22日 バイエルン州立歌劇場 ショスタコーヴィチ ムツェンスク郡のマクベス夫人 指揮 キリル・ペトレンコ 演出 ハリー・クップファー アナトーリ・コチェルガ(ボリス)、セルゲイ・スコロクホドフ(ジノーヴィ)、アニヤ・カンペ(カテリー…

2017/7/22 ランツフート

ミュンヘンからおよそ70キロ北にあるランツフート。日本人にとって決して有名な観光都市ではないが、中世の街並みが残る旧市街は大変美しく、訪れる価値は十分にある。 そして、何と言っても有名なのが、4年に1度この時期に盛大に開催される結婚式祭り。…

2017/7/21 セミラーミデ

2017年7月21日 バイエルン州立歌劇場 ロッシーニ セミラーミデ 指揮 ミケーレ・マリオッティ 演出 デイヴィッド・オールデン ジョイス・ディドナート(セミラーミデ)、アレックス・エスポジート(アッスール)、ダニエラ・バルチェッローナ(アルサ…

2017/7/21 ミュンヘン

私のIT顧問で、なにかと助言してくれる(押し付けてくる?)K くんが、今度は海外モバイルデータ通信用プリペイドSIMカードを買えと言ってきた。 スマホやコンピュータ関連の知識と最新情報入手において、私なんか足元にも及ばない彼の言うことは、まあま…

第一弾

以前に発表したとおり、アイーダ鑑賞を始めとした豪華ザルツブルク音楽祭の旅行が来月に控えている。 が、その前にミュンヘン二日と、先取りザルツブルク一日の短期旅行にこれから行ってくる。 実を言うと、当初の夏休み計画は、今週、10日間どーんとドイ…

2017/7/17 デトロイト響

2017年7月17日 デトロイト交響楽団 文京シビックホール 指揮 レナード・スラトキン 小曽根真(ピアノ) バーンスタイン キャンディード序曲 バーバー 弦楽のためのアダージョ ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー コープランド 交響曲第3番 オイ…

2017/7/12 読響

2017年7月12日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場 指揮 鈴木秀美 ダヴィッド・ゲリエ(ホルン&トランペット) ハイドン 真の貞節序曲、ホルン協奏曲第1番、トビアの帰還序曲、トランペット協奏曲 ベートーヴェン 交響曲第7番 ダヴィッド・ゲリエ。1…

2017/7/10 都響

2017年7月10日 東京都交響楽団 東京文化会館 指揮 マルク・ミンコフスキ ハイドン 交響曲第102番 ブルックナー 交響曲第3番 ワーグナー ブルックナーの既成概念を見事に壊した、画期的な快演だ。 フランス人だからなのだろうか。それとも主要レパ…

2017/7/8 神奈川フィル

2017年7月8日 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 横浜みなとみらいホール 指揮 ユベール・スダーン 佐藤俊介(ヴァイオリン) モーツァルト 皇帝ティートの慈悲序曲、ヴァイオリン協奏曲第5番 シューマン 交響曲第2番 神奈川フィルはこれまで片手で数…

2017/7/4 ハーゲン・カルテット

2017年7月4日 ハーゲン・カルテット トッパンホール ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第14番 シューベルト 弦楽四重奏曲第14番 死と乙女 語れるほどカルテットのコンサートに行っていないが、過去において最も強い衝撃を受けたのが、あの有名な「…

2017/7/1 藤原歌劇団 ノルマ

2017年7月1日 藤原歌劇団 日生劇場 ベッリーニ ノルマ 指揮 フランチェスコ・ランツィッロッタ 演出 粟國 淳 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 マリエッラ・デヴィーア(ノルマ)、ラウラ・ポルヴェレッリ(アダルジーザ)、笛田博昭(ポリオーネ…

2017/6/30 都響

2017年6月30日 東京都交響楽団 東京オペラシティコンサートホール 指揮 大野和士 アルディッティ弦楽四重奏団 ブリテン ピーター・グライムズよりパッサカリア 細川俊夫 弦楽四重奏とオーケストラのためのフルス「河」 スクリャービン 交響曲第3番「…

町並みは変わっていく

先日の土曜日、ラグビーの試合観戦のため、久しぶりに京王線に乗車した。 会場の味の素スタジアムは調布市に所在しているが、私は大学生の時(もう30年も昔)同市内に下宿していたので、この界隈に行くというのはとても懐かしいことだった。少し早めに家を…

2017/6/24 読響

2017年6月24日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場 指揮 シモーネ・ヤング ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ) プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 R・シュトラウス アルプス交響曲 ラグビー日本対アイルランドの試合を観戦後、そのままコンサートに…

スポーツネタ

最近、クラシックの記事ネタがありません。パレルモ・マッシモ劇場がちょうど来日しているところですが、せっかくの豪華キャストなのに、あんなプログラムじゃ行く気になりません。 ということで、またまた困った時のスポーツネタを。 サッカー日本代表のイ…

2017/6/11 日本フィル

2017年6月11日 日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会 東京オペラシティコンサートホール 指揮 アレクサンドル・ラザレフ 山根一仁(ヴァイオリン) チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ラザレフのタコ5はてっ…

2017/6/10 新国立 ジークフリート

2017年6月10日 新国立劇場 ワーグナー ジークフリート 指揮 飯守泰次郎 演出 ゲッツ・フリードリッヒ 管弦楽 東京交響楽団 ステファン・グールド(ジークフリート)、アンドレアス・コンラッド(ミーメ)、グリア・グリムスレイ(さすらい人)、トー…

2017/6/3 日本フィル(山田和樹マーラーチクルス)

2017年6月3日 日本フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール 指揮 山田和樹 合唱 武蔵野合唱団、栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊 林正子(ソプラノ)、田崎尚美(ソプラノ)、小林沙羅(ソプラノ)、清水華澄(メゾ・ソプラノ)、高橋華子(メゾ…

ビエロフラーヴェク

本当に失礼なことを言ってしまうが、私はビエロフラーヴェクについて、「大物の指揮者」というイメージを持っていなかった。チェコを代表する指揮者と言えばクーベリックやノイマンであって、どうしても彼らより格下、小粒、中堅の扱いだった。 これまでにビ…

ブライアン・イーメル

昨年12月にミラノで鑑賞した蝶々夫人でピンカートンを歌ったアメリカ人テノール、Bryan Hymel。その時の鑑賞記にも書いたのだが、名前の読み方が「ハイメル」なのか「イーメル」なのか「ヒンメル」なのか、イマイチ不明だった。 不明ということは、すなわ…

2017/5/24 N響 水曜夜のクラシック

2017年5月24日 NHK交響楽団 水曜夜のクラシック NHKホール 指揮 ウラディーミル・フェドセーエフ ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) ショスタコーヴィチ 祝典序曲 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲 …

2017/5/20 N響

2017年5月20日 NHK交響楽団 NHKホール 指揮 ウラディーミル・フェドセーエフ グリンカ 幻想曲カマリンスカヤ ボロディン 交響曲第2番 チャイコフスキー 交響曲第4番 久しぶりに友人Oくんと一緒に公演を聴く。OくんにとってN響は久しぶり、…

2017/5/19 読響

2017年5月19日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場 指揮 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー ブルックナー 交響曲第5番(シャルク版) シャルク版というのがこの公演のミソ。私も噂で存在は知っていたが、実際に聴くのは初めてである。 てか、実演聴い…

2017/5/18 フィルハーモニア管

2017年5月18日 フィルハーモニア管弦楽団 東京オペラシティコンサートホール 指揮 エサ・ペッカ・サロネン ストラヴィンスキー 葬送の歌 マーラー 交響曲第6番悲劇的 圧倒的なマーラーだった。ホールを揺るがすほどの凄まじい鳴り響きに、卒倒しそう…