クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

スポーツネタ

最近、クラシックの記事ネタがありません。パレルモ・マッシモ劇場がちょうど来日しているところですが、せっかくの豪華キャストなのに、あんなプログラムじゃ行く気になりません。
ということで、またまた困った時のスポーツネタを。
 
せっかく先制したのに、追い付かれ、結局引き分けに終わった。アウェーでの引き分け勝ち点1を良しと考えるか不可と考えるかは人によって分かれるだろうが、今回私が言いたいのはそこではない。
「冗談じゃないぜ!」と腹が立っているのは、なぜあのような気温38度の灼熱地獄の中で試合をやらなければならなかったのかということだ。
日本代表の持ち味と言えば、豊富な運動量と早いパス回しでボール保持率を高めながら得点を目指すことではないのか。それが、あのような最悪条件下では展開できるわけがない。体力勝負は厳しいことくらいみんな分かっているのに、結局そのような状況下に置かれてしまったのは、いったいどういうことか。
 
理由は簡単。
多くの日本人が視聴できる時間帯に試合が設定されたから。選手のパフォーマンスよりも視聴率が優先された。つまりは金に屈したということだ。
嘆かわしい。本当に。
 
一昨年のワールドカップの奇跡の快進撃で、「ひょっとして日本はやれるんちゃうか!?」と多くのにわかファンが夢と希望を持った。「アイルランド? ニュージーランドでもないしオーストラリアでもないし、行けんじゃね? 勝つんじゃね?」と期待した。
結果は惨敗(笑)。
いやー、冷や水ぶっかけられた。厳しい現実を見せつけられたね。
ラグビーを知っている人なら十分ご存知なはずだが、アイルランドはめっちゃ強豪。最新世界ランクは、なんと「第3位」。オーストラリアよりも南アフリカよりも上。惨敗は、ある意味当然なのである。
 
でも、日本代表にとっては非常に良いレッスンになったのではないだろうか。世界レベルを肌を感じられたはず。
ちなみに私は今度の土曜日に東京で行われる第2戦を観戦しに行きます。
別に「ガンバレニッポン」するつもりはねえよ。世界のトップレベルを見たい、ただそれだけだ。
そりゃもちろん、ジャパンが一泡吹かせてくれるというのなら、それはそれで面白れえと思うけどな。
 
ゴルフの松山英樹
全米オープン第2位。いやあ、ホントまじすげえ。あたしゃゴルフはやらんし、普段は別にテレビも見ないが、朝起きるとちょうどライブをやっているもんだから、思わず見入ってしまった。
今、日本人のプロスポーツ選手で一番偉いのは、てっきり錦織圭選手かと思っていたが、松山英樹で決まり。絶対。間違いなく。
 
それにしても、ゴルフっていうのはプレーヤーにとっていいスポーツだと思う。40歳でも50歳でも現役で活躍できるし、60歳でもシニアとして続行できる。もちろん、実力を長期にわたってキープさせるのは、大変なことだと思うけど。
 
松山英樹は、果たして伝説のプレーヤーになるか。「日本人として」ならもう十分なっているけど、「日本人」なんてちっちゃい枠はとっとと超越してしまえ。頑張れ。