クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

第一弾

以前に発表したとおり、アイーダ鑑賞を始めとした豪華ザルツブルク音楽祭の旅行が来月に控えている。
が、その前にミュンヘン二日と、先取りザルツブルク一日の短期旅行にこれから行ってくる。
 
実を言うと、当初の夏休み計画は、今週、10日間どーんとドイツ国内を回るというものだった。いつものような「ひたすら音楽を目指してあちこち転々」ではなく、観光にもたっぷり時間を注いでいて、その中にはミュンヘン郊外カルテンベルクの中世騎士祭りや、4年に一度しか開催されないランツフートの結婚式祭り、レーゲンスブルクとその郊外などが含まれていた。これはこれで、楽しみな旅行計画だった。
 
しかし、世紀の注目公演「ザルツのアイーダ」が当選してしまったため、滞在日数をやむを得ず大幅短縮。(中止にしないというのが、これぞ自分流(笑))
結局音楽鑑賞がメインのいつもの旅行になってしまった。
 
ということで、観てくるのは以下のとおり。
 
7月21日  バイエルン州立歌劇場  ロッシーニセミラーミデ」(M・マリオッティ指揮)
7月22日  バイエルン州立歌劇場  ショスタコーヴィチムツェンスク郡のマクベス夫人」(K・ペトレンコ指揮)
7月23日  ザルツブルク音楽祭(パート1)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(M・グラジニーテ・ティーラ指揮)
・ムジカ・エテルナ(T・クルレンツィス指揮)
 
ミュンヘンのオペラ2本はもちろん楽しみだが、それよりも注目しているのはザルツのダブルヘッダーの方。
ついにクルレンツィスを聴くチャンスが訪れた。プログラムはモーツァルト「レクイエム」。その録音があまりにも「異端」「キワモノ」扱いされ、それでいながら同時に大絶賛されている。果たして吉と出るか凶と出るか。ていうか、「吉」以外ありえないと私は踏んでいるわけであるが。
 
もう一つ、グラジニーテ・ティーラ。
日本ではまだ無名に近い女性指揮者だが、ラトル、ネルソンスを輩出したバーミンガム市響の音楽監督。聞こえてくる評判は良く、ひょっとすると近い将来大化けするかもしれない金の卵。プログラムはブルックナーのミサ曲、シューベルトスターバト・マーテル」など。
 
ではそういうことで、レポ乞うご期待。