2016-01-01から1年間の記事一覧
午前9時にバイロイトを離れ、ザルツブルクに向かう。電車でニュルンベルク、ミュンヘンと乗り継ぎ、およそ4時間の旅。 ザルツは天気も良く観光日和だったが、この日の鑑賞公演は午後4時半開演だったので、昼食をとってホテルにチェックインし、そのまま休…
2016年8月6日 バイロイト音楽祭 ワーグナー パルジファル 指揮 ハルトムート・ヘンヒェン 演出 ウーヴェ・エリック・ラウフェンベルク 管弦楽 バイロイト祝祭管弦楽団 ライアン・マッキニー(アンフォルタス)、カール・ハインツ・レーナー(ティトゥ…
バイロイト市内をプラプラとお散歩。 実にシックな街である。 街のいたるところに微笑ましいワーグナーさんがいる。 やはりどうしても訪れなければならない場所、ワーグナーの家「ヴァーンフリート」。 いつの間にか敷地内に新しい建物が立っていて、びっく…
2016年8月5日 バイロイト音楽祭 ワーグナー トリスタンとイゾルデ 指揮 クリスティアン・ティーレマン 演出 カタリーナ・ワーグナー 管弦楽 バイロイト祝祭管弦楽団 ステファン・グールド(トリスタン)、ぺトラ・ラング(イゾルデ)、イアン・パター…
旅行二日目、いよいよここからが本番。 ヴィースバーデンから電車でフランクフルト、ニュルンベルクと乗り継いだ。目的地バイロイトに到着したのは午前11時半。 電車から降りる人たちは全員が音楽祭を目当てにやってきたワーグナー信者なのかと思いきや、…
2016年8月4日 ラインガウ音楽祭 ガイゼンハイム・ヨハニスベルク城 ルイ・シュヴィッツゲーベル ピアノ・リサイタル モーツァルト ピアノ・ソナタ第18番 シューマン 子供の情景 シューベルト ピアノ・ソナタ第19番 他 やられたぜ・・・。 この日の…
ラインガウ音楽祭というのをご存知か。 5月から9月までの比較的長期にわたる夏季期間、フランクフルト近郊ライン川沿い地方で開催される総合音楽祭である。 プログラムはリサイタルや室内楽からフルオーケストラコンサートまで、さらにはジャズや軽音楽な…
国際情勢が不安定な昨今である。ドイツも例外ではなく、多数の命が奪われたテロ事件が連続して起きたというニュースが流れたのは、つい最近のことだ。 そうした情勢に応じてだと思うが、近年ドイツに入国する際、空港でのパスポートコントロールが厳しくなっ…
2010年以来、6年ぶり2回目のバイロイト詣でが近づいている。 前回は、渡独が待ち遠しくて待ち遠しくて、居ても立ってもいられないみたいな感じだった。当然といえば当然で、9年間ひたすら申込みし続け、ようやくの初当選だったのだ。 時代は変わった…
2016年7月24日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール プッチーニ 蝶々夫人(コンサート形式上演) 指揮 チョン・ミョンフン ヴィットリア・イェオ(蝶々夫人)、ヴィンツェンツォ・コスタンツォ(ピンカートン)、甲斐栄次郎(シャープレ…
2016年7月16日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮・ヴァイオリン フェデリコ・グリエルモ レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリアより第三組曲 レスピーギ 組曲「鳥」 ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四…
2016年7月14日 読売日本交響楽団 サントリーホール 指揮 コルネリウス・マイスター ハイドン 交響曲第6番「朝」 マーラー 交響曲第6番「悲劇的」 次期首席客演指揮者が決まったマイスター。一昨年9月に客演してアルプス交響曲などを振っているが、…
2016年7月8日 日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 アレクサンドル・ラザレフ グラズノフ バレエ組曲四季 ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 ラザレフの首席指揮者としてのラスト公演と銘打たれている。ならば是が非でも行かなければ…
2016年7月5日 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 東京オペラシティコンサートホール 指揮 飯守泰次郎 合唱 東京シティ・フィル・コーア 安井陽子(ソプラノ)、増田弥生(メゾ・ソプラノ)、福井敬(テノール)、清水那由太(バス) ブルックナ…
ハルトムート・ヘンヒェンだってさ・・・。 うーーーーむ・・・。 なんとも微妙である。意外性もなく、「まさか!?」みたいな衝撃もなく、無難な人に落ち着いちゃった感じである。 いやいや、文句を言ってはバチが当たる。 なんたって急な代役である。ネル…
2016年7月3日 藤原歌劇団 日生劇場 ドニゼッティ ドン・パスクワーレ 指揮 菊池彦典 演出 フランチェスコ・ベッロット 管弦楽 東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団 牧野正人(ドン・パスクワーレ)、森口賢二(マラテスタ)、許昌(エルネスト…
2016年7月1日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 ダニエル・ハーディング 合唱 栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊 マーラー 交響曲第8番千人の交響曲 エミリー・マギー(ソプラノ)、ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、市…
今年のバイロイト音楽祭の目玉だった新演出パルジファル。なんと、指揮者のA・ネルソンスが降板してしまった! あくまでも聞こえてきた情報なので真偽は不明だが、どうやらネルソンスの音楽的取組みに対する不当な介入があったらしい・・・。 ネルソンスと…
2016年6月24日 読売日本交響楽団 サントリーホール 指揮 シルヴァン・カンブルラン ジャン・ギアン・ケラス(チェロ) ベルリオーズ 序曲「宗教裁判官」 デュティユー チェロ協奏曲「遙かなる遠い世界」 ブルックナー 交響曲第3番「ワーグナー」 オ…
新国立劇場は、オペラ部門の次期芸術監督(18/19シーズンから)として、大野和士氏を迎えると発表した。 このニュースは、基本的には朗報である。 バーデン州立歌劇場(カールスルーエ)の音楽監督、ベルギー国立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督、リヨン…
今年度から、都響はC定期公演として新たなシリーズを創設した。すべて東京芸術劇場で開催される。 その2回目となる第811回公演が、昨日6月15日に行われた。指揮は音楽監督の大野和士。ソリストに小山実稚恵を迎えてサン・サーンスピアノ協奏曲第5番…
大学に入学するとさっそく管弦楽部に入部し、高校まで演奏していたトランペットからヴァイオリンに転向した。19歳で初めてヴァイオリンを手にしたのだ。 もちろん、遅いことは分かっている。幼少の頃からやっていた連中との腕前の差はいかんともしがたく、…
2016年6月7日 クレーメル&ドゥバルグ デュオリサイタル ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、リュカ・ドゥバルグ(ピアノ) ラヴェル ヴァイオリン・ソナタ ラヴェル 夜のガスパール イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番 フランク ヴァイオリン…
2016年6月5日 フィラデルフィア管弦楽団 サントリーホール 指揮 ヤニク・ネゼ・セガン 五嶋龍(ヴァイオリン) ヨハン・シュトラウスⅡ ワルツ「ウィーンの森の物語」 プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1番 ブラームス 交響曲第2番 来日公演中にビ…
2016年6月4日 新国立劇場 ワーグナー ローエングリン 指揮 飯守泰次郎 演出 マティアス・フォン・シュテークマン 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 アンドレアス・バウワー(ハインリッヒ国王)、クラウス・フロリアン・フォークト(ローエングリ…
2016年6月2日 サンクト・ペテルブルクフィルハーモニー管弦楽団 サントリーホール 指揮 ユーリ・テミルカーノフ ショスタコーヴィチ 交響曲第7番レニングラード サンクト・ペテルブルクフィルによるタコ7は特別だ。タイトルそのまんまだからだ。 も…
2016年5月6日 アウグスブルク市立劇場 ショスタコーヴィチ ムツェンスク郡のマクベス夫人 指揮 ドモンコス・ヘージャ 演出 ペーター・コンヴィチュニー ユン・クオン(ボリス)、キム・ジフン(ジノヴィ)、サリー・ドゥランド(カテリーナ)、マティ…
2016年5月24日 読売日本交響楽団 サントリーホール 指揮 キリル・カラビッツ エマニュエル・パユ(フルート) プロコフィエフ 交響的絵画「夢」 ハチャトゥリアン フルート協奏曲 プロコフィエフ 交響曲第5番 パユのコンチェルトは、さすがに凄みが…
わずか一泊でミュンヘン国際空港にとんぼ返り。空港と近郊の都市を結ぶポストバスを利用し、旅の最終地点アウグスブルクに向かった。 天気は快晴。気温もぐんぐんと上昇し、完全に初夏。上着がなくても全然大丈夫。わずか一週間前、ドイツに辿り着いた時は、…
ロイヤル・オペラ・ハウスは、地下鉄コヴェント・ガーデン駅から徒歩1、2分。劇場に向かうには、当然この駅を利用するのが便利だ。 だが・・・。 私は、この駅が、なんとなく怖い・・・。 利用した人なら分かると思うが、この駅は入り口が一つしかない。地…