あくまでも聞こえてきた情報なので真偽は不明だが、どうやらネルソンスの音楽的取組みに対する不当な介入があったらしい・・・。
そんなネルソンスの音楽面に介入出来る恐れ多いポジションの人物は、たった2人しかいない。
一人は劇場支配人。そしてもう一人が「演奏面において事実上の実権を握る大物音楽総監督」。そう、ティーレマンだ。
現地の報道では、このティーレマンとの確執が原因ではないかとされている。
リングを任されたK・ペトレンコが5年を全うせず、昨年限りで降板した際も、やはりティーレマンとの確執が噂された。
いずれにしても、音楽祭開催、そしてパルジファルのプレミエ初日まで、もう既に1か月を切っている。これはとんでもない危機的状況だ。
後任は、誰になるのか・・・。
ネルソンス級の大物指揮者なんて他にいないよ、はっきり言って・・・。
ティーレマンさんよ、あんたが責任とって振りなさいよ・・・。
それにしても、バイロイトは本当にスキャンダラス、魑魅魍魎の伏魔殿な場所だねえ・・・。