クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2016/8/7 ザルツブルク1

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午前9時にバイロイトを離れ、ザルツブルクに向かう。電車でニュルンベルクミュンヘンと乗り継ぎ、およそ4時間の旅。
ザルツは天気も良く観光日和だったが、この日の鑑賞公演は午後4時半開演だったので、昼食をとってホテルにチェックインし、そのまま休んで公演に備えた。
 
時間となり劇場に向かうと、本公演はネトレプコが登場するということもあって、会場周辺は熱気ムンムン。
入手難だったプラチナチケットを所持し、誇らしげに入場する選ばれし者たち。
ザルツブルク音楽祭ってどんなもの?」と様子を見に来た、ただの観光客や野次馬。
そして「チケット譲ってください」というカードを掲げている多くの人々・・・。
 
驚くべきことだが、このカードを掲げている連中、いかにも必死にチケットを探し求めているように見えるが、実は「定価は高いのでパス。ディスカウントしてくれるのなら、買ってもいいよ。」というあわよくば組。実に不届者なのだ。
もし私がどうしてもその公演を聴きたかったら、たとえ定価にプレミアムを加えられたとしても、ひどいぼったくりでなければ、真剣に財布の中身と相談するのに・・・。
 
それにしても、お客さんたちは、本当に見るからにセレブ。バイロイトもきちんとした礼装スタイルの人が多いが、基本ダーク系。ザルツの場合、明らかに着飾ることに勝負をかけていて、女性のドレスがカラフル。金持ち連中が幅を利かせていて、まるで「ここは我々の居場所だ」と言わんばかり。
 
そういう奴らにオレは聞きたい。
「あんたら音楽を聴きに来たのか、それとも社交に来たのか、いったいどっちだ??」と。
 
いともあっさり「社交ですが・・なにか・・・」と言われそうだが・・・。