クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024/5/18 ブレーメン

アムステルダムを離れ、ドイツへ。
向かったのは、ブレーメンアムステルダムから直行便(KLMオランダ航空)が出ていて、約50分。定時運行し、午前9時40分到着。

ブレーメン空港はさすがローカル空港、市の中心部からも遠くなく・・・いや、遠くなくなんてもんじゃない、めちゃくちゃ近い。トラムが運行していてアクセスが良く、あっという間に市内に入ることが出来た。


ブレーメンの訪問は、これで5度目。
このうち1回は観光オンリー、2回はサッカー観戦目的だったので、音楽鑑賞のために来るのは、これで2度目ということになる。

実は、この日もサッカー・ブンデスリーガヴェルダー・ブレーメンボーフムの試合が午後3時半から開催されることを事前に知っていた。観戦しようか一瞬迷い、すぐにプルプルと首を横に振った。
昨年5月、午後のサッカー観戦と夜のオペラの掛け持ちを決行した結果、肝心のオペラ鑑賞で眠気を催した。同じ過ちを繰り返してはならぬ。雑念を必死に振り払い、思い留まった。


それでは市内観光をしよう。ハンザ同盟に属していた由緒ある市らしく、旧市街は歴史を感じさせる佇まい。

街の中心は、マルクト広場。

ドイツって、旧市街の真ん中にある広場の名前は、なぜかどこもかしこも「マルクト広場」(笑)。

聖ペトリ大聖堂。

小生バカなもんで高いところについ登りたくなり、4ユーロ払って尖塔に登ってみたのだが、眺望は・・・

金網越しかよっっ。

街のシンボル「ローラント像」。

市庁舎とセットで世界遺産登録。第二次世界大戦にて戦火にまみれた際にも、奇跡的に残っていた像で、「この像が存続する限り、ブレーメン自由都市でいられる」と言い伝えられている。

ブレーメンの音楽隊」の像。

3月に、グリム兄弟が生まれたハーナウという街に行った。
この時の旅行記で、「彼らの作品名をいくつ挙げることが出来るのだろう。私がサッと思い浮かべることが出来るのは、『赤ずきん』と『ヘンゼルとグレーテル』くらい」と書いたが、そうか、『ブレーメンの音楽隊』も彼らの作品だったわけだな。

この像、観光客の超人気スポットで、たくさんの人が群がり、記念撮影のため順番待ち。人がアングルに入らない写真を撮るのがとにかく大変だった。(この写真も、結局人が写ってしまった。)

市庁舎。

内部を有料ガイドツアーで見学できる。(英語とドイツ語の二組に分かれて行う。)
はっきり言って、それほどたくさんの部屋を見学できるわけではない。

ていうか、見所は大きな広間2つくらいしかない。
それなのに、ツアー所要時間が1時間もかかるのは、ガイドさんが部屋の装飾の一つ一つや、街の歴史等の説明を延々と話し続けるから。こちとら話している内容を100%聞き取れないし(なんとなくこんなことを話しているというのが分かる程度。オイラの英語力なんて、そんなもん)、だんだんと退屈してきた(笑)。


ところで、この日はブンデスリーガで地元のブレーメン戦がホームで行われることを上に書いたが、試合前、街の中心部に観戦者・サポーターが続々と集結し、めっちゃ人混み状態。

彼らはここで決起集会を開き、発煙筒を焚き、雄叫びを上げながら、一緒に行進してスタジアムに向かうのであった。ものすごい光景!
(スタジアムは徒歩で行ける近い距離にある。)


ちなみに試合は4対1で勝利したそうで、おめでとうございます。