バイロイト市内をプラプラとお散歩。
実にシックな街である。
街のいたるところに微笑ましいワーグナーさんがいる。
やはりどうしても訪れなければならない場所、ワーグナーの家「ヴァーンフリート」。
さて、今回のバイロイトであるが、本当は親友の相棒クンと旅行する予定だった。残念ながら、彼は都合が悪くなってしまい、キャンセルした。
縁があって、都内在住のTさんという方が宙に浮いたチケットを買い取ってくださり、相棒の代役を務めてくれた。Tさんとは初対面で、現地バイロイトでの待ち合わせだったが、お会いしてすぐに打ち解けることができた。
そりゃそうだ。別に面識なんかなくても、二人とも「ワーグナー」という共有事項を持っているのだから。
Tさんは、ウィーン、ミュンヘン、ニューヨークなどでたくさんのオペラ鑑賞経験を持つ猛者であったが、バイロイトだけはこれまでチャンスに恵まれなかったとのこと。今回の機会をとても喜んでくれた。私も二日間ご一緒に楽しいひと時を過ごさせていただいて、とてもありがたかった。