クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

独り言

ウィーンとミラノ

師走に入り、日に日に寒くなってきました。ウィーン響の公演が終了し、国内公演でこのあと主なものとしては、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団くらいでしょうか。あとはもう第9になりますね。 さて、私は明日からまた出かけてきます。聴いてくる…

第一弾

以前に発表したとおり、アイーダ鑑賞を始めとした豪華ザルツブルク音楽祭の旅行が来月に控えている。 が、その前にミュンヘン二日と、先取りザルツブルク一日の短期旅行にこれから行ってくる。 実を言うと、当初の夏休み計画は、今週、10日間どーんとドイ…

町並みは変わっていく

先日の土曜日、ラグビーの試合観戦のため、久しぶりに京王線に乗車した。 会場の味の素スタジアムは調布市に所在しているが、私は大学生の時(もう30年も昔)同市内に下宿していたので、この界隈に行くというのはとても懐かしいことだった。少し早めに家を…

GW、ヒマになりました

ゴールデンウィークです。皆さま、楽しいご計画を立てていらっしゃいますか。 こうした長い連休の絶好の機会は、すたこらサッサと海外逃亡するのが私の常であるが、今回、ばっちり計画していたにも関わらず、不可抗力の事由によりキャンセルした。 私はよほ…

バイエルン国立管、まさかの・・

本日はバイエルン国立管弦楽団都民劇場公演(9月17日)の一般発売日だった。 いちおうゲットした。 ゲットはしたが・・・安い席が全然取れなくて、やむを得ずS席となってしまった。 S席・・・マジかー。痛ぇ・・。 これから秋のコンサートラッシュに向…

行けなかった「黄昏」

東京・春・音楽祭の指環シリーズ「神々の黄昏」は、やむを得ない事情で行けなかった。序夜「ラインの黄金」から毎年聴いてきたのに、最後を鑑賞できなかったというのは残念だ。やっぱり4つ全部観てこそのリングで、一つでも逃すとなんだか気持ちが悪い。 た…

欧州ローカル劇場事情

さっそく旅行記をアップしようと思ったが、持参したタブレットPCの調子が悪いのか、写真のアップロードがうまくいかない。なので、現地でのアップは断念し、今回、テキストだけによる記事を報告しよう。 以下に挙げたのは、今回ザールランド州立劇場(ザー…

今年の夏は、ザルツ行き決定

つまり、アイーダのチケット、取れたっつうこと。 いやあ、本当によく取れたと思う。奇跡ではなかろうか・・・。信じられん。 ヴェルディの傑作として誉れ高く、初心者からマニアまで幅広く人気があるアイーダ。これを世界的巨匠にしてヴェルディの権威であ…

ショスタコ祭り

今週末、井上道義&大阪フィルがフェスティバルホールでショスタコーヴィチ交響曲第11番と第12番を演奏する。 この公演概要を知った時、ショスタコ大好きな私はにわかに色めき立った。 「いいプログラムじゃないか。俺のためのプログラムじゃないか。東…

ローカル出身演奏家の宿命

国内公演1か月ぶり、今年初のコンサート‘聴き初め’はN響。昨日のCプロ定期演奏会であった。ファリャ、ロドリーゴなど、スペイン色に染まった異国情緒たっぷりの魅力的なプログラムである。 指揮者はスペイン人のファンホ・メナ。配布されたプログラム「フ…

初演版の「意義」について

人が明確な意思と目的を持って行動しようとする時、そこに「意義」というものが発生する。探求、創作、挑戦、実践などの場や過程で、それはよく語られる。 だけどな。 私が思うに、単なる個人的な趣味と嗜好の世界の中では、「意義」なんてめんどくせー物は…

今から出発

12月20日 フィレンツェ ヴェルディ「ナブッコ」(R・パルンボ指揮) 12月21日 ボローニャ マスネ「ウェルテル」(M・マリオッティ指揮) 12月22日 チューリッヒ ベッリーニ「清教徒」(E・マッツォーラ指揮) 12月23日 ミラノ・スカラ座 …

夢の話

つまらん話だが、最近ネタもあまりないので、ちょっと書き留めてみる。昨日に見た夢の話だ。 夢っていうのは、起きている時に空想したり思い描いたりするのは、実に楽しく、希望に満ちたものである。 ところが、寝ている間に見る夢っていうのは、実にわけが…

プリント@ホーム

ミラノ・スカラ座のチケットが変わった。メール添付で送られてくる電子データチケットを自宅でプリントアウトする方式が受取選択可能になったのだ。 従前はチケットが国際郵便で送られてきた。それはそれで別に悪くはない。 だが、以前に届くべきチケットが…

ザルツとバイロイトの音楽祭

今年のバイロイトの「パルジファル」が来月のNHK・BSで放送される。音楽祭初日、プレミエ公演のライブである。 タイトルロールを歌うのはもちろんK・F・フォークト。 代役A・シャーガーが歌った日を観賞した私にとって、この中継を見るのはちょっぴ…

新国立劇場の新芸術監督

新国立劇場は、オペラ部門の次期芸術監督(18/19シーズンから)として、大野和士氏を迎えると発表した。 このニュースは、基本的には朗報である。 バーデン州立歌劇場(カールスルーエ)の音楽監督、ベルギー国立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督、リヨン…

旅行の途中経過

ただいまウィーン滞在の三日目。ホテルにて。 4月28日に日本を発ち、ようやく折り返しを過ぎたところだ。 ここで、今回の旅行の日程について、紹介しようと思う。 4月29日(金) ウルム(ドイツ) ワーグナー「ローエングリン」 4月30日(土) ヴィ…

ゴールデンウィーク

「二日休めば10連休」という大チャンスを逃さず、今回もまた出かけてこようと思っている。 本来なら楽しい休暇、出発前のウキウキ状態になるところだが、最近はどうもそんな気分になれない。 昨年12月、パリに行こうとしたら、その前に痛ましいテロ事件…

もうやめちゃえば?

「期待したところで、その期待には決して応えてくれない」ということは百も承知。 でありながら、「いったい何をやるのかな?」とシーズンプログラムの発表を密かに心待ちにし、発表されたラインナップを眺め、落胆し、溜息をつく・・・。 毎年これの繰り返…

宴会での話題

12月2日はミュンヘンフィル来日公演鑑賞の日だった。予定を手帳にしっかり記入し、スケジュール管理は万端のはずだった。 やっちまった・・・。 予定をしっかり記入したはずの手帳には、「12月3日」となっていた・・・。あっちゃー。 12月2日には職…

ウィーンでの公演チケット

色々な人からよく聞かれること。 「海外の公演チケットをどうやって取っているのか?」 その答えはとてもシンプル。 「ネットから。」 コンサートもオペラも音楽祭も、主催団体のHPにチケットに関する案内がある。そして、そのほとんどがオンラインチケッ…

パクリ問題

五輪エンブレムのパクリ疑惑問題は、今もなお日本全国を賑わせている。今の世の中、データや情報はだれでも簡単に検索でき、そして瞬時に広まる。便利でありながら、なおかつ恐ろしい時代になったものである。 もちろん、パクリや盗作はけしからんことだ。ア…

ヨーロッパでの運転事情

海外で車を運転する場合、日本とは事情が異なっていて戸惑うことがある。 今回フィンランドで何点か気が付いた。 私自身の備忘録としてメモを残しておこうと思う。次回の機会のために。 ちなみにヨーロッパでは、今でもマニュアル車の方が主流である。 1 た…

二人のオペラ歌手が犠牲に

飛行機を乗る機会が多い自分にとって、今回のジャーマンウィングス機の事故(というより事件)はショックなニュースだったが、不幸にも犠牲となった乗客の中にオペラ歌手二人が含まれていたというのは更なる衝撃だった。 メゾ・ソプラノのマリア・ラドナー(…

年末年始

つい先日イタリアに行ってきたばかりで、「また行くのぉ???」とか言われそうなので、そおぉっっと行ってこようと思っていたのですが・・・。 バレてしまいましたので、開き直ってご報告しますと、ハイ、ちょっと行ってきますだ。 行き先はバーゼルとチュ…

オケ公演のソリスト

以前から思うところがあったので、ちょうどバイエルン放送響とツィメルマンの共演コンサートに併せて書いてみたい。 1 大物ソリストと外来オケの豪華共演 まさに今回のケースだが、こうした来日公演概要が発表されると、実はやや複雑な気持ちになる。 豪華…

今回の旅行は

10月30日(木)ロイヤル・オペラ・ハウス ヴェルディ「二人のフォスカリ」 指揮:R・バルサドンナ 出演:ドミンゴ、メーリ、アグレスタ他 10月31日(金)バイエルン州立歌劇場 ツィンマーマン「軍人たち(兵士たち)」 指揮:K・ペトレンコ 出演:…

歌劇場の音楽監督

「フランツ・ウェルザー・メストがウィーン国立歌劇場の音楽監督を電撃辞任!」というニュースは、なかなか衝撃的だった。就任から4年、その間の芸術的成果については内外から一定の評価を得ていたと思うし、集客営業的にも堅調だったはずだ。待望のオース…

ウクライナ問題

あのさあ・・・。 みんな気にならないの? ウクライナ問題。 私は気になって仕方がない。そして、ものすごく不安に駆られる。 みんな対岸の火事だと思っていないか? 対岸の火事じゃないぞ。とんでもないことだぞ。今後のロシアの態度によっては恐ろしいこと…

素朴な疑問 その2

調子に乗って、素朴な疑問第二弾。このままシリーズ化しちゃおうか、なーんて。 さて、実を言うと、本日の疑問はクラシック音楽とは何の関係もない。だが、個人的にかなり以前から気になって気になって仕方がないことであった。 おそらく人によっては別に何…