クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

今回の旅行は

10月30日(木)ロイヤル・オペラ・ハウス  ヴェルディ「二人のフォスカリ」
       指揮:R・バルサドンナ  出演:ドミンゴ、メーリ、アグレスタ他
10月31日(金)バイエルン州立歌劇場  ツィンマーマン「軍人たち(兵士たち)」
       指揮:K・ペトレンコ  出演:B・ハンニガン他
11月 1日(土)バイエルン州立歌劇場  ヤナーチェク「マクロプロス事件」
       指揮:T・ハヌス   出演:N・ミヒャエル他
 
以上です。短期旅行だわな。
 
 コヴェント・ガーデンの指揮者は無名だが、当劇場の合唱指揮者とのこと。チクルスの初日からずっと音楽監督のパッパーノが振っていたが、最後の2公演のみバルサドンナが担当。
 パッパーノが降りたのは、サンタ・チェチーリア管との中国・日本ツアーに出発しなければならないから。パッパーノで聴きたかったが、スケジュール上やむを得なかったのである。
 ネームバリューのある歌手たちの「音楽監督が降りるのだったら、オレたちだって降りちゃうよ」という連鎖キャンセルがあるんじゃないかとヒヤヒヤしている。この記事を書いている時点で、発表されているキャストは予定どおりだが、基本的に「歌手」というヤツらは信用できないんでね。そうなった時の心の準備はしておこうと思っている。
 
 ミュンヘンのマクロプロスは、主演のN・ミヒャエルに大期待。かねてより是非聴きたいと思っていた歌手・・・おっといけねえ、一人の歌手に過度の期待をかけるのは禁物だったわい。落っこちる可能性が常にあるわけだから。
 指揮者のハヌスは以前にプラハ国民劇場で振ったのを観たことがある。その時の演目もマクロプロスだった。
 今回の演出家A・シリングは一昨年のバイエルン州立歌劇場で惨憺たるリゴレットを演出した人。従って、今回も全然期待していない。
 
 なんだか、がっかりしないように一生懸命予防線を張っている旅行だなあ・・・・。