クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

ウクライナ問題

あのさあ・・・。
みんな気にならないの? ウクライナ問題。
私は気になって仕方がない。そして、ものすごく不安に駆られる。
 
みんな対岸の火事だと思っていないか?
対岸の火事じゃないぞ。とんでもないことだぞ。今後のロシアの態度によっては恐ろしいことになるんだぞ。
 
NATO加盟の西側諸国が、ロシアに制裁を果たそうとしている。
これに対し、もし制裁が実行された場合、ロシアは対抗措置を取ると警告している。
ニュースから漏れ聞こえてくる具体的な対抗措置の一つとして、ロシア国内上空を通過する航空の許可制限が挙げられているという。
 
これだよ、これ。このニュースに対して、何とも思わないのか?程度にもよるが、とんでもないことだぞ、これは。
 
言うまでもなく、ヨーロッパと日本を最短ルートで結びたかったら、必然的にロシア上空を飛ぶことになる。もしこれが禁止されてしまったら、いったいどうなる?
 
ヨーロッパとの往復渡航に莫大な影響が出る。場合によっては、渡航そのものを全面的に見直さなければならないことになる。
 
もしそうなったら、私が計画しているこれからの海外旅行はどうなる?
いや、別に個人的なことはこの際いい。
影響の波及はもっとデカい。
 
クラシック音楽の外来公演そのものに影響が出てくるだろう。
西側諸国のオーケストラにしても、指揮者にしても、ピアニストにしても、彼らはどうやって日本にやってくるのだ?
シベリアルートならおよそ13時間のところ、代替便に変更し、わざわざ遠回りし、20時間以上かけて本当にやってきてくれるのか?航空手段が確保できないということで、来日中止が相次ぐことになりはしないか?
 
仮にそうなったらどうする?
バイエルン放響来日中止、ドイツ・カンマー・フィル来日中止、新国立劇場の出演歌手軒並み来日中止、J・カウフマン来日中止、N響新日本フィルなどの客演指揮者たち来日中止・・・。
ま、別にカウフマンはどうでもいいが(笑)。
 
私は過剰な心配をしているのだろうか。
そうならいいんだけど・・・。