2013-01-01から1年間の記事一覧
久々の長期休暇だったが、めちゃくちゃ疲れている。 ビーチでゆっくりのんびりしてきたつもりだったのに、この疲れはやっぱり年なのか?? さて、今回の旅は、ほぼ完璧と言っていいくらい順調で、あのイタリア国鉄でさえ遅延が一回もなかったのは、ちょっと…
ペーザロ・ロッシーニ・オペラフェスティバル、来年のメインオペラが発表になっています。 アルミーダ、パルミーラのアウレリアーノ、幸せな間違い、の3つだそうで。 う~ん、こりゃまたマイナーな(笑) さて、どうしよう? じっくり検討しよっと。
あっという間に旅行の半分が経過してしまいましたが、ここまで概ね順調に楽しく過ごしています。 とにかく、散歩して、海を眺めながら食い、飲み、お昼寝するという極楽怠惰なリゾート生活。本当にたまりません(笑)。 昨晩はフェスティバルでギョームテル…
昨年のロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)で上演されたオペラのうち2演目が映像収録されていて、発売されることとなった。「バビロニアのチーロ」と「マティルデ・ディ・シャブラン」である。 (ブルーレイもあり) 両演目とも素晴らしい舞台で…
昨年に出かけてすっかりハマッてしまったロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)に、今年もまた参戦することにした。聞くところによると、クラシックソムリエを自称するフリーアナウンサーのA氏をはじめ、毎年詣でる人も少なくないとか。判るような…
二期会のオペラ公演「ホフマン物語」を観に行った。 いつもなら、公演概要(曲目、指揮者、オーケストラ、配役)を示した後、その演奏や演出等について気が付いたこと感じたことを書いている。 だが、今回はどうにも気になったことがあったので、その事につ…
2013年8月2日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 クリスティアン・アルミンク 合唱 栗友会合唱団、東京少年少女合唱隊 藤村実穂子(メゾソプラノ) マーラー 交響曲第3番 10年間音楽監督を務めたアルミンクの卒業公演…
今回の紀尾井シンフォニエッタの公演をとても楽しみにしていた理由、定期公演の年間スケジュールが発表された昨年から絶対に行こうと決めていたその理由、それは招聘ソリストの一人、ソプラノのラウラ・ジョルダーノなのだ。 オペラオタクを自認するこのワタ…
2013年7月27日 紀尾井シンフォニエッタ東京 紀尾井ホール 指揮 パオロ・カリニャーニ 合唱 新国立劇場合唱団 ラウラ・ジョルダーノ(ソプラノ)、エレーナ・ベルフィオーレ(メゾソプラノ)、フィリッポ・アダミ(テノール)、ジョヴァンニ・フルラネ…
R・シュトラウスのオペラ「エレクトラ」と「影のない女」には、共通点があることを御存知であろうか。 それは「舞台に登場しない人物が、音楽上も物語上も重要な役割を担っていて、モチーフとなる旋律が付与されている」ということだ。 これらのオペラを知…
2013年7月13日 エクサン・プロヴァンス音楽祭 アルシュヴェシェ劇場 モーツァルト ドン・ジョヴァンニ 指揮 マルク・ミンコフスキ 演出 ディミートリ・チェルニャコフ 管弦楽 ロンドン交響楽団 合唱 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団 ロッド…
2013年7月20日 東京交響楽団 サントリーホール 指揮 ユベール・スダーン 中村紘子(ピアノ) ルーセル 交響曲第3番 ショパン ピアノ協奏曲第2番 ベルリオーズ 劇的交響曲ロミオとジュリエットより抜粋 中村紘子氏の演奏を聞くのはものすごく久しぶ…
プロヴァンス大劇場は、2007年にオープンした、比較的新しい劇場だ。こけら落としを音楽祭の超目玉となるラトル指揮ベルリン・フィルによる「ニーベルングの指環」(新演出)の序夜(ラインの黄金-2006年)に合わせようとしたが、工事が遅れてしま…
郊外に足を伸ばしたくて、レンタサイクル予約した。この街が生んだ偉大な画家セザンヌが彼方に眺め、何度もキャンバスに描いたサント・ヴィクトワール山を望む風景を、私も是非この目で見たかったのだ。 そのサント・ヴィクトワール山までは市の中心部からお…
オペラ会場に向かうため、午後8時50分頃にホテルを出た。日はかなり傾いているものの、この時間でまだ明るさが残っている。日中に比べれば暑さはかなり和らいでおり、とても過ごしやすい時間帯だ。半袖で十分だが、夜半にかけて気温が下がることを想定し…
夜9時55分発のエールフランス夜便で出発し、パリで乗り換え、翌日午前8時40分にマルセイユ・プロヴァンス空港に到着。マルセイユ空港からエクサン・プロヴァンスまではシャトルバスで約30分。午前9時半に市内に到着した。ホテルに荷物をおろし、さ…
猛暑の日本を脱出してエクスにやって来ましたが、こちらも暑い。 もちろん湿気が少ないので、はるかに過ごしやすいですが。 今、初日のリゴレットの鑑賞を終え、ホテルに戻って来たところ。終演は午前0時を回りますが、野外の夜風のおかげで、何とか眠くもな…
今年はヴェルディイヤーなので、世界の各地でヴェルディのオペラ上演が目白押し。いよいよ間近になってきたエクサン・プロヴァンス音楽祭でもリゴレットを鑑賞する予定だが、なぜかどういうわけか最近このオペラによく当たる。 昨年は5月にチューリッヒで、…
エクサン・プロヴァンス音楽祭に行こうと思い立った理由について、以前の記事で「ゴールデンウィーク旅行に行けなかった腹いせのため」と書いたのだが、本当は別の直接的なきっかけがあった。貯まっていたマイレージの有効期限切れが迫っていたのだ。 2年く…
2013年6月25日 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 文京シビックホール 指揮 シャルル・デュトワ シベリウス カレリア組曲 ドビュッシー 交響詩海 バルトーク 中国の不思議な役人組曲 ラヴェル ダフニスとクロエ第二組曲 ロイヤル・フィル来日公演で…
2013年6月22日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 ダニエル・ハーディング マーラー 交響曲第6番 ハーディングはコンサートで積極的にマーラーを採り上げており、聞く機会が多い。今回の第6番も、5年前の東京フィルに…
スポーツをテレビ観戦するにあたって、結果を知った上で見るほどつまらないものはない。試合の行く末、展開が分からないからこそ、見る側は手に汗握り、固唾を飲んで見守り、得点に一喜一憂するのだ。 今朝のサッカー、コンフェデレーションズカップ、日本対…
2013年6月13日 ヴェンゲーロフ・フェスティバル サントリーホール 指揮 マキシム・ヴェンゲーロフ、ヴァグ・パピアン(チャイコフスキー) 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)、山根一仁(ヴァイオリン)…
2013年6月11日 チョン・キョンファ ヴァイオリン・リサイタル サントリーホール チョン・キョンファ(ヴァイオリン)、ケヴィン・ケナー(ピアノ) モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第35番 プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ第1番 バッハ 無…
2013年6月9日 新国立劇場 モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ 指揮 イヴ・アベル 演出 ダミアーノ・ミキエレット 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 ミア・パーション(フィオルディリージ)、ジェニファー・ホロウェイ(ドラベッラ)、天羽明惠…
1984年10月のカラヤン指揮ベルリン・フィル来日公演の鑑賞記については、前回のブログで「いつかまたの機会に」と書いたが、やっぱりここで書いておこうと思った。しかし何と言っても約30年も前の記憶なので、さすがに詳細な鑑賞記というレベルには…
先日の東フィル定期公演で聞いたローマ三部作。特に「ローマの松」は、多くの管弦楽曲の中でも大好きな曲の一つである。 私に限らず、この曲が好きな人、多いのではないだろうか。アッピア街道の松、カッコイイもんね。ゾクゾクするよね。 さて、私が初めて…
2013年5月31日 東京フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール 指揮 アンドレア・バッティストーニ レスピーギ ローマ三部作(ローマの噴水、ローマの祭り、ローマの松) ものすごいエネルギーが充満したエキサイティングな一夜。原動力はもちろん指…
パールマン、ムローヴァ、ムター、ハーン、レーピン、ヴェンゲーロフ、ズッカーマン、ツィンマーマン、ファウスト、デュメイ、チョン・キョンファ、シャハム、ラクリン、カプソン、テツラフ、ギトリス・・・・ 言うまでもなく、現役の世界トップヴァイオリニ…
2013年5月25日 新国立劇場 ヴェルディ ナブッコ 指揮 パオロ・カリニャーニ 演出 グラハム・ヴィック 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 ルーチョ・ガッロ(ナブッコ)、マリアンネ・コルネッティ(アビガイッレ)、コンスタンティン・ゴルニー(…