２０１３年１０月１２日 ウィーン国立歌劇場 ヴェルディ アイーダ 指揮 ダン・エッティンガー 演出 ニコラ・ジョエル ヤニュシュ・モナルツァ（国王）、オリガ・ボロディナ（アムネリス）、クリスティン・ルイス（アイーダ）、マルチェロ・ジョルダーニ（ラ…

２０１３年１０月１２日 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会（第１日） 楽友協会大ホール 指揮 ヘルベルト・ブロムシュテット ブルックナー 交響曲第５番 ムジークフェラインで、ウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲を聴くのは、私の念願…

クソー、台風にやられちまったぜ。自然現象には勝てず仕方がないとはいえ、まったくいい迷惑だったぜ・・。 あ、どうも。本日ウィーンから帰ってきました。予定より６時間の遅れで。 既に台風は温帯低気圧に変わったみたいですが、相当大型だったようで皆さ…

こちらただいま、現地時間の午前５時。午前４時には目が覚めてしまい、もう寝られない。 私の旅行の毎回の悩みが時差ボケ。現地時間にすぐに順応することができず、苦しむ。眠たくなっては困るときに眠たくなり、寝たいと思っても寝られないということになる…

２０１３年１０月６日 読売日本交響楽団 横浜みなとみらいホール 指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ ベルリオーズ 劇的交響曲ロメオとジュリエットより ショスタコーヴィチ 交響曲第５番 スクロヴァ大先生が、ショスタコ５番でぶっ飛びの名演を披露し…

今週末から連休を利用して、現地滞在三日間の短期でウィーンに行ってくることにした。 かなり以前から計画は立てていて、公演チケットの申込予約も済ませていたのだが、最大の問題である自分の仕事の状況が全くどうなるか分からなかったので、ずっと最終決断…

今月、ルツェルン祝祭管とともに来日する予定だったクラウディオ・アバドが、体調不良によりキャンセルとなり、祝祭管の公演そのものが中止となった。楽しみにしていたので、非常に残念である。 まさかキャンセルの本当の理由は原発汚染水漏れじゃないだろう…

なんという素晴らしい作品をプッチーニはこの世に残してくれたのか！ 蝶々夫人は数あるオペラの中でも誰もが認める偉大な作品の一つ。世界においてオペラという芸術分野が存続する限り、プッチーニの名声とともに未来永劫にまで輝き続ける作品である。 そん…

２０１３年８月２４日 ザルツブルク音楽祭 ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ 祝祭劇場 指揮 ダニエル・バレンボイム ヴェルディ シチリア島の晩鐘序曲、椿姫より第１幕の前奏曲、第３幕の前奏曲 Ｓ・ハッダード Que la lumière soit ツェルノ…

本当は前日の２１日（土）にＮ響を聴き、２２日（日）はゼッダ指揮東京フィルだった。ところが、２１日は急用が発生してしまってコンサートに行けず、２２日は肝心のゼッダが体調不良で来日中止。ゼッダが来日しないのなら行ってもしようがないと思い、２２…

近年のバイロイト音楽祭は、とにかく演出家のやりたい放題、その傍若無人ぶりが目に余る様相を呈している。今年の新演出リングも、演出はめちゃくちゃ評判が悪い。 そんな中、久々に「思慮に富んだ名演出」と高い評価を得たのが、２００８年から５年間上演さ…

２０１３年９月１５日 ミラノ・スカラ座 ＮＨＫホール ヴェルディ リゴレット 指揮 グスターヴォ・ドゥダメル 演出 ジルベール・デフロ ジョルジョ・ベッルージ（マントヴァ公爵）、レオ・ヌッチ（リゴレット）、マリア・アレハンドレス（ジルダ）、アレクサ…

４月のフェニーチェ歌劇場公演に続き、またまた名古屋に行っちゃいました。 一度行ってみて分かったことだが、名古屋までの遠征は決して大変ではない。東京では聴けない公演がそこにある時、あるいは東京公演がどうしても都合が合わない時などは、名古屋に行…

今回の旅行の実質的な最終日のスケジュール。 午前１１時からオペラ・マイスタージンガー。 午後９時からバレンボイム指揮ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラコンサート。 ほぼ日中の間オペラ鑑賞なわけだが、この日は劇場内で時間を費やすのが…

なにはともあれ、東京に決まって良かったじゃないですか。あの一億総「がんばれニッポン！」現象は正直言って辟易だが、みんなが明るく元気になって、「よし、がんばろう」という気になって、それで景気が少しでも回復するというのなら、私は何の文句も言い…

ついにその日が来てしまった。旅行中、その日が来てほしくないとずっと思っていた。ペーザロを離れる日だ。悲しい。悲しすぎる・・・。 なぬ？ いくらなんでもオーバーだろうって？ やかましーやい。 ここは天国なのだ。天国に別れを告げなければならないの…

２０１３年８月２２日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル テアトロ・ロッシーニ ロッシーニ アルジェのイタリア女 指揮 ホセ・ラモン・エンチナール 演出 ダヴィデ・リヴェルモア 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 アレックス・エスポジート（ムスタフ…

ウルビーノは、ペーザロでのんびりと過ごすのにそろそろ飽きたと思った頃に訪れるとよい恰好の郊外観光地だろう。バスに揺られながらゆっくりと丘を登って行くと、中世の面影を色濃く残した古い街が忽然と現れる。 ラファエロの生誕地であり、彼の生家を始め…

２０１３年９月８日 ミラノ・スカラ座 東京文化会館 ヴェルディ ファルスタッフ 指揮 ダニエル・ハーディング 演出 ロバート・カーセン アンブロージョ・マエストゥッリ（ファルスタッフ）、マッシモ・カヴァレッティ（フォード）、アントニオ・ポーリ（フェ…

たった今、スカラ座公演から帰ってきたばかり。最高のヴェルディを聴いた興奮が冷めやらないが、切り替えて前日の公演の鑑賞記を書きます。 ２０１３年９月７日 日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会 サントリーホール 指揮 ピエタリ・インキネン 生誕２…

２０１３年９月６日 新日本フィルハーモニー交響楽団 すみだトリフォニーホール 指揮 インゴ・メッツマッハー Ｒ・シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき ワーグナー 楽劇ワルキューレより第１幕（コンサート形式上演） ミヒャエラ・カウネ（ジークリン…

２０１３年８月２１日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル テアトロ・ロッシーニ ロッシーニ なりゆき泥棒 指揮 リン・イーチェン 演出 ジャン・ピエール・ポネル（オリジナル） ソニヤ・フリゼル（再） 管弦楽 オーケストラ・シンフォニカ・Ｇ・ロッシーニ…

ペーザロ４日目。この日は郊外にあるグラダーラを訪ねる計画。 朝、ホテルから自転車を借り（無料！）、グラダーラに向かう前に市街を軽くサイクリング。ビーチ沿いをスイスイと走り、街の外れにある港まで足を延ばした。潮風を切りながらペダルを漕ぐのはと…

２０１３年８月２０日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル アドリアティック・アリーナ ロッシーニ ギヨーム・テル（ウィリアム・テル） 指揮 ミケーレ・マリオッティ 演出 グラハム・ヴィック 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 ニコラ・アライモ（テル…

朝からどうも空模様が怪しい。雨が降ったり止んだりの天気となっている。 意外である。この時期、イタリア中南部地方は雨はまったく降らないと思っていた。昨年も旅行中は一度も雨が降らず、毎日が抜けるような青空だった。 雨があがった曇り空のタイミング…

２０１３年８月１９日 テアトロ・ロッシーニ 〈ヴェルディへのオマージュ「恋は薔薇色の翼に乗って」D'amor sull'ali rosee〉 指揮 ダニエレ・アギマン 管弦楽 オーケストラ・シンフォニカ・Ｇ・ロッシーニ マリーナ・レベカ（ソプラノ） オペルトよりシンフ…

またペーザロに戻ってきたぜ！ 青い空、穏やかな海、パラソルで埋まったビーチ、降り注ぐ陽光・・・これだ！ オレはこれを１年間待っていたのだ！ イヤッホー！ さあ、友よ、一緒に歌おうではないか！ さん、はい、 「う～みぃーわ～、ひろいーなー、おおき…

メインとなるオペラの合間を縫って行われるベルカント・コンサート。今年はマイケル・スパイレス、セルソ・アルベロ、シー・イジェの３人による３公演。いずれも午後５時開演、休憩なしの１時間半程度のミニコンサートであるため、午後８時からのメイン・オ…

午後５時からペーザロでコンサート チケットの引き取りがあるため、時間の余裕を持ってペーザロのホテルにチェックイン リミニからペーザロの電車の時刻スケジュール １時間に１本程度しかないリミニ－サンマリノ間のバスの時刻スケジュール ・・・と、予定…

全日空とルフトハンザの共同運行による午前１時羽田発便は定刻に離陸し、経由地であるフランクフルトに予定どおり午前６時に到着した。 「オペラやコンサートの本場」であると同時に「うまいビールがしこたま飲める」ドイツは、ビール好きの我々にとってはた…