クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024/7/20 ブレゲンツ1

ハイデンハイムを離れ、電車を幾つか乗り継いで南下すること約3時間。国境を超えて、オーストリアの西端ブレゲンツに到着。ドイツ、オーストリア、スイスの3か国にまたがるボーデン湖の畔にあるリゾート地。ここで開催される夏のオペラ・フェスティバル、「ブレゲンツ音楽祭」が目的だ。

ブレゲンツ音楽祭と言えば、湖上の野外特設ステージで繰り広げられるスペクタクル・オペラが国際的に有名だが、実は屋内の祝祭劇場もあって、そこで上演するためのオペラも制作されている。湖上オペラの方は約1か月間、ほぼ連日のように上演されるが、祝祭劇場のオペラはわずか数回のみ。今回、その両方の公演を一挙に狙ってブレゲンツにやってきた。演目は、湖上オペラがウェーバーの「魔弾の射手」、祝祭劇場がロッシーニの「タンクレーディ」だ。
ブレゲンツを訪れるのはこれで3度目だが、祝祭劇場のオペラを鑑賞するのは、今回が初めてである。


まずは湖畔を散策。リゾート地らしく、開放的で優雅な佇まい。


ボーデン湖を楽しむためのアクティビティとして、遊覧船、足漕ぎボート、電気式モーターボートなどの乗り物がそこにあるが、今回私はモーターボートで遊んでみた。
今から30年以上も前、初めてブレゲンツを訪れた時も、やはりモーターボートに乗ったのだった。あの時の懐かしい記憶を思い起こしたかった。60分の貸出しで30ユーロ。

湖の上から、音楽祭の特設ステージを眺める。

このステージ、昼間にはフリーで誰でも客席に入って舞台の様子を眺めることが出来るのである。
「魔弾の射手」の舞台設定が、これではっきりと分かる。中世の田舎の村(ただし荒廃している)の雰囲気。


続いて、旧市街。

市庁舎があり、隣接してゼーカペレという礼拝堂がある。

ハプスブルク帝国の悪代官に対して蜂起したことを記念して1408年に建てられたという。なんだかウィリアム・テルの物語みたいだな。
礼拝堂の中はそんなに大したことはなく、小さくて質素な教会。

マルティン塔。ボーデン湖地方最古のバロック建築。塔を上ったテラスからは、湖を望むことが出来る。