クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018/7/16 ミュンヘン

午前11時半、ミュンヘン到着。涼しい!快適!
日中に一番気温が上がっても25度! ん?なに? 日本は38度だって?
へー、そりゃどうもお気の毒様(笑)。
 
実はミュンヘンで、あまり観光する時間がない。
夜のオペラの開演は午後6時。体を休め、整えるためにも、午後3時にはホテルに戻りたい。ランチの時間を差し引くと、残された時間は少ない。
 
マリエン広場からも近いクンストハーレで美術鑑賞。
クンストハーレは常設展の美術館ではなく、企画展専門。やっていた企画展のテーマは「ファウスト」だ。
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ドイツを代表する歴史的文豪作品だけに、登場人物やエピソードにまつわる美術創作品は多い。
考えてみれば、美術に限らず、音楽にもインスピレーションを及ぼしている。
シューベルトの歌曲「糸を紡ぐグレートヒェン」、リストの「ファウスト交響曲」、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」・・オペラでは、グノー、ボーイトなどが作品化している。今回鑑賞した「炎の天使」にもファウストメフィストフェレスが登場する。
 
他の芸術に多大な影響を及ぼした理由は、単純明白だ。各キャラクター色が濃く、分かりやすいのである。
命(死後の世界での奉仕)と引換えに若さを手に入れるファウスト
聖母マリアを彷彿とさせるマルゲリータと、抜け目のない悪魔メフィストフェレス
まさに創作意欲を掻き立てる、際立ったキャラの登場人物たちだ。
 
歩行者天国のノイハウザー通りで、日本のガイドブックには紹介されていない穴場、隠れ家的なビュルガーザール教会を覗く。
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最後にちょっと遅めのランチ。ビールメーカー系列レストランで、ビールを爆飲。
もうね、フランスは暑かったし、なのにこの国にビールガブ飲みの文化はない。とにかく早くミュンヘンに行きたかった。体がビールとソーセージを欲していた。
 
たらふく食ってたらふく飲めば、あとは夜に備えてばっちり休憩仮眠するだけ。
 
他国で、鑑賞前にホテルで少し眠ろうとしても、寝付けないことが時々ある。
だが、ここミュンヘンでは、そういう事に陥ることはない。
ビールとソーセージで大満足し、なんだか我が家に戻ってきたような感覚で、リラックス出来るからだ。
あとは寝坊しないように注意する。それだけ。