クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018/7/17 イスタンブール

ミュンヘンからイスタンブールを経由する成田への帰国便。そのイスタンブール発のフライトは、なんと午前1時40分出発である。イスタンブールアタテュルク国際空港は24時間空港なので、普通に夜中に飛行機が発着しているのだ。
 
こうしてトルコ航空でヨーロッパから帰国する場合、選択肢がある。
例えば今回の旅行で言えば、ミュンヘンを夕方以降に出発し、イスタンブール空港での滞在・乗換時間をなるべく少なくし、帰国するという方法がある。その場合、最終日、ミュンヘンでゆっくり時間を過ごすことが出来る。
その逆が、ミュンヘンを早朝に出発し、その分イスタンブールの滞在時間を増やすという方法で、その場合、トルコに入国し、夜までイスタンブール観光して過ごすことが出来る。
 
私が選んだのは後者だ。ミュンヘンはもはや観光をし尽くした感がある一方、イスタンブールはこれまで一度も訪れたことがなかった。当然の選択、必然の成り行きなのであった。
 
正午少し前、イスタンブールに到着した。暑い! せっかくミュンヘンは涼しかったのに、逆戻りである。
 
これだけ海外に行っていても、初めての国というのは、少し緊張する。特に、トルコは治安が問題ないとは必ずしも言い切れないし。
イスラム教の国らしく、男性は髭をはやし、女性は髪や全身を隠している人が目につき、異文化を感じる。ただし、街中で目にするトルコ語の表記はラテン文字なので、「読める」というのは非常に助かる。
 
イスタンブール市は、海峡を隔てて、旧市街、新市街、アジアサイドと、だいたい3つのエリアに分かれている。即席観光だけならば、旧市街に主なものが集まっており、簡単だ。
しかし、問題がある。
観光ポイントはどこも激混み。施設に入る際には常に並ばならければならない。並ぶのが嫌いな私にとっては結構な試練だ。しかも暑い。これにはまいった。
 
キリスト教イスラム教が融合されたような大聖堂アヤソフィア。壮麗な建築物として有名で、観光客は必ず訪れる。
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アヤソフィアと並ぶ観光ポイント、ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャーミィ。神聖な礼拝の場所のため、内部に入場する際には靴を脱がなくてはならない。また、女性は必ず髪を布で覆わなければならず、男性も短パンは不可。持参していない人のために、覆えるような布を貸出している。
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内部は絨毯が敷き詰められている。礼拝目的でない観光客は、足を投げ出して絨毯の上に座って休んだり、子供は寝っ転がって寛いでいる。
 
続いて「地下宮殿」という観光ポイントを訪れたが、宮殿というよりは貯水遺跡という感じ。内部は暗く、写真には不向き。並んで入場料払って観るものじゃないね。あまりお薦めしません。
 
旧市街には、この他にトプカプ宮殿グランバザールという有名な観光名所があるが、トプカプ宮殿は休館日、グランバザールは買い物に興味が無いため、パスした。
 
トラムに乗って新市街に向かい、高台にあるガラタ塔へ。
360度の絶景を眺めることができるスポットなのだが、ここに入場するための待ち行列が酷かった。イスタンブールの観光ポイントはどこも激混みと上に書いたが、ここが一番すごいのではなかろうか。
結局1時間くらい並んだと思う。普通なら絶対に断念するところ、諦めずに並び続けたのは、口コミで「長時間並ぶだけの価値がある絶景!」と紹介されていたからだ。
 
で、実際に本当に並び疲れが吹っ飛ぶほどの絶景だった。
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ここまでで、時間は午後6時。トルコ料理のレストランで夕食を取り、その後、この日の観光のトリを飾ったのが、ナイトスポット、伝統舞踏ショーの鑑賞。ホジャパシャ文化センターという場所で、予めインターネットで予約しておいた。
 
なんせ帰りの飛行機が午前1時40分なんでね。こういうのでも観ないと、時間が潰せない。
もちろん私の趣味であるクラシックコンサートやオペラ公演があれば良かったんだけど、探したけど見つからなかった。
 
公演は二部構成。それぞれ独立した公演で、両方観るためにはチケットを別個に取らなければならない。
最初はセマーと呼ばれる修行僧の儀式のような踊り。神に近づくための神聖な踊りらしいが、くるくると回転するだけで、はっきり言って退屈。歩き回り疲れと食後ということもあって、少々ウトウトした。
 
二公演目がトルコの民族舞踊で、こちらは非常にエキゾチックかつスペクタクル。有名なベリーダンスもプログラムの中に入っていた。ショー的な要素がふんだんに取り入れられているので、観ていて楽しい。眠気は吹き飛びました。
 
ちなみに、セマーの公演は写真撮影不可だったが、民族舞踊の方はフラッシュ不可ということで、要するに写真オーケー。
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終演は午後9時40分。ようやく長い一日観光が終わり、空港に戻って、帰国の途についた。
 
イスタンブール、混んではいたけどなかなか面白かった。また来てもいいかもしれない。本日訪れることができなかった観光ポイントはまだまだある。もちろん、オペラやコンサートがあれば、なお可。
余ったトルコリラは両替せず、次回用としてそのまま持ち帰りました。