クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024/3/20 ミラノ

パリの滞在はもう少し続くのだが、ここでちょっくらミラノへ飛ぶ。目的はもちろんスカラ座で、オペラを観たら、翌日にはまたパリにとんぼ返りする。

ミラノの到着は午前11時半。市内の中央駅に降り立ち、付近で昼食を済ませ、午後2時ちょっと前にホテルにチェックイン。18時半開演のオペラを控え、お出かけ観光はしません(笑)。

でもまあ、何も無いのもアレだから、ミラノ中央駅(チェントラーレ)でもご紹介しましょうか。
ヨーロッパ随一の威容を誇ると言われる荘厳な駅舎。


初めてここに来た時は、驚きと感嘆を持ってそびえ立つ建物を見上げたものだが、近年はもうすっかり「ただの鉄道駅」扱い。出発と到着のためにやってくるだけ。利用し、とっとと去る。こうして改めて写真に収めるのは久しぶりだ。


そうそう、ミラノのリナーテ空港について、新しい話題がある。
これまで市内に入るにはタクシーかエアポートバス、もしくは路線バスを利用するしかなかったが、ついに、ここに地下鉄(M4線)が乗り入れたのだ。
2022年開業。路線はなお延伸建設中で、このため部分営業だが、少なくとも空港から中心エリアまでは行ける。ただし、観光的に利用頻度の高いチェントラーレ駅やドゥオーモ駅へは、乗り換えが必要となる。

ミラノにはマルペンサ空港とリナーテ空港の2つがあって(※ベルガモ空港まで含めるとすれば、3つ)、どちらかと言えばマルペンサの方が主要的な位置付けだが、いかんせんミラノ中心部まで遠い。リナーテの方が遥かに近く、地下鉄が出来たことで更に利便性が高まった。
ミラノ旅行の際、何も考えずに適当に手配したり、旅行会社に一任したりすると、マルペンサ空港になってしまう可能性が高いが、アクセス等を考慮し、しっかりとリナーテを選択することは賢明だと思う。