2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
前回記事で、ドイツ観光の魅力について書いた。そして、記事の最後に、ドイツを代表する観光スポット、ノイシュヴァンシュタイン城の写真を掲載した。 今回は、そのノイシュヴァンシュタイン城について書いてみよう。 ドイツ語で「ノイ=新しい」「シュヴァ…
前回記事の続きの話をしよう。 前回は、特段クラシック音楽が好きなわけではない普通の人に「ヨーロッパのどこがお勧めか?」という質問をされた際の、自分なりの無難な回答についてであった。 実は、こういう質問もよくされる。旅行から帰ってきた後だ。 「…
何回も海外に出掛けていると、知り合いとか職場の同僚とか、クラシック音楽好きではない、いわゆる普通の方々から、よく尋ねられることがある。「どこの国が良かったですか?」「海外行くならどこの国がお勧めですか?」といった類の質問だ。 この手の質問を…
少し前の話だが、東京交響楽団が次の音楽監督として、スイス出身のロレンツォ・ヴィオッティ氏を迎えると発表した。10年にわたって音楽監督を続けてきたジョナサン・ノットの後任となる。任期は、とりあえず2026年4月から3年間。 2つの意味で、「へ…
既に開幕している今年の「セイジ・オザワ松本フェスティバル」。絶対的な看板であり支柱だった小澤征爾氏が亡くなってしまい、フェスティバルそのものの存続が心配された中、首席客演指揮者として沖澤のどかさんを迎え、更には世界的指揮者アンドリス・ネル…
パリ・オリンピックが閉幕した。今大会も日本人が多くのメダルを獲得し、国内で大いに盛り上がったわけだが、そうした中で、熱狂を一人冷めた目で見つめていたオレ。今回に限らず、毎回毎度のことである。 私はスポーツ観戦好きだ。だから、本来ならオリンピ…
7月31日に帰国し、本当はその直後から、国内のオーケストラ・コンサートに3つ出かけていた。これらの鑑賞記も、元々は書きたい気持ちがあった。だが、海外旅行記事を書き続けている中で、なんとなく水を差すような感じが嫌で、流れを止めずに旅行記を継…
この日はバート・ヴィルトバートからミュンヘンへ4時間かけて電車移動。到着後は特に観光をしなかったので、さっそく公演の鑑賞記に入る。今回の旅行の千秋楽、最終公演。翌日に帰国する。 2024年7月29日 バイエルン州立歌劇場プッチーニ 西部の娘指…
2024年7月28日 ベルカント・オペラ・フェスティバル・ロッシーニ2 クア劇場ロッシーニ アルジェのイタリア女指揮 ホセ・ミゲル・ペレス・シエッラ演出 ヨッヘン・シェーンレーバー管弦楽 ヴュルテンベルク・フィルハーモニック・オーケストラドグラ…
前日は雨だったが、この日は見事に回復、晴れた。ということで、バート・ヴィルトバートの街をご紹介する。山間のこぢんまりとした、いかにも保養地らしいのどかな雰囲気。 街を流れる川が、美しい清流。 川岸から、ロッシーニ音楽祭の会場の一つ、クア劇場…
2024年7月27日 ベルカント・オペラ・フェスティバル・ロッシーニ1 トリンクハレロッシーニ オリー伯爵指揮 アントニーノ・フォリアーニ演出 ヨッヘン・シェーンレーバー管弦楽 ヴュルテンベルク・フィルハーモニック・オーケストラパトリック・カボ…
ニュルンベルクからシュトゥットガルト、ファイヒンゲン、プフォルツハイムと、電車を3回も乗り継ぐこと3時間半、バート・ヴィルトバートにやってきた。午後1時に到着。驚いたのだが、これだけ乗り継いだというのに、一切遅延なし、乗り過ごしもなく、定…
2024年7月26日 バイロイト音楽祭ワーグナー タンホイザー指揮 ナタリー・シュトゥッツマン演出 トビアス・クラッツァーギュンター・グロイスベック(ヘルマン)、クラウス・フロリアン・フォークト(タンホイザー)、マルクス・アイヒェ(ヴォルフラ…
午後4時からバイロイト音楽祭で「タンホイザー」。午後1時半にニュルンベルクを出発し、バイロイトに向かうが、その前に行ってみたい場所があり、午前中に訪ねた。その場所とは、ニュルンベルク裁判所。 第二次世界大戦の戦勝国(連合国)がナチス・ドイツ…
この日はレーゲンスブルク郊外、ドナウ川沿いにあるヴェルテンブルク修道院に行く。ここは世界最古と言われる修道院醸造所のビールが有名。私も、ここの輸入ビールをネット通販で取り寄せたことがある。ビール好きなら、一生に一度は訪れてみたい場所。現地…
ミュンヘンでの「パルジファル」を鑑賞し終え、次の公演は2日後のバイロイト。ということで、本日と明日は鑑賞は無し。観光に専念することにした。訪れたのが、ミュンヘンと同じバイエルン州に属しているレーゲンスブルク。中世の美しい街並みが残る歴史的…