イタリア
二日目。 予約指定した正午の電車までの間、フィレンツェ観光を続ける。 天気が良かったので、バスでミケランジェロ広場へ。フィレンツェを代表する眺望。 そういえば以前ここを訪れた時、日差しが強く、5月だというのに恐ろしく暑かったことを思い出した。…
2016年12月20日 フィレンツェ歌劇場 ヴェルディ ナブッコ 指揮 レナート・パルンボ 演出 レオ・ムスカート スザンナ・ブランキーニ(アビッガイッレ)、ディミートリ・プラタニアス(ナブッコ)、パオロ・アントネッティ(イズマエーレ)、リッカル…
午前10時、フィレンツェ到着。午前10時半、街歩き開始。 この日、巡った所。 サン・マルコ教会→サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(写真)→捨て子養育院美術館→考古学博物館→アカデミア美術館。 アカデミア美術館は、ほぼ四半世紀ぶり、二度目。前回…
まさか本当にそうなるとはね・・・。 羽田空港に向かう途中、電車の中でぼんやりと考えた。 「クラブ・ワールドカップで来日したチーム、帰国便が一緒になるなんてことは・・・ないかなあ。さすがにレアル・マドリードはないだろうさ。だけど、3位になった…
ただいまボローニャ市立歌劇場から帰ってきたばかり。 きちんとした鑑賞記は、順を追いながら後日に。 とりあえず、ウェルテル役のフローレス、ボローニャを完全制圧。 「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」は、拍手喝采、足踏み鳴りやまず、奇跡のアンコー…
昨日は、スカラ座16-17新シーズン開幕演目「蝶々夫人」の一斉発売日であった。 ここ数年、12月はほぼ毎年ミラノを訪れている。開幕演目を観るのは恒例行事のようになってしまったが、それは、私がスカラ座のシーズン開幕公演を「スペシャルな物」と位…
2015年12月21日 ミラノ・スカラ座 ヴェルディ ジョヴァンナ・ダルコ 指揮 リッカルド・シャイー 演出 モーシェ・ライザー、パトリス・コーリエ フランチェスコ・メーリ(カルロ7世)、アンナ・ネトレプコ(ジョヴァンナ)、カルロス・アルヴァレス…
パリからミラノへ移動。お目当ては、当然スカラ座である。 ロンドンとパリでは天気も良く、気温も穏やかだったが、ミラノはどんよりとした曇りで寒い。しかし、これこそ冬のヨーロッパの典型とも言えなくもない。 この日、ミラノで訪れた観光ポイントは二箇…
2015年7月24日 ミラノ・スカラ座 ロッシーニ オテロ 指揮 ムハイ・タン 演出 ユルゲン・フリム グレゴリー・クンデ(オテロ)、オルガ・ペレチャトコ(デズデモナ)、ロベルト・タリアヴィーニ(エルミーロ)、ファン・ディエゴ・フローレス(ロドリ…
ミラノ・スカラ座のチケットの価格は、席の場所によるカテゴリーだけでなく、公演によっても差が付けられている。バレエとオペラとで値段が異なるのはある意味当然として、同じオペラであっても、プレミエなのか再演なのか、注目公演なのかそうでもないのか…
2014年12月13日 ミラノ・スカラ座 ベートーヴェン フィデリオ 指揮 ダニエル・バレンボイム 演出 デボラ・ウォーナー アニヤ・カンペ(レオノーレ)、クラウス・フローリアン・フォークト(フロレスタン)、ファルク・シュトルックマン(ドン・ピツ…
イタリア国鉄のストライキは、いったん前日12日の午後5時をもって終了となった・・・らしい・・・。ただし、再びこの日の午後9時から実施するとの情報もあり、どうなるのかは依然として不透明。とにかく、この国はよくわからんのである。 朝、駅に出向い…
2014年12月12日 フィレンツェ歌劇場 ヴェルディ ファルスタッフ(コンサート形式上演) 指揮 ズービン・メータ ロベルト・デ・カンディア(ファルスタッフ)、アレッサンドロ・ルオンゴ(フォード)、シー・イジェ(フェントン)、カルロ・ボージ(…
気を取り直して、フィレンツェの街中を歩いてみた。 観光都市らしく、世界中からの観光客で溢れ返っている。フィレンツェの顔とも言えるDUOMO(大聖堂)やヴェッキオ宮殿なども、普通にオープンしていた。バスや市電も動いているし、少なくともここでは…
出発の前日、私は世界各国の現地情報を教えてくれるサイトを見て今回のイタリアのスト(ショーペロ)の事を知った。旅行直前に思い切り冷水を浴びせられた格好だ。暗澹たる気分になった。 過去にもショーペロに遭遇したことがある。一度やそこらではない。こ…
出発からずっと不安を抱えながら旅している。 イタリアのゼネラル・ストライキ、ショーペロに巻き込まれた。出発直前にこの情報を知り、嫌な予感がしていたが、案の定だった。 今、滞在先のフィレンツェのホテルで記事を書いているが、まずここイタリアに来…
既に別のコメント欄で書いていたことなのだが、今週末にイタリアに行ってくる。現地滞在たった二日という、またまた超短期旅行だ。 当初の計画ではムーティがタクトを振るローマ歌劇場でのアイーダと、バレンボイムがタクトを振るスカラ座でのフィデリオとい…
2013年8月22日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル テアトロ・ロッシーニ ロッシーニ アルジェのイタリア女 指揮 ホセ・ラモン・エンチナール 演出 ダヴィデ・リヴェルモア 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 アレックス・エスポジート(ムスタフ…
ウルビーノは、ペーザロでのんびりと過ごすのにそろそろ飽きたと思った頃に訪れるとよい恰好の郊外観光地だろう。バスに揺られながらゆっくりと丘を登って行くと、中世の面影を色濃く残した古い街が忽然と現れる。 ラファエロの生誕地であり、彼の生家を始め…
2013年8月21日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル テアトロ・ロッシーニ ロッシーニ なりゆき泥棒 指揮 リン・イーチェン 演出 ジャン・ピエール・ポネル(オリジナル) ソニヤ・フリゼル(再) 管弦楽 オーケストラ・シンフォニカ・G・ロッシーニ…
ペーザロ4日目。この日は郊外にあるグラダーラを訪ねる計画。 朝、ホテルから自転車を借り(無料!)、グラダーラに向かう前に市街を軽くサイクリング。ビーチ沿いをスイスイと走り、街の外れにある港まで足を延ばした。潮風を切りながらペダルを漕ぐのはと…
2013年8月20日 ロッシーニ・オペラ・フェスティバル アドリアティック・アリーナ ロッシーニ ギヨーム・テル(ウィリアム・テル) 指揮 ミケーレ・マリオッティ 演出 グラハム・ヴィック 管弦楽 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 ニコラ・アライモ(テル…
朝からどうも空模様が怪しい。雨が降ったり止んだりの天気となっている。 意外である。この時期、イタリア中南部地方は雨はまったく降らないと思っていた。昨年も旅行中は一度も雨が降らず、毎日が抜けるような青空だった。 雨があがった曇り空のタイミング…
2013年8月19日 テアトロ・ロッシーニ 〈ヴェルディへのオマージュ「恋は薔薇色の翼に乗って」D'amor sull'ali rosee〉 指揮 ダニエレ・アギマン 管弦楽 オーケストラ・シンフォニカ・G・ロッシーニ マリーナ・レベカ(ソプラノ) オペルトよりシンフ…
またペーザロに戻ってきたぜ! 青い空、穏やかな海、パラソルで埋まったビーチ、降り注ぐ陽光・・・これだ! オレはこれを1年間待っていたのだ! イヤッホー! さあ、友よ、一緒に歌おうではないか! さん、はい、 「う~みぃーわ~、ひろいーなー、おおき…
メインとなるオペラの合間を縫って行われるベルカント・コンサート。今年はマイケル・スパイレス、セルソ・アルベロ、シー・イジェの3人による3公演。いずれも午後5時開演、休憩なしの1時間半程度のミニコンサートであるため、午後8時からのメイン・オ…
午後5時からペーザロでコンサート チケットの引き取りがあるため、時間の余裕を持ってペーザロのホテルにチェックイン リミニからペーザロの電車の時刻スケジュール 1時間に1本程度しかないリミニ-サンマリノ間のバスの時刻スケジュール ・・・と、予定…
全日空とルフトハンザの共同運行による午前1時羽田発便は定刻に離陸し、経由地であるフランクフルトに予定どおり午前6時に到着した。 「オペラやコンサートの本場」であると同時に「うまいビールがしこたま飲める」ドイツは、ビール好きの我々にとってはた…
久々の長期休暇だったが、めちゃくちゃ疲れている。 ビーチでゆっくりのんびりしてきたつもりだったのに、この疲れはやっぱり年なのか?? さて、今回の旅は、ほぼ完璧と言っていいくらい順調で、あのイタリア国鉄でさえ遅延が一回もなかったのは、ちょっと…
ペーザロ・ロッシーニ・オペラフェスティバル、来年のメインオペラが発表になっています。 アルミーダ、パルミーラのアウレリアーノ、幸せな間違い、の3つだそうで。 う~ん、こりゃまたマイナーな(笑) さて、どうしよう? じっくり検討しよっと。