クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

ドイツ

2023/5/21 マーラー・フェスティバル2 交響曲第10番

2023年5月21日 マーラー・フェスティバル Ⅱ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 ロバート・トレヴィーノ管弦楽 バーミンガム市交響楽団マーラー 交響曲第10番(クック補筆版) さすがはマーラー・フェスティバル。未完の第10番をクック補筆による全…

2023/5/21 ライプツィヒ2

マチネーの素晴らしい演奏を聴いた後のアフタヌーン。余韻に浸りつつ、ライプツィヒ造形美術館に行って静かに美術鑑賞。いやー、なんて素敵なヴァカンス。 美術館の入口にはベートーヴェンをモチーフにした彫像が。 ベートーヴェンって、ライプツィヒと関連…

2023/5/21 マーラー・フェスティバル1 交響曲第2番 復活

2023年5月21日 マーラー・フェスティバル Ⅰ (会場:ゲヴァントハウス)指揮 アンドリス・ネルソンス管弦楽 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団合唱 MDR放送合唱団ニコラ・ヒッレブラント(ソプラノ)、ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプ…

2023/5/20 ピーター・グライムズ

2023年5月20日 ライプツィヒ歌劇場ブリテン ピーター・グライムズ指揮 クリストフ・ゲッショルト演出 ケイ・リンクブレンデン・グンネル(ピーター・グライムズ)、マルティナ・ヴェルシェンバッハ(エレン)、トゥオマス・プルショ(バルストロード…

2023/5/20 ライプツィヒ1

ライプツィヒにやってきた。2019年1月以来、4年ぶり。その前回2019年の旅行は、体調不良(風邪?)に見舞われて、大変だった。観光をしようと思っても身体が動かず、ここライプツィヒでも、バッハが眠っている聖トーマス教会の中で一時間くらい、…

2023/5/19 フランチェスカ・ダ・リミニ

2023年5月19日 ベルリン・ドイツ・オペラザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ指揮 イヴァン・レプシッチ演出 クリストフ・ロイサラ・ヤクビアク(フランチェスカ)、ジョナサン・テテルマン(パオロ)、イヴァン・インヴェラルディ(ジョヴァン…

2023/5/19 ベルリン

デュッセルドルフからベルリンへ、飛行機を使って移動。利用したのは「ユーロウィングス」というルフトハンザの子会社LCC。 こうしたLCCを利用するにあたり、注意すべき事項がある。航空運賃は安いが、安いからにはそれなりの制約があるということだ。…

2023/5/18 死の都

2023年5月18日 ライン・ドイツ・オペラコルンゴルト 死の都指揮 アクセル・コーバー演出 ダニエル・クレーマーコービー・ウェルシュ(パウル)、ナージャ・ステファノフ(マリエッタ)、マーラ・グセイノヴァ(マリー)、エンメット・オハンロン(フ…

2023/5/18 デュッセルドルフ

フランクフルトから特急ICEで約1時間半・・・のはずが、案の定遅延し、2時間かかって到着したデュッセルドルフ。 デュッセルドルフといえば、以前に到着早々、液体ぶっかけ強盗未遂被害に遭遇した、イヤな記憶が蘇る場所だ。この時、「海外旅行中はどこ…

4月に続き、再びヨーロッパへ

今、フランクフルトにいる。前月に続き、またドイツにやってきた。そう。「また」なのだ。なぜなら、私にとって今年は、失われた3年間を取り戻そうと強い決意で臨む年だからだ。覚悟は出来ているのだ。 正直に言うと、旅行費用はものすごくかかる。物価高に…

2023/4/11 後宮からの誘拐

2023年4月11日 バイエルン州立歌劇場モーツァルト 後宮からの誘拐指揮 ギエドレ・シュレキーテ演出 マルティン・ダンカンナデツダ・パヴローヴァ(コンスタンツェ)、カロリーネ・ヴェッテグレン(ブロンデ)、アラスダイール・ケント(ベルモンテ)…

2023/4/11 ミュンヘン

ベルリンからミュンヘンに移動。毎日毎日移動。そして毎晩毎晩オペラ鑑賞。 昔、母親に「そういう旅行、楽しい?」と聞かれたことがある。真顔で。ばかたれ、何を言うか、楽しいに決まっているのである。だからやっているのである。別に苦行しているわけでは…

2023/4/10 神々の黄昏

2023年4月10日 ベルリン州立歌劇場(フェストターゲ2023)ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より 「神々の黄昏」指揮 トーマス・グッガイス演出 ディミートリ・チェルニャコフアンドレアス・シャーガー(ジークフリート)、ラウリ・ヴァサール(グン…

2023/4/10 バーデン・バーデンからベルリンへ

バーデン・バーデンからベルリンへ移動。4度目、そして最後のベルリン。シュターツ・オーパーのリング鑑賞は、今宵の「黄昏」で完結。開演時間は午後4時。ホテルで公演に備えた休息を確保したいのなら、できれば午後1時頃にはベルリンに戻ってきたい。 前…

2023/4/9 イースター・フェスティバル 影のない女

2023年4月9日 バーデン・バーデン祝祭劇場 イースター・フェスティバルR・シュトラウス 影のない女指揮 キリル・ペトレンコ演出 リディア・シュタイアー管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団クレイ・ヒリー(皇帝)、エルザ・ファン・デン・ヘ…

2023/4/9 バーデン・バーデン

午前4時過ぎに起床。まだ夜も明けない5時にホテルをチェックアウトし、ベルリン・ブランデンブルク国際空港に向かった。午前7時15分発のフランクフルト行きの飛行機に乗るためだ。本日の目的地はバーデン・バーデン。ドイツ南西部、フランス国境に近い…

2023/4/8 ジークフリート

2023年4月8日 ベルリン州立歌劇場(フェストターゲ2023)ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より 「ジークフリート」指揮 トーマス・グッガイス演出 ディミートリ・チェルニャコフアンドレアス・シャーガー(ジークフリート)、シュテファン・リュガマ…

2023/4/8 ベルリン3

ベルリンにやってきた。3度目。戻ってきたという言い方が正しい。リング・チクルスを観ているのだから当然である。つまり、あともう1回「またベルリンに戻ってきた」がある。 午前11時半に到着。たまたま宿泊ホテルが東地区だったので、イーストギャラリ…

2023/4/7 アラベッラ

2023年4月7日 ザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)R・シュトラウス アラベッラ指揮 ダーヴィト・アフカム演出 フロレンティーヌ・クレッパージャックリン・ワーグナー(アラベッラ)、ニコラ・ヒッレブラント(ズデンカ)、ボー・スコウフス(…

2023/4/7 ドレスデン2

ハレからドレスデンに移動。3日(月)に続いて、またドレスデンにやってきた。3日の公演は「ばらの騎士」だった。本日は「アラベッラ」。両方ともR・シュトラウス。 実は今、ここザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)で「R・シュトラウス・ターゲ」…

2023/4/6 夏の夜の夢

2023年4月6日 ハレ劇場ブリテン 夏の夜の夢指揮 ミヒャエル・ヴェンデベルク演出 ワルター・スットクリフレアンドロ・マルツィオッテ(オベロン)、ヴァネッサ・ヴァルトハルト(タイターニア)、セルゲイ・ミシュチュレンコ(パック)、キム・チュル…

2023/4/6 ハレ

ハレという街をご存知であろうか。普通の人は知らないかもしれないが、クラシックファンなら是非知っておいてほしい、ずばり「ヘンデルの生誕地」である。毎年ヘンデルの名を冠した音楽祭も開催されている。初訪問。今回の旅行の中で唯一初訪問する都市でも…

2023/4/5 ワルキューレ

2023年4月5日 ベルリン州立歌劇場(フェストターゲ2023)ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より 「ワルキューレ」指揮 トーマス・グッガイス演出 ディミートリ・チェルニャコフロバート・ワトソン(ジークムント)、ミカ・カレス(フンディング)、ミ…

2023/4/5 ベルリン2

連日のようにオペラを観、そして移動を繰り返す今回の旅行だが、この日は連泊し、ベルリンに留まる。このため、午前中から観光に時間を充てることが出来る。そういうことで、郊外に出掛けた。ベルリン郊外にはポツダム宣言で知られる街ポツダムがあるが、そ…

2023/4/4 ラインの黄金

2023年4月4日 ベルリン州立歌劇場(フェストターゲ2023)ワーグナー 楽劇ニーベルングの指環より 「ラインの黄金」指揮 トーマス・グッガイス演出 ディミートリ・チェルニャコフミヒャエル・フォレ(ヴォータン)、ロランド・ヴィリャゾン(ローゲ)、…

2023/4/4 ベルリン1

ドレスデン午前9時発の電車に乗り、ベルリンに向かった。午前11時到着の予定だったが、遅延で午前11時25分着。そうそう、これこれ。これがドイツ鉄道の日常茶飯事。 ベルリン市の中心部を横断し、有名なブランデンブルク門に通じる幹線道路「6月17…

ドイツ鉄道について

4月4日の朝、ドレスデンからベルリンに戻った。2時間と少々の電車移動である。今回の旅行では、連日のように鉄道を利用して移動を繰り返している。 ここでちょっと、ドイツ鉄道(DB=ドイチェ・バーン)について、紹介しようと思う。DBは、昔は国有鉄…

2023/4/3 ばらの騎士

2023年4月3日 ザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)R・シュトラウス ばらの騎士指揮 コルネリウス・マイスター演出 ウーヴェ・エリック・ラウフェンベルクカミッラ・ニールント(マルシャリン)、ペーター・ローゼ(オックス)、ソフィー・コッ…

海外公演は予定どおりにならない

今回の旅行、どこで何をやっていて、その中から何を鑑賞するか、というリサーチは、随分と前から着々とやっていた。そんな中で、バレンボイム指揮のベルリン州立歌劇場で「ニーベルングの指環」、それからティーレマン指揮のザクセン州立歌劇場(ゼンパー・…

2023/4/3 ドレスデン1

ドレスデンにやってきた。フランクフルトもドレスデンも、これまでに何度も訪れたことがある馴染みの街。正直に言って、観光的には既に見尽くしてしまい、新鮮味はまったく無い。でも、今回はコロナ後の久しぶりの旅行である。だから、「ようやく来たぞ! う…