クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

各オケの新シーズンラインナップ

在京プロオーケストラの来年(2026年)以降の新シーズン公演ラインナップが、続々と発表されている。主なところでは、読響とシティ・フィルを除き、ほぼ出揃った感じだ。
「さてさて、何をやるのかな?」「どんな指揮者やソリストが登場するのかな?」と期待しながらそれぞれのスケジュールや演目を眺めるのは、楽しい。目ぼしい公演が見つかると、まだまだ先の話なのに、早速カレンダーに予定を入れてしまうし、日程が重ねっていると、思わず「マジかっ!」と呟いてしまう。

中には、「えー! それやるか!?」みたいに思わずワクワクしてしまう注目公演もある。

私が個人的に仰け反ってしまったのが、マニアックだが隠れ名曲であるF・シュミットの「7つの封印の書」を、2026年9月のほぼ同時期にN響と東響がやること。
演奏されるだけでも珍しいのに、それが同時期って・・・いくら偶然とはいえヤバいっしょ・・。

N響は26-27新シーズンの開幕公演で、指揮はもちろんF・ルイージ
一方の東響は、創立80周年を記念し、新音楽監督L・ヴィオッティの指揮で。
いやー、こりゃ両方行かないとしゃーないな。

N響の場合、本演目は定期公演1000回記念演奏会の候補曲の一つだった。ファンからのアンケートによる選考にしてしまったため、結局無難にマーラー交響曲第8番「千人」になってしまったが(そりゃー、そうなるわ)、もしかしたらルイージは、本当はこの作品をやりたかったのかもしれないなあ・・。


次にびっくりしたのは、私だけでなく多くの人も目がテンになったと思うけど、ジョナサン・ノット都響客演!

なんじゃそりゃ(笑)。
ノットは、あれか、契約が終了してもまたまた東京交響楽団が出演をオファーしてくれたのだと勘違いし、思わずサインしたら、実は東京「都」交響楽団でした、ちゃんちゃん、みたいなボケ話か??

それにしても節操がないなー。
と言いつつ、私もしっかりカレンダーに予定を入れてしまいました(笑)。

現在来日中のブロムシュテットは、やはり来年のN響公演にも登場する。
本当なら「大丈夫か!?」という心配が先に来てもおかしくないが、今年の様子を見る限り、来年も全然いけそうな気配。
発表されてないだけであって、実はもう再来年の出演も押さえてあるのではあるまいか!?
百寿記念演奏会。いやー、すごいことになりそう。


あとは、日本フィルでラザレフ将軍の帰還、是非実現してほしい。

それから、2027年2月、インバル&都響ブルックナー交響曲0番と00番のプログラムも、レア演目で超面白そう。00番は生で聴いたことないんだよなー。
0(ゼロ)はドイツ語でヌル。00は「ヌルヌル」。

なんか気色悪そう(笑)。