チューリッヒにやってきた。
真冬のスイスだというのに、結構暖かい。この日の最高気温は10度であった。過去に冬季に訪れた時、最高気温がマイナス8度、街全体が完全に凍っていたり、雪で真っ白だったり、ということがあったので、拍子抜けだ。やっぱり温暖化の影響なのか。グレタさんの活動が脚光を浴びるわけである。
チューリッヒ市街を一望できるユートリベルク山に登った。
登ったといっても、頂き付近まで鉄道(Sバーン)が敷かれており、中央駅から20分で訪れることができる。高さにしても、わずか869メートルの小山だ。
山頂には展望塔があって、更にそこを登ると(有料2ユーロ)、360度の大パノラマが開ける。眼前を見下ろすとチューリッヒ市街、細長いチューリッヒ湖のはるか先には、スイスが誇るベルナーオーバーラントの名峰の数々。この雄大な眺めは実に壮観だ。「スイスに来たぜ!」って感じ。