クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

スポーツネタ  テニス、それからユーロ

5月にパリで全仏オープンの1回戦を観たことで、帰国後も、その後のトーナメントの行方について注視しながらテレビ観戦していた。
私が現地で観たヤニック・シナー選手は、残念ながら決勝に進出出来なかったが、最新の世界ランキングで1位となった。イタリア人として史上初だとのこと。

まだ22歳。
そして、準決勝でシナーを破って決勝に進出し、見事に優勝したスペインのアルカラスも21歳。
一方、これまでずっと世界をリードしてきた王者ジョコビッチ(37歳)は、怪我という不運な理由もあったが、準々決勝に進むことが出来なかった。ナダルも初戦敗退。

新たな時代が、今、確実に幕を開けようとしている。

シナーとアルカラスは、これからもずっとライバルとして覇権を賭けて競い合い、壮絶な試合を繰り広げていくのだろう。私はちょっとだけシナーに肩入れしつつ、輝きを放つ二人をこれからも注目していきたい。

最新のニュースとして、スペイン・テニス協会が、パリ・オリンピック派遣の代表選手として、ナダルとアルカラスの二人を選出したことを正式に発表したそうである。
シングルスだけでなく、もしかしたらダブルスで二人が組むかもしれず、もしそうであれば、夢のタッグになるだろう。スペインにとってだけでなく、世界が沸くコンビの誕生ということで、是非実現してほしい。

それにしても全仏を観ていて思ったのだが、グランドスラム大会の場合、男子は3セット奪取によって勝利が決まる方式。もしフルセットまでもつれ込むと、試合時間は4時間超え確実。いや、恐ろしく長い。今大会でも、4回戦のジョコビッチ戦では午前2時を過ぎてもまだ試合が続いていたのだが、そんなのあり??
やっている方も大変だろうし、観ているお客さんもうんざりでは? いいんでしょうか、これで?

 

さてさて、いよいよ始まるサッカー・ユーロ2024。
国内放映がずっと決まらず、ファンはやきもきしていたが、最後の最後で、WOWOW、そしてABEMAが放送及び配信することが決定した。
放映権料を巡り、裏では相当の駆け引きを繰り広げていたであろうことは、想像に難くない。

一足先にWOWOWが放映権獲得を発表し、SNSでは「WOWOWさん」がトレンド入りするなど、多くの人が感激に咽いだが、こちらは有料放送。その後、ABEMAの無料配信決定が発表されると、WOWOW絶賛の声が一気に萎んでしまった(笑)。

まあそれでも、WOWOWを支持し、WOWOWで視聴する人は根強くいると思う。私もその一人。サッカー放送の実績十分、何と言ってもチャンピオンズリーグの放映権を握っているのだからね。これは強い。


気になる優勝争いでは、下馬評が高いのがイングランド、フランス、そして開催国ドイツの3か国。これに、スペイン、ポルトガルが次ぐ。
いかにもありきたりな強豪国の名前が並び、あまり面白くないが、でも順当な感じ。私も、「やっぱフランスかなー」なんて思っている。

個人的に注目しているのがポルトガル
さすがにクリスティアーノ・ロナウドはもういいとして、マンチェスター・シティ在籍のベルナルド・シウバ選手の個人能力を非常に高く買っていて、彼が大活躍する姿を是非見たいのだ。

あとは開催国ドイツ。
日本にボロ負けしてから、知将ナーゲルスマンがどれほど立て直してきたかが焦点。今大会で引退を表明しているレアルのトニ・クロースの最後の勇姿も目に焼き付けたい。

ワールドカップもそうだが、大会が始まり、連日試合を観戦していると、1か月があっという間に過ぎる。そうこうしているうちに、次の旅行がやってくる。楽しみだね~。