しかし、予定変更。
理由は自らの体調面を考慮してのことだったが、「午前に到着」→「ホテルにチェックインしたい」→「部屋の用意ができておらず、チェックインできない」→「出直しを余儀なくされるか、もしくは待たされる」という風になるのが、とにかく嫌だった。
それにしても、今回ほど観光をしない旅行は珍しい。おそらくこんなことは今までで初めてかもしれない。
せめてもの救いは、どこの都市も過去に訪れたことがあり、観光ポイントも巡っているという気休めだけだろう。
そうは言っても、やっぱりライプツィヒに来たら、バッハが眠っている聖トーマス教会だけは最低限訪れなければ。



同教会のすぐ隣にバッハ博物館がある。もちろん以前に訪れているが、私が訪れたその後にリニューアル改装されたと聞いた。
ならばと、今回訪問を楽しみにしていたが、なぜかどういうわけか、「クローズ」だった。定休日でもないのに、とにかくお休みだった。なんでかなあ・・。
1時間位聴いていたかなあ。何かスピリチュアルな神秘体験をした気分になった。
バッハの音楽は、やはり教会で聴くと、心に染みる。それがマタイだったら、なおさらのこと。聴いた場所が聖トーマスなら、更になおさらのこと。